登校しぶりやお友達トラブル、長期休みはどうする問題など……。保育園から小学生になると、親のサポートはより複雑に。ワーママにはどんな心構えが求められるのでしょうか?
「小1の壁」って何? どう乗り越えればいいの……?
日本で一番「小1の壁」に詳しいワーママインフルエンサー、
うなぎママ
さんが伝える
リアルな「小1の壁」と攻略法!
仕事と育児の両立に悩むワーキングママへ、著者のうなぎママさんが自身の経験と10万人以上のフォロワーさんから集めた知恵をまとめた1冊。『これ一冊でOK!「小1の壁」完全ガイド』 (講談社)から一部抜粋してご紹介します。
今回は、前回に引き続き
先輩ママたちが入学後に直面した壁
についてお届けします。
こんなところも壁だった! 盲点だった5つのポイント
4 子どものトラブルは予測不能
※画像はイメージです
これは本当に声を大にして言いたいのですが、「子どもの突発的なトラブル」はいつ何時やってくるかわかりません。
園時代は突然の発熱や嘔吐など、子どもの体調不良で会社を休むことがほとんどだったと思いますが、小学生のサポートはもっと複雑になってきます。
子どもが登校渋りをする、友達同士のトラブルやケガ、小学校や学童になじめず問題行動を起こしてしまう……など。ときには学校の先生から呼び出しがあることも。
「我が子に限ってそんなことはないはず」という思い込みは危険で、とくに友人関係でのトラブル等は誰にでも起こり得る
と思っていたほうが良いです。
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トラブルが起きたときは、
まず我が子の話をしっかり聞いて寄り添いましょう。
加えて先生とも相談し、相手がいる場合は相手の親御さんと連絡を取り合う必要が出てくることも。物理的な時間も取られますし、親子で精神的にすり減ることも多いです。しかも、働きながらその調整をしていくことの大変さといったら、言葉では言い表せないほどです。
幸運にもそんなトラブルが一切ない子ももちろんいると思いますが、恐らくほんのひと握り。
「我が子のサポートが必要になる日が来るかも」という心の準備だけはしておいてほしいな
と思います。
5 正直、いつもより大変になる長期休みがキツい
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共働き世帯にとっていつも以上に大変なのが、春休み・夏休み・冬休み。子どもは学校がなくて喜びますが、そのぶん親の負担が増える期間とも言えます。
具体的には「学童のお弁当作り」問題。
長期休み中はお弁当持参の学童がいまだに多く、
中には仕出し弁当を注文できる学童もありますが、「量が多い」「おいしくない」という理由で結局お弁当を持たせている家庭も(我が家は有無を言わさず仕出し弁当をお願いしていましたが……)。
「長期休み中は朝の送りが必須」という学童もあります。
下にきょうだいがいる場合は保育園とのハシゴでひと苦労ですし、「長期休み中は預かり時間が短くなる」ケースもあり、仕事との調整に悩むママ・パパも多いです。
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また、とくに夏休みは大量の宿題が出る学校も。ドリル等は学童でやってもらえるので良いのですが(ただし、丸付けは親が、というところが多い)、自由研究やポスター、工作、習字などの宿題は基本的に家でやるしかありません。平日はもちろん時間がないので土日に取り組むことになり、なんだかいつも以上に大変……。
「どこかに連れていってあげなきゃ」という謎の使命感により土日はお出かけと大型の宿題に追われ、お盆休みを取るために仕事にも追われ、
共働き世帯にとって長期休み(とくに夏休み)は試練のシーズンです。
続きは書籍でお楽しみください。
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