「検査の結果ですが…」ただの生理痛じゃない?産後に受診した私が告げられたのは、予期せぬ病名だった

「検査の結果ですが…」ただの生理痛じゃない?産後に受診した私が告げられたのは、予期せぬ病名だった

3月17日(月) 9:15

産後、生理痛が悪化し、めまいで横になることが増えました。双子の育児をつらく感じるようになった私は、婦人科に相談することを決めました。結果、驚きの診断結果を告げられたのです……。
めまいがひどく立っていられない私
出産前から生理痛はありましたが、下腹部がズキズキ痛む程度で、生理2日目を乗り越えれば落ち着いていました。しかし、産後は痛みがさらに強くなり、経血量も増加。

めまいがひどくて立ち上がるのも難しくて、双子のおむつ替えや抱っこをするのが怖くなり、またトイレに行くのでさえもおっくうに感じるほどでした。

それでも私はいつもの生理痛だと思い、痛み止めを飲んだり早めに就寝したりなどしていたものの、2日目以降も体調は改善されませんでした。
受診した結果、判明した驚きの病名
生活に問題が生じてきて、不安に感じ始めたので、生理終了後の体調が落ち着いたころに、夫に子どもたちを預けて婦人科を受診しました。採血と診察の結果、「異所性子宮内膜症」との診断を受けたのです。

「これは帝王切開の経験者にまれに起こる合併症で、経血量の増加、腹部や腰の痛み、めまいなどの症状を伴います」と医師から説明を受けました。まさに今、私が抱えている症状と一致していました。

医師から「生理のたびに経血が体外に排出されることで徐々に症状は緩和していくでしょう。ただし、改善には時間がかかるため、しばらくはつらい症状が続くと思います」と説明されました。そして、症状を和らげるために漢方薬を処方されました。

婦人科で処方された漢方薬を飲み始めて1カ月、症状が改善されたように感じます。また、今回婦人科を受診したことで自分の病名がはっきりとし、生理による症状だったとわかり少し安心しました。今回の件で、自分の体調に異変を感じたらむやみに自己判断をせずに病院に行くことが大切だと痛感しました。


※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:野中 まゆ/30代女性/2022年生まれの男女双子の母。13年保育士として勤務。出産を機に退職し、現在は保育士経験や自身の子育て体験をもとに、在宅で執筆業務をおこなっている
イラスト:はたこ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)


監修者・著者:助産師 松田玲子 医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。


【関連記事】


「いっ…痛い!!」排卵痛があった日、彼のお誘いに応えたら…!?<卵巣出血にご用心>
「おかしい…立てない!」突然の頭痛!体調不良でフラフラな妻に夫は…<妻だって死にます!>
「視界にゴミが…」飛蚊症と気付きつつも育児優先で2年ほど放置して<飛蚊症>
ベビーカレンダー

生活 新着ニュース

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ