ありもしない「女性有名人の水着投稿」がインスタに次々とアップされる非道。“本物だと信じこむユーザーも数多く存在

コメント欄を見る限り、本物だと信じこむユーザーが数多くいた

ありもしない「女性有名人の水着投稿」がインスタに次々とアップされる非道。“本物だと信じこむユーザーも数多く存在

3月19日(水) 6:52

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幅広い世代が日常的に利用するインスタグラム。現在では飲食店を探すために使う人も多いようで、たんに画像を共有するだけではない存在となっている。

インスタグラムで検索する際、キーワードで画像や動画を探す前に、プラットフォームが厳選したコンテンツをレコメンドされる機能がついている。フォローしているアカウントをはじめ、過去の検索やこれまで見てきた画像から好みを分析し、そのうえでこちらにおすすめとして画像や動画をピックアップしてくれるわけだ。新たな発見ができて非常に助かるが、ときには思ってもみないようなコンテンツが共有されることもある。

「女性有名人の水着投稿」の謎

ちなみに筆者は、原稿制作のためさまざまな芸能人のアカウントをフォローしているので、検索ボタンを押すと男女問わず多数のタレントの画像が勝手に共有される。しかも、最近では女優やグラビアアイドルに関する検索をしていたことで、水着姿の女性の画像ばかり共有され電車で見ているとぎょっとすることも……。

そんなある日、不思議な画像に出会うことになった。女優として圧倒的な人気をほこる「芦田愛菜の水着画像」だ。芦田といえば、ご存じの通り子役時代から活躍しており、これまで水着を着る仕事はしていないはず。にもかかわらず、スタイル抜群の水着姿でニッコリとほほ笑むこの投稿は一体……。この写真やアカウントをクリックしたせいか、その後は石原さとみや新垣結衣など、女性有名人の水着や下着の画像が次々と共有されるようになった。

AIで生成されたフェイク画像を次々と投稿

これらの画像に共通しているのは海外のアカウントが配信しているということ。なぜ、違法性の高い怪しげな投稿がおすすめとしてインスタグラムで共有されるのか?事情をよく知るライター、鈴木氏(仮名)がその背景を教えてくれた。

「インスタでは、フォロワーを稼ぐためセクシーなコンテンツを配信しているアカウントが無数存在します。日本人だけでなく海外のユーザーからも人気で、投稿するアカウントの中には数万人のフォロワーがいる場合も珍しくありません。今回の芦田愛菜や新垣結衣の水着写真は、AI画像生成のソフトを使って制作されたものです。元画像に有名人の写真を取り込めば、無限に水着や下着の画像が生成できる。こうしたアカウントが、フォロワーを詐欺サイトに誘導するケースも多々あり、いわば無法地帯です。最近では、日本の女優が標的になっている場合が多く、インスタの運営も問題視しているようです」

芸能事務所が対策に乗り出しはじめる?

ほかにも画像を捜索してみると、なかには某有名アイドルグループのメンバーを標的にしたアカウントも見つかった。しかも、下着どころかヌードに見える画像まであり、完全に肖像権の侵害になっている。過去には、いくつかの雑誌が女優やアイドルの写真とヌードを合成した「アイコラ(アイドル・コラージュ)」画像を掲載し、裁判にまで発展したこともある。それらのアイコラ画像はネット上の掲示板に掲載されていたこともあり、名誉棄損罪が適用された裁判例もあるほどだ。また、AIの進化に伴い、「ディープフェイク」と呼ばれる本物そっくりの動画や音声を作り出す技術が問題視されたことがあった。

現在インスタグラムで拡散されている画像もアイコラであり、裁判の対象になるのではないだろうか?しかも、何気なくインスタグラムを開いて検索しようとすると勝手に共有される場合もあり、雑誌などに掲載していたアイコラ画像よりたちが悪いと思われる。こういった違法性の高い画像を配信しているアカウントに対し、芸能事務所やタレントたちはどう対処するのか?芸能事務所の関係者に匿名を条件として話を聞いた。

「インスタにアップされているアイコラ画像は、各事務所が頭を悩ませている。どう抗議したらいいのか難しく、そもそもAI生成ソフトで作った画像を訴えられるのかという問題も。とはいえ、ハッシュタグでタレント名まで出し、水着や下着の写真をインスタで配信しているわけで、手をこまねいているわけにはいきません。弁護士に相談している事務所もあるようで、違法画像を配信しているアカウントをどう訴えるか検討しているところのようです。

ハッシュタグでタレントの名前を打ち込んでいるアカウントは、完全にアウトでしょうね。そもそも、インスタはアイドルや女優の写真集の画像やテレビのキャプチャーなど、勝手に配信しているアカウントが多い。これこそ由々しき問題で、芸能プロダクションが合同で運営元に抗議する可能性もあります。特に、“アイコラ裁判”があった時代より技術があがり、AI生成ソフトで作られた画像は本物かと思うくらい精度が高い。それだけに野放しにするわけにはいかない」

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無料登録のAI画像生成ソフトでも、本物と見間違うような画像を制作できる昨今。なんの目的で、インスタグラム上で有名女優の水着や下着画像を配信しているかはわからない。だが、そう遠くないうちにフェイク画像をばらまく悪者へ天罰が下るのではないか。

<TEXT/ゆるま小林>

【ゆるま小林】
某テレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。退社後、フリーランスの編集・ライターに転身し、ネットニュースなどでテレビや芸能人に関するコラムを執筆

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