44歳でホットフラッシュ(のぼせ・ほてり・発汗)が起こるようになってからというもの、更年期を強く意識し始めました。更年期症状はどんなものなのかを調べて、生理が揺らぎがちになることがわかりました。量が少なかったり多かったり、時には大量出血することもあるそう。外出時にもし大量出血したら……という万が一に備え、お守りアイテムとしてあるものを購入しました。私が調べた更年期の生理のこと、お守りアイテムについてお話しします。
更年期症状の月経異常が心配
44歳でホットフラッシュが起こり、婦人科へ行き「加味逍遙散(かみしょうようさん)」という漢方薬を処方されました。現在はこの漢方がとても良く効いており、ホットフラッシュは治まっています。
そのときから、ホットフラッシュの他にもどんな更年期症状があるのか気になるようになり、ネットで調べてみました。すると代表的な症状として、肩凝り、疲れやすさ、不眠、月経異常などがあるということがわかりました。
月経異常はホルモンを分泌していた卵巣の機能が衰え、
生理周期が短くなったり、長くなったり、ナプキンからあふれるほど大量出血
したりするのだそう。私は若いころから量の多さ、生理痛に悩んでいたので、月経異常のことがとても気になるように。量は若いころより減り生理痛も軽くなりましたが、まだ定期的に生理があり、このまま閉経まで何事もなければ良いのですがやはり心配でした。
月経異常が起きたらと不安に…
今の私と同じ40代半ばで、姉が生理で大量出血を起こしたことがあります。仕事中に何回もナプキンを変えなければいけない状況が数カ月続き大変だったそう。その上、出血量の多さから貧血になり、体調も悪くつらい日々を過ごしたようです。
そして姉は、婦人科で「子宮腺筋症(しきゅうせんきんしょう/子宮内膜に似た組織が子宮の筋肉内に生じてしまう病気)」と診断され、薬で治療してやっと落ち着いたそうです。そんな姉の体験談を聞くと姉妹ですから何か似ているものがあるのではないかと、より心配になりました。
私は家にいることが多く、今後もし月経異常で出血過多が起きたとしてもトイレに頻繁に行くことが可能ですが、外出するときはどう対策したら良いのかわかりませんでした。特に外出時に洋服を汚すのではないかという不安、生理周期の変化で突然生理が始まったらどうしようということに悩みました。
サニタリーペチパンツで安心して外出可能に
それからいろいろな商品を探し、その2つの悩みを解決してくれそうな、ペチコートをネットで見つけることができました。購入したのは、ネットで販売していた「防水布付きサニタリーぺチパンツ」です。3000円ほどでした。
防水布付きサニタリーショーツはたくさんあるけれど、ペチパンツはあまり見かけないので珍しいなと思いました。防水付きのサニタリーショーツと合わせて着用すれば、洋服に浸み出る割合が減るのではないかと思ったのと、生理が来ていないときにはけば突然の生理対策になり、パンツやスカートどちらにもはきまわせるのも良く、購入することに決めました。
実際にはいてみると、肌触りが良くウエストがフラットな作りになっており、ウエストにゴムが食い込まないため快適なはき心地でした。ネットでの購入なので実物を見ておらず、面積の大きい防水布が歩くたびにカサカサと音が鳴らないか不安でしたが、生地が柔らかいせいか気になりませんでした。
購入後から外出時にはほぼ着用しており、
お気に入りの洋服を汚すことはないと安心できるように
なりました。自宅でも、
生理中の出血の多い日や就寝時などにはいており、洋服や布団を汚さずに過ごせています
。
まとめ
更年期の生理について悩み、もしもの大量出血に備えて「防水布付きサニタリーペチパンツ」を購入しました。外出中に大量出血してしまったらどうしようという不安を解消してくれたアイテムです。ウエストがフラットな作りになっており、はき心地も良く1年中使えるので気に入っています。
まだ大量出血は起きていませんが、万が一に備え用意したおかげで、安心して外出ができるようになりました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:竹林 れいこ/40代主婦。電化製品好きな夫、保育園児の子ども2人、猫と暮らしている。コーヒーと美容家電が好き。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
監修者:医師 こまがた医院院長 駒形依子 先生 東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
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