鈴鹿央士、色黒&爆発ヘアの“クセつよ”キャラに  『花まんま』婚約者・有村架純のために奮闘する姿に注目

映画『花まんま』鈴鹿央士の場面写真 (C)2025「花まんま」製作委員会

鈴鹿央士、色黒&爆発ヘアの“クセつよ”キャラに 『花まんま』婚約者・有村架純のために奮闘する姿に注目

3月25日(火) 8:00

鈴木亮平と有村架純が兄妹役で初共演する映画『花まんま』より、中沢太郎役の鈴鹿央士が役作りの裏話やキャラクターの魅力について語ったコメントが到着した。

【写真】本物のカラスと芝居をする鈴鹿央士

原作は、2005年に第133回直木賞を受賞した短編集『花まんま』(文春文庫)。記憶の濃淡を丁寧に語り分けながら、人間の哀しさや温かさを繊細に織り込む巧みな筆致で評価される作家・朱川湊人の代表作で、ある兄妹の不思議な体験を描いた物語だ。

早逝した両親と交わした「兄貴はどんな時も妹を守るんや」という約束を胸に、たった1人の妹の親代わりとして大阪下町で生きる熱血漢の兄・俊樹を演じるのは、鈴木亮平。まもなくの結婚を控えながら、ある〈秘密〉を抱えている妹・フミ子を有村架純が演じる。監督は『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『そして、バトンは渡された』などコメディから感動作まで幅広い表現力を併せ持つヒットメーカー・前田哲。

本作でフミ子の婚約者として登場するのは、鈴鹿央士が演じる中沢太郎。大学の助教授としてカラスの研究を行っている太郎は、カラスと会話できるというユニークな特技を持ち、真っ黒に日焼けした肌と、爆発的な髪型がインパクト大の一見かなりクセの強い青年だ。

鈴鹿は自身のキャラクターについて、「フミちゃん(有村架純)と電車に乗るシーンを撮影したときに、横並びに座ると向かいの窓に2人の影が映ったんです。そのときの僕の頭の大きさがフミちゃんの3倍くらいありました(笑)。僕、それにツボってしまって、もうまっすぐ見れないし、しかも前田監督に“今日ブロッコリーみたい”って言われて(笑)。それも相まって、自分の頭がめっちゃ面白いって思うようになったんです。映像でそれも面白い要素の一つとして見てもらえたらいいなと思いますし、そうして僕もこの頭でみなさんをほぐせたらいいなって思っていました(笑)」と語り、撮影現場はもちろん、映画の中でも癒しの力を発揮するような存在を意識していたことを振り返っている。

そんな濃いキャラクターの太郎だが、真っすぐでお人よしな性格の持ち主だ。フミ子の“秘密”を知った後、彼女の願いを叶えるために力を尽くそうとする優しい一面が描かれている。鈴鹿は役作りについて、「フミちゃんにとって太郎がどういう存在でいられるかということを話し合いました。フミちゃんは姉さん女房みたいな雰囲気で、年上で、引っ張ってくれるような存在。その隣で太郎はついていくだけじゃなく、どういう形で支えられるかというのを考えて、隣にいるだけで安心する人、近くにいてくれると心が穏やかになるような雰囲気を意識しました。フミちゃんと一緒にいるときにどういるかというのは、凄く大きな要素の一つだったと思います」と語り、フミ子を支える立場としての役作りに取り組んだことを明かしている。

また、太郎はカラスと話せるというキャラクターで、現場では本物のカラスと芝居をしている。カラスと会話するシーンに向けて行ったことについて、鈴鹿は「カラスの研究者の方の動画を見て、カラスはどういう時に鳴いて、どういう鳴き方をしているか調べました。また、カラスにはハシブトガラスやハシボソガラスなど、さまざまな種類がいるので、それぞれの鳴き声や生態の違いなどを調べました。あと、カラスのぬいぐるみを家に持って帰り、机の上に置いて、“おはよう”とか“アア(カラスの鳴き声)”と声をかけていました(笑)。太郎がカラスのことを考えているように、僕も生活の中にちょっとずつ取り入れていきました」と念入りに準備したことを語っている。

爽やかな印象の鈴鹿がまさかの“色黒ブロッコリーヘア”で登場し、カラスとの会話をどのように繰り広げるのだろうか。フミ子のために奮闘する太郎の活躍ぶりに注目だ。

映画『花まんま』は、4月25日より全国公開。

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