ふと気が付けば、3月も後半戦。4月を目前にして「もう新年度!?1年が早すぎる!」なんて、時間の流れの速さを感じるのも毎年のことですよね(私だけでしょうか…?)猫の手も借りたいこの季節、中でも子育て世代の方は目まぐるしい毎日の中へとへとの方も多いはず。そんな皆さんのお疲れやリフレッシュ方法について、レタスクラブWEBが調査しました!
【画像を見る】フルタイム勤務の95%が「家事育児を主に担当」。専業主婦との差は?
(2025/1/9~2025/1/16実施:回答者831人のうち「女性・既婚・子どもあり・23歳~50歳」の145人の回答を抽出)
■ワーキングマザーの95%が、家事や育児を担当。専業主婦と大差ない結果に
最初に、子育て世代の女性たちの「へとへと度合い」をチェック!「身体の疲れを感じることはありますか?」との質問には、回答者の9割が疲れを感じているという回答が集まりました。(「常に感じる34.5%」「時々感じる54.5%」)続いて「どちらでもない」は8.3%、「あまり感じない」は2.8%のみ、「まったく感じない」に至っては回答者はゼロとの結果に。
家事に育児に奔走する子育て世代、特に共働きの世帯だと忙しさは倍増しますよね。インターネット上でも「共働き夫婦、夫と妻どちらが家事・育児をするか」という議論を頻繁に目にするほど、ギリギリのところで生活サイクルをまわしているご家庭が多いということでしょうか。
そこで「家事や子育てを主に担っているのは誰ですか?」との質問をすると、95.9%の女性の方が「自分」を選びました。職業別にすると、専業主婦の97.6%/フルタイム勤務の95.7%が「自分」と回答されていました。フルタイム勤務のワーキングマザーであっても「家のことを主に担当しているのは女性」ということが言えそうです。
■1日1~2時間の自由時間で楽しむのは…ズバリ「推し活」!
ちょっとお疲れ気味な子育て世代の女性たち。仕事や家事に追われない「1日の自由時間」を聞くと、多い回答から「1~2時間(39.3%)」「1時間以内(16.6%)」と並びました。特に子どもが未就学児のうちは「おはようからおやすみまで目が離せない!」という方も多く、まとまった自由時間は取れないですよね。子どもが寝た後の自由時間を目指して、夕方からの家事は猛ダッシュ!というのも"子育てあるある"かも?
毎日1~2時間の自由時間のあいだに、皆さんは何をしてリフレッシュしているのでしょうか?「あなたの気持ちが”アガる”こと」についてアンケートを取ると、「美味しいものを食べる(80.7%)」がトップになりました。続いて、映画や音楽といった「エンタメ(54.5%)」や「友人とのおしゃべり(37.9%)」と続きます。具体的には「推し活」とコメントしてくださる方もチラホラ。好きなキャラクターや俳優など、皆さん思い思いの「推し活」を楽しんでいる様子です。また「息子とおしゃべり」という心温まる回答も。
前年の同調査より5ポイント以上アップした回答は「アウトドア・レジャー(2024年:10.4%→2025年:15.9%)」「美容・ファッション(2024年:23.1%→2025年:29.7%)」の2つ。コロナ禍の自粛モードやマスク着用がトーンダウンした昨今、遠出や美容に興味が向いているのかも。
■我が家の家事、まるっとオマカセしても良いですか!?「家事代行」の注目度アップ
続いて、お疲れの原因にもなり得る「家事」についてフォーカス。時短やスマート家事が注目されていますが、子育て世代の皆さんはどのような商品やサービスを利用しているのでしょうか?回答は以下の通り。
・食洗機:33.1%
・全自動乾燥洗濯機:26.2%
・調理家電:22.1%
・お掃除ロボット:21.4%
・家事代行サービス:6.2%
・その他:0.7%
・この中にはない:38.6%
"新三種の神器"として挙げられる「全自動乾燥洗濯機・食洗機・お掃除ロボット」ですら2~3割程度の利用率と、まだ広く普及しているわけではなさそうです。外付けの食洗機はシンクまわりに置き場所がなかったり、子どもが小さく物が散乱しがちなご家庭は「ロボット掃除機のためのプレ床掃除」が発生するため導入を控えているケースも想像されますよね。
前問の家事の助けになる商品やサービスについて「これから利用してみたい」ものを調査しました。唯一、前年からポイントを伸ばしているのは「家事代行(2024年:23.9%→2025年:27.6%)」。自分で管理する「調理家電(2024年:42.5%→2025年:33.1%)」や「食洗機(2024年:18.7%→2025年:15.9%)」も良いけれど「まるごと誰かに任せてしまいたい!」という気持ちもあるのかも?また「水回りの大掃除」など、プロならではの仕事を任せられるのも家事代行のメリットですね。
最後に、家事のストレスを解消できる商品やサービスについて「導入を検討できる、1回(1アイテム)あたりの金額」を調査しました。前年度から下がっていたのは、ボリュームゾーンの「3,000円未満(2024年:49.3%→2025年:46.9%)」「3,000~5,000円(2024年:30.6%→2025年:29.7%)」となりました。逆に「3万円」については前年度から4.7ポイントもアップ。(2024年:1.5%→2025年:6.2%)家事の負担を軽減できるならば、高額な費用をかけても構わないと考えている方が増えていそうです。
■子育て世代の皆さん、毎日お疲れ様です!たまには、手「間」抜きでご自愛しよう
今回のアンケートで浮かび上がったのは、フルタイム勤務や専業主婦などの職業に関わらず、女性たちが「家事や育児をメインで担当」していること。そして、多くの方が疲れを感じているということでした。毎日タスクが山積みでいつも時間に追われている…でも、たまには家事や食事の「手抜き」ならぬ、手「間」抜きをして、半ば無理やりにでも(!?)自分を労わる時間を作ってみませんか。自分のご機嫌を取るのは、家族みんなの幸せにもつながる「必要経費」だと考えて、肩の力を抜いていきましょう。育児は長期戦ですし、子育て世代の女性たちは既にもう十分頑張っているのですから。
文=編集N
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