飛ばし屋の面目躍如小林夢果が4つのパー5完全攻略でトップ5入り

小林夢果が持ち味を遺憾なく発揮した(撮影:米山聡明)

飛ばし屋の面目躍如小林夢果が4つのパー5完全攻略でトップ5入り

3月9日(日) 23:30

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<ダイキンオーキッドレディス最終日◇9日◇琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県)◇6610ヤード・パー72>

本領発揮の4バーディだった。6位から出た小林夢果は4つのパー5すべてでスコアを伸ばして「69」をマークし、トータル5アンダーの5位に入った。



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左ドッグレッグの520ヤードの4番と、525ヤードの11番は2オンに成功。4番は残り243ヤード、11番は残り245ヤードをともに3番ウッドでグリーンに運び、495ヤードの18番は残り217ヤードを4番ユーティリティでグリーンオーバーするなど、豪打を連発した。

「2オンを2回できたのは良かったけど、ほかでバーディを全然取れなかった。あと2つは取れたと思う。でも、かなり耐えることはできた。そこも良かったところです」

4日間のドライビングディスタンスは257.25ヤードで2位。1位の神谷そらには2ヤード及ばなかったが、第2ラウンドの18番では273ヤードをぶっ飛ばした。プロ4年目の今季も圧倒的な飛距離は健在だ。今週は4日間で15個のバーディを奪ったが、うち9個はパー5で稼いだものだった。

初Vのチャンスも十分にあった開幕戦。「(岩井)千怜ちゃんが伸ばしていたので、ぶっちぎりだなと思っていた。2位狙いでした」とホールアウト直後は思惑通りの順位にニンマリしたが、後続がスコアを伸ばして最終的には首位と5打差の5位。昨年3月の「アクサレディス」で記録した自己ベスト3位の更新とはならなかったが、始まったばかりの新しいシーズンに向けて確かな自信を手にした。「(優勝は)ちょっとずつ見えてきたかな」とほほ笑んだ。

開幕第2戦として高知で開催されていた「明治安田レディス ヨコハマタイヤ」は昨年を最後に、その歴史に幕を閉じた。用具契約を結ぶ横浜ゴムが主催していたホステス大会。「寂しいですね。カツオのたたきも食べられない」と残念がり、「今週ダメだったパターの練習だけを徹底的にやります」と練習漬けを誓った。

次戦は千葉で開催される「Vポイント✕SMBCレディス」(3月21~23日)。昨季の年間女王で、今週の米国女子ツアーを制した竹田麗央と同じ2003年度生まれのダイヤモンド世代の一人が、女王不在の日本ツアーを盛り上げていく。(文・臼杵孝志)


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