今年6月1日で生誕99年を迎えるマリリン・モンローの人生を捉えたドキュメンタリー映画「DREAM GIRL THE MAKING OF MARILYN MONROE」の邦題が、「マリリン・モンロー私の愛しかた」に決定。5月30日からヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開されることが決定した。
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【画像】第17回ゴールデングローブ賞で最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル)を受賞した「お熱いのがお好き」
併せて、あどけない笑顔を見せるモデル時代のノーマ・ジーンの姿と、夢見ていた女優になり、スターとしての自信と気品を漂わせるマリリン・モンローの姿を捉えた“両A面”ビジュアルが公開された。
本作では、生まれる前に父親が失踪し、映画製作会社RKOで働いていた母親も精神障害を抱えていたため、里親の元や養護施設で育てられ、不遇の子ども時代を過ごした幼少期のモンローの姿をとらえている。性的虐待の傷を乗り越えてモデルとしてキャリアをスタートさせ、女優を夢見る頃の初々しいの姿、大スターとなったものの典型的なセクシーブロンドのイメージを払しょくできずに苦悩する姿、生涯で3度の結婚と3度の離婚をしたスキャンダラスな私生活、そして謎多き死の真相にも新たな見解で迫っている。
若い頃に恋人関係だったトニー・カーティス、バックダンサーとして撮影現場に参加したジョージ・チャキリス、「紳士は金髪がお好き」で共演したジェーン・ラッセル、俳優でありコメディアンのジェリー・ルイスらスターたちが語るモンローとの思い出、元恋人や幼い頃に預けられていた里親の娘など近親者への貴重なインタビュー、伝記作家や心理学の専門家による分析などを通じて、孤独な少女だったノーマ・ジーン・モーテンソン(本名)が、大スター、マリリン・モンローになるまでの歩みを、約12年の歳月をかけて徹底的なリサーチと取材を行って描いたドキュメンタリー映画だ。
【作品情報】
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マリリン・モンロー私の愛しかた
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