4月6日(日)の朝9時より放送がスタートする『ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ』は、鬼太郎にゆかりのある著名人がセレクトした『ゲゲゲの鬼太郎』過去回が放送される特別シリーズ。そのセレクターとして、京極夏彦、ウエンツ瑛士、松下奈緒、佐野史郎の4名が追加発表された。
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『ゲゲゲの鬼太郎』は、水木しげるによる名作漫画を原作とし、1968年に第1期が放送されて以降、2018年から2020年までは第6期が放送されるなど、50年以上経った現在でも愛されているテレビシリーズ。幽霊族の生き残りである鬼太郎を主人公に、数々の妖怪が引き起こす怪異を解決していく。妖怪ブームの元祖として根強い人気を確立し、日本全国で知らないひとはいないと言っても過言ではないほどの国民的アニメとして知られる。
そんな『ゲゲゲの鬼太郎』を生み出した水木しげるの没後10年という節目にあたって、4月6日(日)の朝9時より『ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ』の放送がスタートする。鬼太郎にゆかりのある著名人が、過去に放送された第1期から第6期のなかから1話ずつセレクトし、それらが放送されるという内容の特別シリーズだ。
現在発表されているセレクターは、『ゲゲゲの鬼太郎』歴代アニメシリーズにて鬼太郎役を務めた野沢雅子、戸田恵子、松岡洋子、高山みなみ、沢城みゆき、そしてアーティストのAdo。そのうち、Adoはオープニング主題歌を担当することも発表されている。
今回新たに発表されたセレクターは、京極夏彦、ウエンツ瑛士、松下奈緒、佐野史郎の4名で、それぞれ『ゲゲゲの鬼太郎』とゆかりある人物が選ばれた。
小説家として活躍を続ける京極夏彦は、第4期のアニメでは脚本だけでなく、オリジナルキャラクター「一刻堂」のデザインから声優までを務めるなど、『ゲゲゲの鬼太郎』との深い関わりでも知られる。水木しげるのことを師と仰ぐ京極夏彦がいったいどの回をセレクトしたのか、放送が待ちきれない。
ウエンツ瑛士は、2007年、2008年に実写映画化された『ゲゲゲの鬼太郎』『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』にて鬼太郎を演じたマルチアーティスト。子供のころを回想し、「この頃の鬼太郎は完全なるヒーローで、僕らの憧れでした」とゲゲゲ愛たっぷりのコメントも残した。
松下奈緒は、2010年に放送され、水木しげるの妻・武良布枝の自伝を原案にした連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』にて、ヒロイン・布美枝を演じ、ブレイクを果たした女優。そんな水木しげるにとって最も近い人物を全身全霊で演じた松下は、「日本中だけでなく世界中で愛されている鬼太郎、というより水木先生はやはり偉大なお父ちゃんです」と尊敬と親しみの混じったコメントを発表。
最後は、第4期にて吸血鬼エリート役を担当したほか、エリートのイメージソングを作詞作曲、さらには歌唱も担当した『ゲゲゲの鬼太郎』マニアの佐野史郎がセレクターに。水木しげるの功績について、「これまでの妖怪の存在を、あらためて網羅して絵画作品にしたことではあるけれど、それはそのまま、目に見えるものと見えないもの、存在を知覚できるものとそうでないものとをひとつにして感じる力を、伝えてくれたことだと思う」と愛たっぷりのコメントを残した。
水木しげるの没後にも『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』が日本アカデミー賞を受賞するなど、世代を超えて愛され続けている『ゲゲゲの鬼太郎』シリーズ。その原点にまで立ち返る傑作選を、ぜひお見逃しなく。
(C)水木プロ・東映アニメーション
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