【写真】「宝島」の第2弾ティザービジュアル
戦後沖縄を舞台に、史実に記されない真実を描き切った真藤順丈による傑作小説「宝島」が9月19日(金)に公開される。この度、妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太が演じる、<沖縄がアメリカだった時代>を生き抜いた4人の幼なじみの姿を捉えたキャラクタービジュアルが公開された。
■沖縄がアメリカだった時代を描く「宝島」
審査委員から満場一致で選ばれた第160回直木賞をはじめ、第9回山田風太郎賞、第5回沖縄書店大賞を受賞し栄えある三冠に輝いた本作を、東映とソニー・ピクチャーズによる共同配給のもと実写映画化。
監督を務めるのは、時代劇からアクション、SF、ドラマ、ミステリーやファンタジーまで、常に新たな挑戦をし続ける大友啓史(『龍馬伝』『るろうに剣心シリーズ』、『レジェンド&バタフライ』)。日本に見捨てられ、アメリカに支配された島、沖縄。全てが失われ、混沌とした時代を全力で駆け抜けた、戦果アギヤーと呼ばれる若者たちの姿を、圧倒的熱量と壮大なスケールで描く。
■幼なじみ4人の信念を映すキャラクタービジュアルが公開
舞台は、全てをアメリカに支配されていた戦後の沖縄。米軍基地から物資を奪い、困窮する住民らに分け与える“戦果アギヤー”となり、自由に生きることを模索していた若者たちがいた。主人公・グスク(妻夫木)、幼なじみのヤマコ(広瀬)、レイ(窪田)そして、みんなの英雄的存在であるリーダーのオン(永山)。いつか「でっかい戦果」を上げることを夢見る彼らだったが、ある襲撃の夜にオンはこつぜんと姿を消してしまう。
たった一夜を境に生きる道が分かれてしまった4人の幼なじみ。今回解禁となったキャラクタービジュアルには、思い思いの表情を浮かべる彼らの姿と共に、それぞれの「信念」ともいえる象徴的な言葉が並べられている。沖縄で生活する人々と共に歩み、姿を消したオンを刑事として捜すグスクは「正義」、最愛の人・オンとの約束を胸に、教師として沖縄の子供たちに寄り添うヤマコは「夢」、グスクやヤマコと同じ思いを抱えながらも、兄・オンを見つけ出すためにヤクザへの道を選んだレイは「闘志」、そして、沖縄の行く末を案じたまま突如姿を消したオンは「未来」。
また、併せて添えられた「なぜ英雄は消えたのか?20年後に明かされる衝撃の真実」というコピー。残された3人が英雄オンの姿を胸に秘め、激動の時代を駆け抜けた日々、そして彼らの運命を大きく変えた“あの夜の真相”と、20年後に明かされるオンが消えた真実に期待が高まるキャラクタービジュアルとなっている。
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