歌手で俳優のいしだあゆみさんが3月11日、甲状腺機能低下症のため、都内の病院で亡くなっていたことがわかった。76歳だった。所属事務所が17日、ホームページで発表した。

サイトでは「弊社所属アーティスト いしだあゆみ は、令和7年3月11日4時48分、甲状腺機能低下症のため、東京都内の病院にて76歳で永眠いたしました」と報告。葬儀については「近親者のみで執り行われましたことを併せてご報告申し上げます。また、誠に勝手ながらご香典、ご供花、ご供物の儀は固くご辞退申し上げます。お別れの会なども故人の遺志により行なう予定はございません」としている。

いしださんは1948年3月26日生まれ、大阪府出身。1968年に発売した楽曲「ブルー・ライト・ヨコハマ」が大ヒットした。ドラマ「金曜日の妻たちへ」や「北の国から」シリーズ、映画「日本沈没（1973）」「男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋」など数々の作品に出演した。

2024年に公開された映画「室井慎次敗れざる者」「室井慎次生き続ける者」にも出演しており、映画の公式Xでは「市毛きぬ役を演じられたいしだあゆみさんがご逝去されました。謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心から故人のご冥福をお祈りいたします」と、スタッフ一同の追悼コメントを掲載している。

【作品情報】
・ 室井慎次生き続ける者

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