石坂浩二“糸井貢”と藤田まことさん“中村主水”が対峙…必殺シリーズ第4作「暗闇仕留人」を無料放送

「暗闇仕留人」より/(C)ABCTV/松竹

石坂浩二“糸井貢”と藤田まことさん“中村主水”が対峙…必殺シリーズ第4作「暗闇仕留人」を無料放送

3月10日(月) 8:00

「暗闇仕留人」より
【写真】決めポーズをする藤田まことさん“中村主水”、石坂浩二“糸井貢”ら仕留人のメンバーたち

石坂浩二がメインキャラクターとなり、幕末の動乱期で“仕留人”たちが躍動する、「必殺」シリーズ第4作「暗闇仕留人」(毎週月-金曜昼2:59-4:00 ※4月より毎週月-木曜、BS松竹東急[全番組無料放送・260ch])が3月12日(水)より放送を開始する。本記事では、藤田まことさん、近藤洋介さん、津坂匡章、野川由美子らが出演する本作のあらすじや見どころを紹介していく。

■石坂浩二が三味線弾きとアンチヒーローの二面性を演じ分ける

ペリーが来航した嘉永6年が舞台となる「暗闇仕留人」(1974年放送、全27話)。本作は藤田さん演じる「中村主水」シリーズの2作目で、「必殺」シリーズの4作目にあたる。もともと池波正太郎氏による小説を映像化した本シリーズは、仕事である殺しを請け負うことで金銭を得るという、いわゆる“アンチヒーロー”が悪を成敗する姿を描き、時代劇に新しい風を吹き込んだ。

本作のメインキャラクターの一人である糸井貢(石坂)は、政府による弾圧事件をきっかけにお上から命を狙われることになった元蘭学者。彼は芝居小屋の三味線弾きとして生計を立てようとするも、病に伏す妻の薬代のために仕留人として暗躍する。

のちの映画「金田一耕助」シリーズの金田一役で一躍時の人となった石坂。本作では気さくで心優しい三味線弾きの“表の顔”と、三味線のバチでターゲットを仕留め、アンチヒーローに徹する“裏の顔”の二面性を見事に演じている。それまでの好青年なイメージを覆す石坂の“仕事ぶり”は本作の見どころの一つだろう。

■貢と主水がぶつかり合う…「暗闇仕留人」第1話あらすじ&見どころ

嘉永6年(西暦1853年)、ペリー率いるアメリカ東洋艦隊が浦賀沖に来航し、日本に開国を迫る。突然日本に襲来した“黒船の悪夢”は、武士や百姓、町人を問わず人々の生活に大きな影響を与えた。幕府による蘭学者を弾圧する事件をきっかけに追われる身となった貢(石坂)は、病弱な妻のあやとともに逃亡生活を送る。

そんな中、江戸では夜に売春をしている女性を取り締まる“夜鷹狩り”が大規模におこなわれていた。その場面に居合わせた北町奉行の同心・中村主水(藤田さん)のもとに貢が現れ、“妻の治療代がない”と金の無心をし始める。主水が“物盗りか”と疑うと、貢は三味線のバチをまるで刀のように使い、主水に襲い掛かった。主水は貢のバチに着物の袖口を斬られ、その腕前に驚愕する。

後日、偶然にも元仕置人の半次(津坂)とおきん(野川)と再会を果たした主水。追われる身となった2人は先日江戸へ戻ってきたばかりだった。景気が悪くインチキカメラ屋をやっている彼らに、主水は仕置人を再結成しようと持ち掛ける――。

第1話では、貢と主水が初めて出会うエピソードが描かれる。ここで見どころとなるのは、2人が初対面で対峙するシーンだろう。華麗な身のこなしで主水の攻撃をかわし、気づかないうちに“三味線のバチ”で主水の袖を切り裂いてみせる場面は見応え抜群だ。

余裕を見せていた主水もこの出来事で一瞬にして貢が気になる存在へと変わり、のちに裏稼業にスカウトすることとなる。そんな貢を石坂は鋭い目つきで演じており、主水と貢が互いに見合ってゆっくりと間合いをとる様子は、非常に緊迫感あふれるシーンに仕上がっている。


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