3月12日(水) 3:30
SixTONESの京本大我が、映画『見える子ちゃん』に出演する。
本作は、カドコミ、ニコニコ漫画、pixivコミックでの累計閲覧数9,000万回、国内発行部数330万部を突破した泉朝樹によるホラーコメディ漫画を原作とした実写映画。ある日突然、霊が“見える”ようになった女子高生・四谷みこ役を原菜乃華、みこの親友・百合川ハナ役を久間田琳加、同級生の二暮堂ユリア役をなえなの、そして映画オリジナルキャラクターとなる権藤昭生役を山下幸輝、みこの父親・四谷真守役を滝藤賢一、母親・四谷透子役を高岡早紀、産休を目前に控えるみことハナのクラス担任・荒井先生役を堀田茜が演じる。監督は中村義洋が務める。
本作で京本が演じるのは、みこが通う高校に代理の担任として赴任してきた教師・遠野善。寡黙で優しく真面目そうな人物ながら、どこか異質な雰囲気が漂う謎めいたキャラクターだが、その裏にはある“秘密”が隠されており、物語が進むにつれその真実が明らかになっていく。
本作への出演について京本は、「色々な背景のある難しい役どころでもあったので、自分なりに台本を何度も噛み砕きながらこの作品と向き合いました」と撮影を振り返り、「ホラーの概念をある意味壊すようなこの作品をどうぞお楽しみください」とコメント。中村監督からは「本当に難しい役どころなのでどんなトーンで行くか初日にじっくり……とか思っていたらいきなりドンピシャの所に着地されるので、以降、演出した記憶がほとんどありません」と京本の実力に賛辞が寄せられ、撮影現場で京本と対面した原作者の泉は「台本にしっかりと目を通されてる真面目な姿や、撮影中もいろんなものを写真に撮られていて、なにか人と違った物の見方をされてるのかなという印象で、そこに善と少し通じるものを感じました」とコメントを寄せた。全文は以下の通り。
■遠野善役:京本大我 コメント全文
遠野善を演じさせていただきました京本大我です。
先生役は経験がありますが、色々な背景のある難しい役どころでもあったので、自分なりに台本を何度も噛み砕きながらこの作品と向き合いました。
撮影期間は、的確に指示をくださる中村監督や、とても明るいキャストの皆さんに引っ張っていただきながら楽しく演じることができましたし、先日拝見しました試写も、ひとりのお客さんとしてとても楽しい時間を過ごすことができました。
ホラーの概念をある意味壊すようなこの作品をどうぞお楽しみください。
■原作:泉朝樹 コメント全文
遠野善役の京本大我さんは、撮影の合間の長い休憩の際おひとりのタイミングがあり、(話す機会もうないかも)と普段自分からは絶対いかないのですが、見学のテンションでお声がけさせていただくと気さくに話して下さり、原作もしっかり読んでくださっているのが分かってとても嬉しかったです。台本にしっかりと目を通されてる真面目な姿や、撮影中もいろんなものを写真に撮られていて、なにか人と違った物の見方をされてるのかなという印象で、そこに善と少し通じるものを感じました。
台本に善を描かせていただいた際、描いてるとこを見られて緊張しました(笑)。また映画を最後まで見ると、原作の善とは違った意味でスゴイものが観られると思うので皆さんもお楽しみに……!
■脚本・監督:中村義洋 コメント全文
この役を京本さんが引き受けてくれた時は「本当に!?」と思った半面、「これで映画ができた」とすっかり安心してしまいました。本当に難しい役どころなのでどんなトーンで行くか初日にじっくり……とか思っていたらいきなりドンピシャの所に着地されるので、以降、演出した記憶がほとんどありません。
印象に残っているのは、とあるロケ地で、小さい虫の大群がただひとり白い衣装の京本さんをターゲットにして顔だの服だのにまとわりついて来たこと。それでも嫌な顔ひとつせず、しかしガマンにも限界があって、本番中、頬をひくひく痙攣されていたのが本当にかわいそうでした……といった具合に、何を言ってもネタバレになってしまうので詳しくお伝えできないのが非常にもどかしいですが、敵か味方か?京本大我!といったスタンスで、是非劇場へ足をお運び頂けたらと思います。
<作品情報>
『見える子ちゃん』
6月6日(金) 公開
公式サイト:
https://movie-mierukochan.jp/
(C)2025『見える子ちゃん』製作委員会