40年前から300ヤード連発! ジャンボ流下半身リードは“左肩”を動かさずに作る【ジャンボ軍団解説】

ジャンボ尾崎が実践していた“下半身リード”の極意とは?

40年前から300ヤード連発! ジャンボ流下半身リードは“左肩”を動かさずに作る【ジャンボ軍団解説】

3月15日(土) 7:15

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世界中のツアー通算113勝(うち日本ツアー94勝)、賞金王12回、年間最多8勝など一時代を築くとともに、日本ゴルフをけん引した不世出の天才ゴルファー・ジャンボ尾崎。ジャンボは、トップ女子プロの西郷真央や原英莉花、佐久間朱莉らの師匠でもある。令和の今でも色褪せないジャンボのスイングを、ジャンボ軍団でもある金子柱憲に解説してもらった。



【連続写真】左肩を動かさないで左足をグッと踏み込む! 40年前から下半身リードで飛ばすジャンボ尾崎


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ジャンボさんは切り返しで左足から踏み込んで、上下の捻転差を最大化させていました。この動きでヘッドを遅らせ、圧倒的な飛距離を実現していたのです。ポイントに挙げていたのは左肩の動き。切り返しで左肩が動くとスエーにつながるし、コスリ球が出ます。私もジャンボさんに左肩に手を当ててもらい、左肩が動かないよう練習をしました。


また、当時よくやっていたドリルに、シャフトを腰に当ててトップを作ったら、左足だけ踏み込むというメニューもありました。上体を右に向けたまま左足で踏み込む動作を繰り返します。これをやるためには、左肩はその場にとどめる意識が大事。上体を開かずに下半身から切り返せるので、シャフトのしなりを使えるようになります。


もう1つ注意したいのは、手元が頭上に上がってから切り返すと、上体と下半身が同時に動くリスクが生まれること。手元が右肩に来た辺りで左足を踏み込む意識を持つと、左肩を動かさずに下半身から切り返すことができます。

■尾崎将司
おざき・まさし/ 1947年生まれ、徳島県出身。5年連続を含む計12度の賞金王に輝き、前人未到の通算100勝を達成。ジャンボの愛称で親しまれる。現在は笹生優花、西郷真央、原英莉花らを指導。

■金子柱憲
かねこ・よしのり/ 1961年生まれ、東京都出身。日大ゴルフ部出身。83年プロ入り後にジャンボ軍団入り。同期の東聡と切磋琢磨し、通算6勝。96年尾崎に次ぐ賞金ランク2位に輝く。

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●ドラコン女子のスイングには飛ばしのヒントが詰まっている! 関連記事「【弾道測定器で検証】身長163センチの女子がガチで300ヤード達成! 飛ばしのヒミツは“斜め軸”にあった!」では、世界大会優勝経験を持つ大和田紗羅が飛ばしのコツを解説している。


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