マーゴット・ロビーとコリン・ファレルが主演を務めるロマンティック・ファンタジー映画「A Big Bold Beautiful Journey(原題)」の公開が延期されることが決定した。米ソニー・ピクチャーズは、当初予定していた5月9日から、新たに9月19日を米国内の劇場公開日として設定した。米バラエティが報じた。
製作に近い関係者によると、9月の公開のほうがスタジオにとって魅力的な選択肢であったという。その時期はホラー映画や男性向けの作品が多く並ぶため、本作のような女性中心の作品が際立つと判断されたようだ。
本作は、2人の見知らぬ者が経験する、想像力豊かで感情に満ちた旅を描いた作品である。共演者にはリリー・レーブ、ジョディ・ターナー=スミス、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、ハミッシュ・リンクレイターが名を連ねる。
監督は、「Pachinkoパチンコ」や「アフター・ヤン」で知られるコゴナダが務め、「ザ・メニュー」の脚本家セス・リースが脚本を手がけている。30Westが製作資金を提供し、ソニー・ピクチャーズが全世界での劇場公開を担当する。製作陣には、インペラティブ・エンターテインメントのブラッドリー・トーマスとライアン・フリードキン、セス・リース、ユリー・ヘンリーが名を連ね、コゴナダ、アイリーン・フェルドマン、オリ・アイゼンが製作総指揮を務める。
本作は、2024年2月にベルリンのヨーロピアン・フィルム・マーケットで行われた激しい入札競争の末、ソニー・ピクチャーズが獲得した。その際、同社の映画部門会長トム・ロスマンは「まさに天から授かったプロジェクト」と称賛していた。公開日が秋に移動したことで、より注目を集めるタイミングで観客に届けられることになりそうだ。
【作品情報】
・
ザ・メニュー
【関連記事】
・
マーゴット・ロビー&コリン・ファレルの新作、2025年5月全米公開監督は「アフター・ヤン」のコゴナダ
・
マーゴット・ロビー、「バビロン」は次の「ショーシャンクの空に」になる
・
エメラルド・フェネル監督、「嵐が丘」映画化にマーゴット・ロビー&ジェイコブ・エロルディ
Photo by Taylor Hill/Getty Images Photo by Eric Charbonneau/Getty Images for Apple TV+