クマのパディントンの活躍を描くシリーズ最新作『パディントン 消えた黄金郷の秘密』(5月9日公開)。本作より、日本語吹替版予告が解禁となった。
【写真を見る】子グマだった頃のパディントンも登場するなどルーツが明かされる!?
南米ペルーからロンドンへやって来て、ブラウン一家の一員となったパディントン。“紳士”な性格から街の人気者になった彼は、ついに正式に英国国民と認められる。そんな時、老グマホームに入居していた育ての親のルーシーおばあさんが行方不明になったという報せを受け、パディントンがブラウン一家と共にペルーへ里帰り。ジャングルの秘境を舞台に大冒険を繰り広げる。
前作『パディントン2』(17)から7年ぶり、3作品にわたりパディントンの吹き替えを務めるのは松坂桃李。パディントンと一緒に暮らすブラウン一家の長、ブラウンさん(ヒュー・ボネヴィル)役の古田新太、ブラウン家の長女ジュディ(マデリン・ハリス)役の三戸なつめも続投する。さらに、本作の新キャラクターである老グマホームの院長、クラリッサ(オリヴィア・コールマン)役として吉田羊がパディントンファミリーに加わり、吹替版がさらにパワーアップする。
ルーシーおばさんを捜すため、ロンドンを飛びだしてシリーズ最大のアドベンチャー&おっちょこちょいを繰り広げるパディントン。解禁された日本語吹替版予告では、アマゾン川の激流で船の舵を切り、ブラウン一家を引き連れ熱帯雨林を探索、さらに古代遺跡で「インディ・ジョーンズ」さながらのスーパーアクションまで披露する。長いロンドン暮らしで野生の勘を失いつつも、これまでになく勇敢に、でもやっぱりおっちょこちょいでモフモフなパディントンを松坂が魅力たっぷりに演じている。
さらに、古田、三戸が演じるお馴染みのブラウン一家に加え、「あなたなら大丈夫」とパディントンを励ましつつ、どこか怪しい一面を匂わせる吉田のクラリッサ、山路和弘が吹き替えを担当するジャングルの案内人、ハンター(アントニオ・バンデラス)など新キャラクターの姿も確認できる。
あわせて、松坂のインタビュー映像も公開に。「7年ぶり!緊張しましたね!」と前作からのブランクに多少の不安を感じたと明かす。しかし、礼儀正しくチャーミングな雰囲気を持つ松坂とパディントンは本作でも見事にマッチ。「今回はけっこう、パディントンが能動的に動いて色んな冒険をするんですよね!そういう臨場感だったりとか、その中でもパディントンの真摯さを失わないように声を入れさせていただきました」と続け、たくましくなった“都会グマ”の成長と新たな冒険への期待を感じさせる。
壮大な冒険の行方はもちろん、パディントンとブラウン一家の絆、パディントンのルーツが明かされる物語の行方にも注目の『パディントン 消えた黄金郷の秘密』。松坂らの日本語吹替版もぜひチェックしてほしい。
文/平尾嘉浩
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