原作者リチャード・マグワイアと大島依提亜が夢のコラボ!『HERE 時を越えて』オルタナティブポスターが到着

大島依提亜が手掛けた『HERE 時を越えて』オルタナティブポスター2種/[c]2024 Miramax Distribution Services, LLC. All Rights Reserved.

原作者リチャード・マグワイアと大島依提亜が夢のコラボ!『HERE 時を越えて』オルタナティブポスターが到着

3月19日(水) 3:01

名作『フォレスト・ガンプ一期一会』(94)のスタッフ&キャストが再集結した『HERE 時を越えて』(4月4日公開)。本作より、日米の気鋭デザイナーによる海を越えた夢のコラボが実現した。
【写真を見る】大島依提亜による『HERE 時を越えて』オルタナティブポスター1

【写真を見る】大島依提亜による『HERE 時を越えて』オルタナティブポスター1

地球上のある地点に固定カメラを設置し、その場所に暮らす幾世代もの家族が交差して描かれる、愛と喪失、記憶と希望の物語となる本作。巨匠ロバート・ゼメキス監督の最新作であり、動かないカメラで時空を越える、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズの精神を引き継いだとも言える。「すべては、ここ(HERE)で起こる」というテーマのもと、紀元前から現代までを往き来する壮大な時間旅行が映しだされる。

このたび、本作のオルタナティブポスター2点が到着。あわせて、各界の著名人総勢19名から寄せられた応援コメントを収録した特別映像と、気鋭のイラストレーターたちから寄せられた描き下ろしイラスト3点も一挙に解禁になっている。

『HERE 時を越えて』オルタナティブポスター2

オルタナティブポスターを手掛けたのは、『万引き家族』(18)や『ミッドサマー』(19)などの日本版デザインワークを手掛けてきた大島依提亜。ビジュアルに使用されているのは、原作「HERE ヒア」から引用された超貴重なイラストの数々だ。原作はグラフィックデザイナーのリチャード・マグワイアが2014年に手掛けたもので、世界20か国以上で翻訳された300ページにもおよぶグラフィックノベル。2016年アングレーム国際漫画フェスティバル最優秀作品賞を受賞し、日本でも国書刊行会から出版され、作家の円城塔や経済学者の成田悠輔らが書評で取り上げるなど、高い評価を受けている。

映画にも踏襲された“地球の黎明期から遥かな未来までの時間の流れを、小さな部屋の一角から垣間見る”というとてつもなく壮大なテーマが、大島の手によって2枚のビジュアルで表現。悠久の時の中から切り取られた、様々な家族のかけがえのない瞬間が刻まれた印象的なアザービジュアルとなっている。

日本とアメリカ、2人のグラフィックデザイナーの海を越えた合作ともいえる今回のオルタナティブポスター。その完成に際して、マグワイアと大島の両名からのコメントも到着した。大島は「新作となれば即劇場へ、そのフィルモグラフィを自分の人生と共に追い続けてきた監督であるロバート・ゼメキス。その新作に携われる(日本版のデザインという末席ではあるものの)日が来ようとは思ってもみなかったので夢のようです」とゼメキス監督の大ファンであることを明かす。続けて、今回のコラボレーションについて、「原作であるリチャード・マグワイアの傑作グラフィックノベル『HERE ヒア』の美しい絵を使わせていただき、さらに光栄でした」と原作者へのコメントも寄せている。

一方、マグワイアは「ゼメキス監督が僕に会いたがっていると連絡が来た時は信じられませんでした。彼はやる気まんまんで僕の本とまったく同じ映画を作りたいと言いましたが、僕には不可能に思えました。資金を調達しなければならないと言っていたので、こんな実験的な本のハリウッド映画化に関心を寄せる人なんて誰もいないだろうと思ったんです。でも、奇跡的にそれが起こったんです!」と映画化の経緯を振り返る。さらに、「いろいろなデザインを受け取りましたが、どれも気に入っています。敬意をもって再構築されたデザインを見て、とてもエキサイティングでした!」と大島による日本オリジナルのオルタナティブポスターにも絶賛の声を贈っている。

坂内拓による『HERE 時を越えて』のイラスト

本作にインスパイアされたイラスト3点と、各界の著名人19名からの応援コメント&特別映像も到着。イラストを描き下ろしたのは、日常風景を抒情的に捉えたイラストで「Pen」や「& Premium」などの表紙を手掛けてきた坂内拓、「SCREEN」や「POPEYE」などに印象的な劇画調の俳優イラストを多く寄稿するうえむらのぶこ、ポップなイラストで映画のあらすじを紹介する四コマ漫画を得意とするフクイヒロシの3名。3者それぞれのタッチが本作に見事にマッチしたイラストとなっている。

うえむらのぶこによる『HERE 時を越えて』のイラスト

また、映画監督の山崎貴やこがけんをはじめ、家の一角を定点観測する本作にちなみ窓や建築のスペシャリストといった面々が応援コメントを寄せている。山崎は「ゼメキス監督がまたも前例のない映画作りに取り組んでいるのを見て感服しました」と絶賛。「道化師の蝶」で知られる芥川賞作家の円城塔も「あなたの皮膚を一枚めくると、そこには母や父の皮膚が現れ、先祖たちの、そうして見知らぬ人々の、通り過ぎていった人々の皮膚がどこまでも続き、それらの全てがいまのあなたを形作っているという、そんな感覚」と未体験の物語である本作を詩的に表現する。未解禁の本編映像をふんだんに使用した特別映像には、これらの寄せられたコメントと壮大なストーリーが重なり合い、さらなる感動を生む、大満足の内容となっている。

フクイヒロシによる『HERE 時を越えて』のイラスト2コマ目

『HERE 時を越えて』に応援コメントを寄せた一人である、俳優の鈴木保奈美が登壇するトークショー付き試写会も3月26日(水)に開催決定。イベントでは、自身の“思い出”を交えながら、“家族”をテーマにした作品の魅力をたっぷりと語る予定となっている。

■<コメント>

●リチャード・マグワイア(『HERE 時を越えて』原作者)

「ロバート・ゼメキス監督が僕に会いたがっていると連絡が来た時は信じられませんでした。彼はやる気まんまんで僕の本とまったく同じ映画を作りたいと言いましたが、僕には不可能に思えました。資金を調達しなければならないと言っていたので、こんな実験的な本のハリウッド映画化に関心を寄せる人なんて誰もいないだろうと思ったんです。でも、奇跡的にそれが起こったんです!今回は、日本の配給会社から、私の本の画像をオルタナティブポスターデザインとして使用すると連絡があり、とてもうれしく思いました。映画化の原作が認められたのはうれしく、感謝しています。いろいろなデザインを受け取りましたが、どれも気に入っています。敬意をもって再構築されたデザインを見て、とてもエキサイティングでした!」

●大島依提亜(グラフィックデザイナー)

「新作となれば即劇場へ、そのフィルモグラフィを自分の人生と共に追い続けてきた監督であるロバート・ゼメキス。その新作に携われる(日本版のデザインという末席ではあるものの)日が来ようとは思ってもみなかったので夢のようです。今回制作したオルタナティブポスターでは、原作であるリチャード・マグワイアの傑作グラフィックノベル『HERE ヒア』の美しい絵を使わせていただき、さらに光栄でした。この思いもよらぬ着想に満ちた原作を見事に再創造した本作、普段映画を観ている中で意識されることのないカメラの揺るぎない存在と意味にうるうるしっぱなし。そう、この映画、カメラとそのまなざしに泣かされます」

●赤ペン瀧川(映画プレゼンター)

「全編ほぼ定点撮影とかマジかよ…凄すぎるぜ、ロバート・ゼメキス…。そして描かれるのは“壮大な家族の物語”だ。大胆な挑戦と、繊細な物語。映画の魔法をふんだんに詰め込んだ素敵な傑作!」

●赤山恭子(映画ライター)

「いつだって、選ばなかった道がある。喜びも後悔もひとまとめで自分の人生であり、選んだ道こそが正しかったと、この映画の主人公である、うつろいゆく“家”は静かに語りかけてくれた」

●五十嵐太郎(建築史家、東北大学大学院教授)

「リビングに固定された視点。その位置は決して変わらない。だが、空間にフレームを出現させながら、異なる時間をコラージュすることによって、物語が重奏化していく」

●ISO(ライター)

「太古からコロナ禍までをつなぐフレームが映すもの。それは愛も幸福も価値観もすべてが変わりゆくということ。壮大な時の流れを前に、人の営みなど無数の泡沫にすぎず、いつか必ず消える。その残酷な理があるからこそあらゆる瞬間が尊いのだと、このドラマは悠然と物語っている」

●映画.com編集部

「ちょっと待ってほしい、こんなにすごい映画だったとは…!“観る”ではなく“一生”を生きる体験だ。カメラは固定されビタッと動かないが、時代と空間が動き続ける。ゆえにダイナミズムがすさまじい。観客の脳のヒートマップは、あちこちが真っ赤に光り続けるだろう。あなたはこれから、人生を駆け抜けることになる――忘れられない104分間。幸福に包まれるラスト」

●円城塔(作家)

「あなたの皮膚を一枚めくると、そこには母や父の皮膚が現れ、先祖たちの、そうして見知らぬ人々の、通り過ぎていった人々の皮膚がどこまでも続き、それらの全てがいまのあなたを形作っているという、そんな感覚」

●大西萌(窓研究所)

「『HERE』は、人生といういくつもの『窓』が交錯する物語である。それは時空を越え、かつてここで暮らした誰かの生活を『いま、ここ』において接続する」

●岡田惠和(脚本家)

「まったく新しい映像体験。見終わると、豊かな物語を見た幸福感に包まれます」

●こがけん(芸人)

「同じ場所に暮らした何世代もの人生をまさかの定点カメラで描く驚異の映像体験に…オーマイガー!一人、また一人と家族が増え、時に居なくなる。その時々にドラマがあり、それを乗り越えてまた生きる。固定フレームに過去と未来を交錯させながら、かつてないほどささやかな個々の“暮らし”を描いた本作は、歴史を超えたもっとも小さなスペクタクルだ!」

●坂内拓(イラストレーター)

「永遠ではない日常の出来事、些細な感情や何気ない瞬間。始まりも終わりも孤独も希望も、すべてを包み込む場所が自分にもあってほしいと強く思えた」

●SYO(物書き)

「見知らぬ土地に刻まれた、居住者たちの記憶と感情。自分と無関係な他者の生を定点観測していたはずが不思議なことにフレームに個人史を重ね始めていた。そして最後には静かに涙した。これが映画の魔法か」

●新谷里映(映画ライター)

「定点観測と時間旅行をこんなふうにアレンジするなんて!いま自分がいる“この場所”は、かつてどんな風景だったのだろう、誰がどんな人生を送ったのだろうと、観る者の想像力を広げてくれる驚きに満ちた映画だった」

●鈴木保奈美(俳優)

「家族の、人類の、生物の、地球の歴史。いまわたしたちが暮らしているのは奇跡なのだと、スクリーンの魔法が語りかける。あまりにも平凡であまりにも輝かしい、どこにでもある、ここにしかない物語」

●DIZ(映画アクティビスト)

「人生の尊い瞬間が詰まった時空を超える物語。神のような視点で様々な人生を追体験することで、どんな人にも幸せも苦しみも奇跡も訪れることに気づく。後悔している過去も不安な未来も、すべての瞬間を大切に抱きしめたくなる素晴らしい映画です」

●成田悠輔

「原作漫画を読んでくれ。この映画の前に。いや、贅沢は言わない。映画の後でもいい。原作漫画を読んでくれ。言いたいことはそれだけだ。どうか原作漫画を読んでくれ」

●野中モモ(翻訳者・ライター)

「これはシリーズ化希望、地球上のほかの場所でほかの監督の『HERE』も観てみたい!と思ってしまうほど面白く、同時にゼメキス監督のこれまでが甕に継ぎ足された秘伝のたれのように唯一無二の味わいを出す。感服しました」

●山崎貴(映画監督)

「定点カメラで切り取ったたった一つの場所の様々な時代。そこでの小さな営みの積み重ねを眺め続けることで、人は自然とスクリーンの奥に自分の人生を再発見するのではないでしょうか?ゼメキス監督がまたも前例のない映画作りに取り組んでいるのを見て感服しました」

●山崎まどか(コラムニスト)

「壮大な歴史における一幕も、ささやかな家族のストーリーも、全てが『ここ』で展開している。ゼメキスは彼にしかできない映像表現で重層的な時間の連なりを見せて、ほかのどこでもない、『いま』『ここで』生きる人たちの物語を肯定しているのだ」

●よしひろまさみち(映画ライター)

「先史時代から現代、同じ場所に据え置いた設定のカメラで往来する、ゼメキス版“ツリー・オブ・ライフ”。ややステレオタイプなアメリカの家族観がベースながら、時代を超え繰り返される喜怒哀楽に共感」

文/平尾嘉浩


【関連記事】
ラストに驚愕する人続出…!「とんでもない傑作」「こんなに面白いとは」「今年のベスト入り確実」『教皇選挙』の見どころを解説
げみ、ざしきわらし、金子幸代、フーカ・コバヤシが描き下ろし『片思い世界』イラスト版ポスター
ロバート・ゼメキス監督、トム・ハンクス、ロビン・ライトが舞台裏を明かす!『HERE 時を越えて』特別映像
リビングから恐竜の時代、そして氷河期へ…『HERE 時を越えて』壮大な時間旅行へいざなう本編冒頭映像
トム・ハンクス&ロビン・ライト共演!ロバート・ゼメキス監督最新作『HERE 時を越えて』公開決定
MOVIE WALKER PRESS

エンタメ 新着ニュース

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ