里帰り出産をし、赤ちゃんを連れて実家へ戻った三姉妹の次女・ねぼすけさん。しかし、実家で両親と共に暮らす長女・カホ姉にはよく思われていないようで、赤ちゃんが夜泣きをすると、床ドンされてしまう日々が始まります。ねぼすけさんがお母さんに相談すると、カホ姉は職場環境がひどく、精神的に参っている状態とのこと。お母さんがカホ姉に注意をしても、夜泣きに対する床ドンがなくなることはなく、「私のうちで好き勝手しないでくれる！？」と、ねぼすけさんはカホ姉に怒鳴られてしまいます。その結果、産院での一カ月健診を終えるとすぐに自宅へ帰ることにしたねぼすけさん。そんな里帰り出産から4年後ーー。

不妊治療をしていた妹・ヨリさんが妊娠。
ヨリさんが里帰り出産すると聞いたねぼすけさんは、里帰り出産した際に自身の身に起きた実家での出来事を話してやさしくアドバイスします。

ところが、ヨリさんによると、ねぼすけさんが里帰り出産したその当時、カホ姉は「今の部署はラク」と言って、仕事帰りはヨリさんの家に行ったり、友だちと飲みに行ったりしていたと言うのです。

結局、ヨリさんは里帰り出産することにしたのですが……。
三女の願いも虚しく、長女は次女のときと変わらず…



















































※膀胱尿管逆流症：膀胱にたまっている尿が、膀胱や尿道の先天的な異常や二次的な要因によって尿管や腎臓に逆流する疾患です。下痢や嘔吐、不機嫌といった症状や、風邪症状（咳、鼻水等）がなく高熱を繰り返すことがあります。










姉妹だからわかってくれるはず……と思っていたヨリさんですが、カホ姉にその思いは通じませんでした。

ねぼすけさん同様に、夜泣きに対して床ドンされ、小言を言われる毎日。さらに、休日もヨリさん親子を避け、新幹線で東京に出かけ、ホテルに宿泊するカホ姉。

さらに驚くことに、赤ちゃんの体調面の心配事がなくなってから自宅へ戻るというヨリさんに対し、「それくらいひとりで見たら？ 母親でしょ？」「それが出来ないならなんで産んだの？」とカホ姉は酷い暴言を投げかけたのです。

黙って出かけて外泊すれば良いものを、わざわざヨリさんに不満をぶつけるカホ姉。さらに、赤ちゃんを頑張って育てるヨリさんに対して、ひどい発言を……。ただでさえ不安の多い初めての育児中に、実のお姉さんからそんなことを言われてしまうというのは、どれほどつらいことでしょう。ヨリさんがこれ以上、つらい思いをしてしまわないことを願うばかりです。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

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監修者：助産師 関根直子 筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト（ベビーマッサージ）資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。
著者：マンガ家・イラストレーター ねぼすけ

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