【使わないのはもったいない!】高機能で超便利「アイラップ」活用術12選

【使わないのはもったいない!】高機能で超便利「アイラップ」活用術12選

【使わないのはもったいない!】高機能で超便利「アイラップ」活用術12選

3月13日(木) 8:23

食品の保存だけでなく、調理にも使える「アイラップ」は、幅広く活躍する高機能なポリ袋として注目されています。どんな使い方ができるのかがわかると、キッチンでなくてはならない存在に。上手に使えば時短や節約にもなりますよ♪
こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

キッチンに必ずあると言っても過言ではない「ポリ袋」。ゴミを捨てたり、小分けにしたり、何かと使うことも多いアイテムですが、ポリ袋と言ってもさまざまな種類があります。

ポリ袋とはポリエチレン製やポリプロピレン製の袋をさし、その中でも「高密度ポリエチレン」のものは熱に強く、加熱調理にも活用できる優れもの。

幅広い用途で使えると、人気が上がってきています。

今回はそんな高機能なポリ袋の代表である「アイラップ」の特長や使い方をご紹介します。
アイラップの特長

調理ができるポリ袋として認知度が上がった印象の「アイラップ」ですが、実は発売されたのは1976年。

当時はまだ電子レンジが普及しておらず、冷めた料理の温め直しは鍋に入れて加熱したり、蒸し器で温めたりするのが一般的。時間がかかるその手間をもっと楽にし、複数のおかずを一気に温められるよう、袋状のラップとしてデザインされたものが「アイラップ」です。

地域によっては取り扱いがなかった時期もありましたが、今では全国的に一般スーパーやドラッグストア、ホームセンターなどでも販売されていて身近な商品に。

価格的には60枚入り120~150円程度とお手ごろ価格。98円のセールをしていることも! 1枚当たりのお値段が安いので、気軽に使えるのは助かりますよね。

袋のサイズは横25cm×縦35cmで、使いやすい大きさ。低密度ポリエチレンのものに比べると、丈夫で破れにくいといった違いがあります。

半透明でシャカシャカ音が鳴るのが高密度ポリエチレンの特長。ただし、高密度ポリエチレンと言っても、厚みや耐熱温度の違いがあるので、どれもアイラップと同じように使えるわけではありません。

マチつきなので、入る量がUP! かさ張るものでも入れやすい♪

キャベツだと個体差はありますが、小さめなら丸ごと入れられるくらいの大きさなので、なかなかたっぷりの容量が入りますよ。
アイラップの機能性

アイラップが支持されている大きな理由は、機能性が高く、幅広い使い方ができるのにお手ごろ価格で、普段使いできるコスパのよさ。

では、どんな機能性があるのかチェックしていきましょう♪

取り出しやすい

箱入りのポリ袋はよくあるといえばよくあるのですが、1枚出そうとすると数枚一気に出てきてしまうことがよくありますよね。このときの残念感といったら……。

その点、アイラップの箱は1枚ずつ取り出しやすいように、考えられたデザインとなっています。

最後までスムーズに取り出せる秘密は、ちょっと変わった三角パーケージ。M字に折られたポリ袋が入っていて、取り出し口からは山が2つ見える状態に詰められています。1枚つまんで引っ張ると絡まることなくスッと出てきてくれるので、気持ちよく使えます。

食品OK

食品の保存や調理に使う場合、最低限の機能として確認してほしいのが、食品を直接入れてもOKかどうか。実は、同じようなポリ袋でも食品NGの袋はたくさんあります。

アイラップは直接食品を入れられるので安心して使うことができるんです。

さらに、保存容器に比べてポリ袋はコンパクトなので、スペースの無駄がなく保存できるのが魅力。

厚手の袋のような強度はありませんが、強く引っ張らなければ破れず、薄い割にはそこそこの丈夫さもあり、乾燥に弱い食品や水分を保ちたい食品のおいしさを守ってくれます。

耐冷・耐熱温度

高密度ポリエチレンと言っても、耐熱温度にもバラツキがあります。意外と100℃以下じゃないと使えない場合も。

その点、アイラップの耐冷温度は−30℃、耐熱温度は120℃となっています。冷凍庫での使用や、熱湯に袋ごと漬けたりするのもまったく問題なし。電子レンジでの使用も可能なので、保存や解凍も袋に入れたままできます。
アイラップを使うときの注意点

幅広く使えるアイラップですが、使い方を間違えると失敗することも。適した使用方法を守って、安全に使うことが大切です。

オーブンなどでの使用不可

オーブンやトースターなど、高熱になる器具での使用は不可。

電子レンジで高温になるものを温めない

プラスチック製の容器でも、カレーなどの油分の多い料理や食品は、電子レンジで温めるとかなりの高温になってしまい、溶けたり破損したりします。同じように、アイラップでも高温になる油性食品を入れて電子レンジで温めると危険。

電子レンジ使用時には密閉しない

加熱すると蒸気が上がってきます。袋を密閉すると蒸気がたまって破裂する危険があるので、ある程度通気ができるようにしておきましょう。軽く口を縛ったりするのはOK。

蒸気が上がるのを想定して余裕を持たせる

鍋で低温調理をする場合はシッカリ空気を抜いて湯煎にすることで真空調理に近い状態にはしますが、蒸気が上がってくるのを想定して、口は上のほうで縛って袋には余裕を持たせておきましょう。

耐熱皿を使う

電子レンジや鍋で温めるときには、耐熱皿の上に乗せて温めるようにします。特に鍋で使用する際には、鍋肌は高温になるので、袋が触れないように気をつけましょう。

炊飯器調理はNG

炊飯器を使ったポリ袋調理がよく紹介されていますが、ポリ袋によって炊飯器の蒸気の通りが塞がれて蓋が開いたり、吹きだしたりといった事故の原因になることが。注意喚起がされています。

アイラップの活用法12選

それでは実際にどんな使い方ができるのか見ていきましょう!

今回はよく使われる方法を12個ピックアップ。日常生活の中で活躍するシーンはたくさんあるので、参考にしてみてください。
1. 食品の保存

冷蔵保存

食品を小分けにしたり、乾燥から防ぐのは、アイラップを使うと便利。

特に冷蔵庫はスペースが限られているため、保存容器に入れるよりも効率的。食材をそのまま詰める以外に、調理済みの料理の保存や、下準備中の材料の冷蔵保存にも◎

冷凍保存

冷蔵庫よりもさらに限られたスペースなのが冷凍庫。保存したいものが重なると、パズルのように詰めることもしばしば。そんなときは無駄なくスペースを使えるアイラップが◎。

我が家の場合、バラ冷凍したいものや小分け食材はフリーザーバッグで冷凍保存することが多いですが、まとめて解凍する料理や食材を冷凍するときには、コスパのよいアイラップで。

袋のまま冷蔵庫に移動して解凍したり、加熱して解凍したりできて便利ですよ。
2. 混ぜる

材料や調味料を混ぜるために、通常ならボウルなどを使用するところですが、液漏れもないのでアイラップに入れて混ぜることができます。

このまま次の工程も進めていけるので、効率的で洗い物も最小限に。
3. 漬け込む

調味料と食材を一緒に入れて漬け込むのも大得意。空気を抜けば、少ない量の調味料でムラなく全体を漬けることができ、調味料と時間の節約になります。

肉や魚の下味つけにもオススメ!
4. 揉みこむ

下処理をしたり、下味をつけるために食材と調味料を揉みこむことはよくありますが、何度も手を洗ったり、入れている容器を変えたりして手間がかかることも……。

アイラップを使えば袋の外から揉みこんでいくことができ、手も汚れず作業がスムーズ。
5. まぶす

食材に粉をまぶしたり、ごまやパセリなどをまぶしたりすることがありますが、これもなかなか面倒な作業なんですよね……。

アイラップの中に材料を入れて空気を入れて振ってあげると、簡単にまぶす作業が完了。もちろん手も汚れません♪
6. 練る

肉ダネなどを練る作業も、アイラップに材料を入れて袋の外からもみもみ。このまま冷蔵・冷凍保存も可能ですよ。
7. こねる

さらに、こねる作業も丈夫なアイラップなら可能。多少の衝撃なら破けず、パン生地をこねることだってできます。

そのまま発酵も可能!
8. 伸ばす(広げる)

「袋状のラップ」という特長を活かした使い方が、伸ばす作業。

クッキー生地やタルト生地を伸ばすときには、粉を振ってくっつかないようにしなくてはいけませんが、アイラップなら袋の中で生地を作り、そのままめん棒で伸ばすことができるんです! しかも粉も不要。

手も汚れず、きれいに伸ばすことができます。

片面だけ袋を切り開けば、型抜きしたり、敷き詰めたりもしやすく、移動してセッティングすることも簡単。
9. 包む

場合によっては、ラップ代わりに切り開いて包んだりすることも可能。
10. 絞り出す

端をカットして絞り出し袋として代用してもOK! 肉ダネなどに便利。

生クリームはアイラップに入れて冷蔵・冷凍保存可能。使いたいときは冷蔵庫で自然解凍すればOKです。

口金を使って絞り出すには袋がやわらかくてやりにくいので、通常の絞り袋に口金をセットして、アイラップの端をカットした部分を口金の方に合わせて入れれば、クリームを入れ替えしなくても絞り出すことができますよ♪
11. 電子レンジで加熱

もちろん、電子レンジでの使用も可能。食材の下準備や、レンジ調理に使うことができます。

ただし、注意事項を必ず確認して安全に。特に油分が含まれると耐熱温度の120℃を超えてしまい、破裂したり溶けたりしてしまう可能性がありますので注意しましょう。
12. 湯煎で加熱

湯煎での解凍や温め、蒸し調理や低温調理などができます。こちらも注意事項に従い、耐熱皿を使用し、袋が直性鍋に触れないように。

光熱費が最小限で作れるパッククッキングは、放ったらかしで簡単。鶏ハムや鳴門巻き、ハンバーグや煮物、さらに炊飯までできちゃいますよ。
非常時にも! 時短&節約できるアイラップ調理

アイラップの使い方はさまざまですが、混ぜて、保存して、加熱して、と連続してそのまま使用したり、とっても効率的で無駄なく活用できるのが魅力。使用後はそのままゴミ袋にして最後まで活用できます。

また、袋に入れて分けることで、違う食材や味つけのものを同時に温めたり、調理することが可能。上手に活用すれば、時間、手間、食材、光熱費などが節約できてしまいます。

日常の生活の中でもメリットがたくさんありますが、さまざまな制約が生まれる非常時での活躍が注目されています。多方面で役立つので持ち出し袋などに入れておくと◎。非常時でも使えるよう、日ごろから使い慣れておくとイイですね。
まとめ
アイラップは熱に強い高密度ポリエチレンでできたポリ袋です。耐冷温度が−30℃、耐熱温度が120℃あるので、冷凍~電子レンジでの加熱や湯煎調理にまで耐えられる機能性と、日常使いもできるお手ごろ価格が人気の理由。

さまざまな使い方ができるので、複数の作業を連動して行え、効率的に時間や労力、材料の節約ができます。非常時にも重宝するので、使い方をマスターしておくといいですよ♪
マイナビウーマン

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