シリーズ完結編『TRIGUN STARGAZE』の放送が2026年と発表された。あわせてティザービジュアルが公開。佐藤雅子監督とヴァッシュ役の松岡禎丞のコメントも公開された。
1995年~2007年にわたり連載された内藤泰弘による人気ガンアクションコミック『トライガン』。砂漠の星・ノーマンズランドを舞台とした壮大で作りこまれた世界観と、主人公・ヴァッシュが紡ぎだす己の運命へと立ち向かう戦いと葛藤は、今なお世界中で愛されている。
そんな不朽の名作が、アニメスタジオ「オレンジ」の制作、そして各界のエキスパートたちが集結し、『TRIGUN STAMPEDE』として再始動、新生・トライガンとして世に放たれた。最新の3DCG技術を用い、細部まで作りこまれた圧倒的な映像美、TVアニメとは思えない熱量・スケールで描かれ、作品ファンだけでなく、多くのアニメファンをうならせた。
そしてシリーズ完結編となる『TRIGUN STARGAZE』の製作も決定、さらに3月21日(金)からは放送2周年と『TRIGUN STARGAZE』の製作決定を記念した展示会『TRIGUN STAMPEDE』Exhibitionの開催も決定しておりさらなる盛り上がりを見せている。
そんな『TRIGUN STARGAZE』の放送時期が2026年に決定、さらにティザービジュアルが公開された。
『TRIGUN STAMPEDE』で描かれた、世界を巻き込み街ひとつまるごと壊滅状態に追い込んだ<ロスト・儒來>から2年半後の世界。砂漠の惑星・ノーマンズランドを舞台に、不殺を誓ったガンマン「ヴァッシュ・ザ・スタンピード」と人類の殲滅をもくろむヴァッシュの兄「ミリオンズ・ナイヴズ」との最後の戦いがついにアニメーションで描かれる。本作の監督を務めるのは、スタジオジブリ出身で、『ハイキュー‼ TO THE TOP』や『アニマエール!』の監督を務めた佐藤雅子。シリーズ構成・脚本を、『転生したらスライムだった件』や『シャングリラ・フロンティア』などのシリーズ構成・脚本を務めた筆安一幸が担当する。
公開されたティザービジュアルに描かれているのは、主人公ヴァッシュ。「生きて、苦しめ。」というコピーも入り、その背中、目線からヴァッシュが背負う重い運命を予感させるビジュアルだ。
本ビジュアルは、映画『ルックバック』の監督や『フリクリ』シリーズのメカニックデザインなども担当し、本作ではキャラクターデザインを務める押山清高による描きおろし。
佐藤監督は、「どんな道筋、どんな流れでヴァッシュとナイヴズ、2人の戦いに決着がつくのか。是非原作を手に、両方の物語を楽しんでいただければと思います。」とコメント。
さらにヴァッシュ・ザ・スタンピード役 松岡禎丞からは、「納得のいく終わり方を目指して自分たちも思いっきりお芝居をさせていただいたので、全てを含めて楽しんでいただけたらなと思います。原作を知っていても感情の表現がかなり難しかったんですが、でも1つ言えるのは ヴァッシュは ヴァッシュなんです。それだけは何があっても変わらない。各々がどういう自分の未来を想像して突き進んでいくのか、是非見て確かめてください。」(コメント一部抜粋)とシリーズ完結に向けての意気込みをコメント。「STAMPEDE」から2年半後の世界で描かれるヴァッシュが願い続けた理想とその結末に乞うご期待。
今回のティザービジュアルの公開を記念して、TOHO animation YouTubeチャンネルにて『TRIGUN STAMPEDE』の無料配信が決定。1~3話、4~7話、8・9話、10~12話に分けて、それぞれ1週間限定で配信される。シリーズの振り返り、まだ作品を触れたことが無い方もぜひこの機会にご確認を。
(C) 2023 内藤泰弘・少年画報社/「TRIGUN STAMPEDE」製作委員会
【関連記事】
・『TRIGUN STAMPEDE』シリーズ完結編製作決定! Final PVも公開
・『TRIGUN STAMPEDE』第11話 ヴァッシュを支えていた大切な記憶
・『TRIGUN STAMPEDE』第10話 人類の犯した過ちを知る
・『TRIGUN STAMPEDE』第9話 道を違えた双子の再会
・『TRIGUN STAMPEDE』第8話 物語は最終幕へ! 少しずつ明かされていくヴァッシュの過去