3月9日(日) 20:30
船旅を選択するメリットには、運賃の安さや移動時のゆとりなどが挙げられます。移動しながらおいしい食事や温泉を楽しみたい人におすすめです。
フェリーでは、自家用車やバイクの持ち込みが可能で、旅先で乗り慣れた車やバイクで観光できる点がメリットといえます。特に、北海道旅行では車やバイクで移動したほうがよい観光地も多くあります。レンタカーでの事故が心配な人は、フェリーで自家用車と共に旅することがおすすめです。また、フェリーでの移動時間に休息をとれるため、運転手の負担を軽減できる点も魅力といえます。
フェリーはほかの移動手段よりも運賃が安いため、交通費を抑えて旅行したい人に適しています。航空会社A社の場合、新潟から札幌までの普通運賃は3万9700円からです。一方、フェリーの場合、新潟から北海道までの運賃は8500円からです。自家用車を持ち込む場合でも2万400円からと、フェリーを利用するほうが安く済ませられるといえます。
ほかの移動手段とは異なり、目的地まで自由に過ごせる点もフェリーの魅力です。飛行機や新幹線は、目的地まで座っておかなければならず、できることが限られます。一方、ベッドで眠れたり温泉に入れたりするフェリーもあり、ゆったりと移動したい人に適しているといえるでしょう。
料金が安く、ゆったりと移動できるフェリーですが、その反面、移動時間がかかったり船酔いしたりする点にデメリットが見られます。移動に時間をかけたくない人はフェリー以外の移動手段を利用したほうがよいでしょう。
フェリーの場合、目的地到着までに長い時間を要するため、移動に時間をかけたくない人には適さないかもしれません。新潟から北海道までフェリーと飛行機を利用した場合の移動時間を比較すると、フェリーの場合は約16時間30分、飛行機の場合は約1時間30分です。移動時間に大きな差が見られるため、旅行日程に合わせた移動手段を選択しましょう。
フェリーはほかの船よりも揺れが少ないことが多くありますが、船酔いしないとはいえません。普段よりも体調が優れなかったり悪天候だったりすれば、船酔いする場合もあります。船酔いしやすい人が乗船する場合には、十分な対策を講じる必要があるでしょう。
新潟から北海道まで新幹線を利用する場合、2016年より開通した北海道新幹線を利用します。フェリーと新幹線の所要時間には差があるため、宿泊の有無や運賃の差などを参考に決めるとよいでしょう。
新潟から北海道までフェリーを利用する場合の運賃は、部屋タイプと時期によって異なります。部屋タイプには、相部屋、個室、スイートルームがあり、料金は最安値が8500円、最高値は5万1800円です。また、自家用車を持ち込んだ際、持ち込み料と運賃がかかりますが、車両の長さによって異なります。最安値が2万400円、最高値は4万4200円です。
なお、フェリーで新潟から北海道まで利用する場合、所要時間は約16時間30分かかります。
新潟から北海道まで新幹線を利用して旅行する場合、東京を経由して北海道新幹線に乗り換える必要があります。新潟から東京までの運賃は、自由席の場合4510円です。また、東京から北海道までは、運賃1万2100円に指定席代1万1330円を加えた2万3430円で、2区間では合計2万7940円が必要です。
なお、新幹線で新潟から北海道まで行く場合の所要時間は、約5時間30分~6時間30分前後かかります。
新潟から北海道までフェリーで行く場合、ほかの交通手段よりも大幅に時間がかかるため、ゆったりと旅したい人におすすめの移動手段であるといえるでしょう。移動時間や運賃を考慮し、旅の目的に合わせた選択をしてください。
全日本空輸株式会社 ANA普通席運賃表(2024年10月27日~2025年3月29日搭乗分)
新日本海フェリー株式会社運賃新潟 ↔ 北海道 航路
全日本空輸株式会社 ANA inspiration of JAPAN国内予約
新日本海フェリー株式会社乗船詳細ガイド
東日本旅客鉄道株式会社 JR東日本えきねっとJRきっぷ
北海道旅客鉄道株式会社 JR北海道乗換・運賃・時刻検索
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
【関連記事】
新幹線の「グリーン車」に乗ったことがありません。やはりお金持ちの利用者が多いのでしょうか?