(写真:ジョン・スーフー氏《@jon.soohoo》のInstagramより)
3月11日(火) 21:00
3月11日、「ロサンゼルス・ドジャース」の大谷翔平選手(30)がセコム株式会社の新たなアンバサダーに就任した。
‘24年2月末に、妻・真美子さん(28)との結婚を発表した大谷。セコムの新CMのメイキング動画で、自身にとっての『安心』を聞かれると「今年初めて家庭をもって望んだシーズンだったので、挑戦という意味では毎日球場に行って自分なりの挑戦をして帰ってきて、家が一番僕にとっては、安心できる場所」とコメント。また「その両極端ではないですけど、バランスというか今年はそういう意味でも素晴らしいシーズンだったなと思います」と真美子夫人との結婚生活を振り返った。
さらに、結婚によってこんな変化があったと明かした。
「僕がひとりの時は、家を空けることも特に気にしてはいなかったですし、ただ家庭を持って遠征にいくのも、それなりの期間僕がいないことが多いので、そういうところの安心感というのは、大事なのかな」
大谷は独身時代とは違い“家を空けること”も気にするようになったというのだ。
大谷は、1月にニューヨークで開催された全米野球記者協会(BBWAA)・ニューヨーク支部主催の授賞式に「美しい妻へ、いつもそばにいてくれてありがとう」と流ちょうな英語でビデオメッセージを寄せ、真美子夫人への愛情を示していた。さらに、家庭を持ったことがパフォーマンスにもいい影響を与えているといい、大谷にとって真美子夫人やデコピンの存在は公私共にとても大切な存在のようだ。
また、家の安全を気にするのには、現実的な問題もあるという。
「LAの特殊な事情が影響しているのでしょう。というのもLAでは強盗事件が頻発しており、妻の真美子さんに危険が及ぶことを心配しているのだといいます。
’23年7月にフレディ・フリーマン選手、その翌月にマックス・マンシー選手、そして同年10月にエバン・フィリップス投手が留守中の自宅で窃盗の被害に遭いました。フィリップス投手は約1万ドル(約157万円)相当の貴金属が盗まれ、そのなかには結婚記念のアクセサリーも。夫人は大きなショックを受けたそうです。
そんなこともあり昨年5月にフジテレビらが新居報道を行ったことに大谷選手は激怒。その結果か、10月にワールドシリーズ優勝が決定した際、地上波中継を担当していたフジテレビの取材に応じませんでした。大谷選手がここまで怒りをあらわにしたのは、『妻が強盗被害にあったら……』と、真美子さんを思ってのことだそうです」(スポーツ紙記者)
大切な真美子さんという存在を危険な目にあわせたくない――。そんな思いが感じられる変化だった。