ボス＆ノウル出演、美男子同士の恋愛模様を描くタイBL「Love in The Air」無料放送あらすじと見どころに迫る

3月14日(金) 8:00

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【写真】スカイ“ワストーン･チャイジンダー”に顔を近づけるティティポン･センガーイ“プラパーイ”

「真冬の純愛アジアBL特集」と題して、アジア圏から選りすぐりの大ヒットBL(ボーイズラブ)作品をＢＳ松竹東急(全番組無料放送・260ch)にてBS初放送する。本記事では、3月17日(月)深夜2時から2話連続放送されるタイBLドラマ「Love in The Air」のあらすじや見どころについて紹介していく。

■2組の優しい愛が動き出す「Love in The Air」

男性同士の恋愛模様を楽しむBL作品。日本でも「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)や「きのう何食べた？」(テレビ東京系)などのドラマシリーズが登場し、いちジャンルとして確立されている。さらに、タイが制作する「タイBL作品」もじわじわとファンを獲得しており、2020年に放送されたタイBL「2gether The Series」は、当時X(旧Twitter)などのSNSで世界トレンド1位を獲得。日本でもYouTubeで日本語字幕付きの動画が公開されるなど、タイBL作品が注目を集めるきっかけとなった。

タイプの異なるさまざまな“美男子”が登場し、日常のひとときを描くことが多いタイBL作品。今回放送される「Love in The Air」は、「TharnType／ターン×タイプ」などで知られる作家・MAME氏の小説をアレンジして映像化した作品。建築学部に通う男子大学生2人、社会人2人による突然の出会いが巻き起こす恋や、一夜の関係から始まる恋…と、2組の優しい愛が動き出す様子を描いている。

コロコロと変わる、まるで“天気”のような恋の駆け引きが特徴の本作。物語の前半では、やっかいな雨(レイン)に激しい嵐(パーユ)がイジワルで情熱的な愛を仕掛ける。晴れと曇りの顔を持つ空(スカイ)には、しつこい風(プラパーイ)が献身的で優しい愛を捧げるなど、2つの恋の駆け引きに注目したい。

■車を修理してもらった“伝説の先輩”に一目惚れ…第1話あらすじ

大学生のレイン(ナッタラット･タンワーイ／ノウル)は、ある雨が降りしきる夜、愛車の故障で道路の真ん中で立ち往生していた。そこへ偶然通りかかったバイクに乗った青年(チャイカモン･サームソンウィッタヤ／ボス)が、慣れた手つきでタイヤを修理する。その青年のあまりの美しさに、レインは思わず「イケメンですね」と呟くのだった。

その翌日、レインは友人のスカイ(ワストーン･チャイジンダー／ピート)に、昨日起きた出来事を興奮気味に伝えると、スカイは“伝説の先輩”パーユについて話す。そのパーユこそ、昨日レインを助けてくれたイケメンだったのだ――。

その後、学部の飲み会で先輩・後輩として再会を果たした2人。レインは興奮してパーユに話しかけるが、彼はレインのことを覚えていない様子…。ショックを受けたレインは愛車で帰宅しようとすると、またもエンジントラブルで車が故障してしまう。そこへ再び現れたパーユは、“ラジエーターの水漏れで今夜は車を置いて朝まで待つしかない”と判断し、レインを自宅へ招き入れた。するとパーユは、レインに車の修理代の対価として身体を求めてきて――。

■タイプが異なるも、互いに惹かれ合っていく2人

第1話では、物語の軸となる1組のカップル・レインとパーユの出会いのシーンが描かれる。この2人は真反対な性格を持ち、第1話時点ではお互いが反発し合うも、タイプの異なるイケメンカップルとして存分に魅力を発揮している。

パーユはレインの大学の同じ学部を卒業し、建築士として活躍する傍ら、バイクや車の整備士としても一流の腕を持つ“伝説の卒業生”で、誰もが憧れる存在。そんなパーユを情熱的に演じているチャイカモン･サームソンウィッタヤ(ボス)は、本作が初めてのドラマ出演となる。

そして、パーユに惹かれながらも口が悪く、すぐにムキになってしまう子どもっぽい性格のレイン。そんなキャラを魅力たっぷりに演じたナッタラット･タンワーイ(ノウル)は、2025年1月にパーユ役のボスとともにドラマ「The Boy Next World Series」にも出演している。

麗しいビジュアルはもちろん、ドキドキするような展開や2人の微笑ましいやり取りは癒しを与えてくれるだろう。
「Love in The Air」メインビジュアル