【写真】闇落ち演技を見せた藤原紀香
関水渚が主演を務めるドラマ24「家政婦クロミは腐った家族を許さない」(毎週金曜夜0:12-0:42ほか、テレ東系/Lemino・TVerほかにて配信)の第9話が3月7日に放送された。クロミ(関水)が心の奥に封じ込めていた過去が明らかに。一方、クロミが仕える灰原家の闇が続く様子にはゾッとさせられた。(以下、ネタバレを含みます)
■最恐家政婦によるファミリー・パニックホラー
同ドラマは、きづきあきら+サトウナンキの同名漫画が原作。「理想の家族」を追い求め、常識も倫理も超えた危険な手段も辞さない最恐家政婦・黒見白華(くろみきよか)=クロミが引き起こすファミリー・パニックホラー。
関水演じるクロミが従事する灰原家のキャストとして、美容機器メーカーを立ち上げた敏腕社長・翠を藤原紀香、その夫・蒼太を高橋光臣、長男・千翠を阿久津仁愛、長女・緋莉を大熊杏優が扮(ふん)する。
■息子の罪を世間に明かしたくない翠はクロミを地下室へ
実父と連絡が取れなくなったことをクロミの仕業だと疑う千翠。「もう始まってんだよ。俺の復讐は」とクロミに告げた千翠は、すでに緋莉を襲っていた。
クロミは警察に性的暴行の被害届を出すように言うが、翠は信じない。そこで千翠が同級生を自殺に追い込んだ証拠の音源を聞かせると、翠は「うそよ!!」と大きなショックを受ける。
改心すると信じて同級生に対する千翠の罪を隠したクロミだが、緋莉を傷つけてはもう見逃しておけない。「罪を犯した者には、正義が果たされるということを、この家の主として教えるべきです」。
ところが、翠は千翠、蒼太に協力してもらい、クロミを地下室に閉じ込めてしまう。
■クロミの決意「腐った家族は許さない!」
暗い地下室で恐怖に震えるクロミは、心の奥に封印していた13歳のときの記憶がよみがえる。養父が夜な夜なベッドにやって来て、それを知った養母に今と同じように暗い部屋に閉じ込められたのだ。
だが、その状況から救ってくれたのが、当時の家政婦で、本物の白華(大西礼芳)。「今度こそ理想の家族に出会えますように」と、のちにクロミが心の拠りどころとするペンダントをくれた白華に、クロミは「家族って何?」と聞く。すると白華は「私にもまだ分かりません。しかし、これだけはハッキリ言えます。あの家族は腐っています。腐った家族は許せません」と答えていた。
まだ理想の家族が何かの答えは見つかっていないが、ハッキリしているのは灰原家が腐っているということだとクロミは気付く。「腐った家族は許さない!」と、クロミの目に力が戻った。
会社を守るために家族のスキャンダルを表に出せないという翠。千翠が緋莉に手を出したことに怒りつつも翠の会社がなくなれば、自分の生活が立ち行かなくなるとして強く出れない蒼太は、また浮気している描写があった。
そして、今回の件で家族が協力し合ったことに「皮肉なもんだな。理想の家族を作りにきた家政婦を葬るために、ついに本物の家族みたいになるなんて」とあざ笑い、さらに再び同級生を苦しめている千翠。灰原家の闇がどんどん広がる様子にゾッとした。
SNSには「みんな狂ってた」「本性表してきた」「千翠くんこわい」「話が進むごとに千翠くんがどんどん狂っていってる」「腐った家族が団結してる」「緋莉ちゃんだけは救われますように」といった反響が寄せられた。
“最恐家政婦”と灰原家の対峙(たいじ)がいよいよ始まるが、第1話冒頭の衝撃シーンへどうつながっていくのか、注目だ。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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