【写真】成人式で着用したという振袖で登場した福本莉子

ジェシーが3月6日、都内で開催された映画「お嬢と番犬くん」(3月14日[金]公開)大ヒット祈願イベントに、福本莉子と共に登壇した。

■ヒロインとボディーガードによる溺愛ロマンティックコメディ

映画「お嬢と番犬くん」は、累計発行部数が336万部を突破しているはつはるの同名コミックを映画化したもので、極道の孫娘であることを隠し、平凡な恋と青春をすることを固く心に決めたヒロインと、彼女のお世話係で過保護過ぎるがゆえに、彼女の“番犬”としてボディーガードをするために身分を偽って学校に裏口入学してしまう若頭との溺愛ロマンティックコメディー。

幼い頃に両親を亡くし、瀬名垣組組長である祖父に引き取られ育った瀬名垣一咲(福本)は、「極道一家の孫」という立場から孤立し、友達ができなかったトラウマを持っていた。だが、一咲は高校入学を機に、極道一家の孫であることを隠して、「普通の友達を作って、普通に恋をする！」と決意する。ところが、瀬名垣組の若頭で、一咲の世話役でもある宇藤啓弥(ジェシー)が、年齢を詐称して同じ高校に裏口入学し、一咲の「番犬」としてボディガードをすると宣言。一咲はそんな啓弥に慌てふためきつつも、憧れの高校生活を守ろうと、自分と啓弥の素性を隠して奔走する。

■福本莉子、成人式の時に着た振袖で登場

大ヒットを祈願を終えた2人は報道陣の前に和装で登場。福本が「これ、20歳の成人式の時に着た振袖で！まさかこうして着用できると思っていなかったのでうれしいです」と述懐すると、ジェシーは「これは今日初めて着ました」とコメントして笑いを誘う。

また、先日行った完成披露試写会での舞台あいさつについて、ジェシーは「(舞台あいさつが)終わって、劇場の後ろで(作品を)見させていただきまして、一番後ろの方にいたんですけど、(観賞する客を)見ていると、だんだん口が開いていくっていう(笑)。そういうふうに表情に感想が出ていました」と回顧。

さらに、今回のヒット祈願について「ぜいたくでしたね。なかなかちゃんと時間を作っていただく機会ってないので、こういう作品に巡り合えて、こういうすばらしい場所で祈願できることは非常にありがたいと思っております」と告白した。

■ジェシーと犬5匹の中で福本莉子が「守られたい番犬」を選ぶ

ほか、作品の内容にちなんで「守りたいもの」について聞かれると、ジェシーは「ふざけることですね。自分のキャラクターを“守る”というか。(現場を明るくするためにおどけてみせるなど)それをやり続けること。続けることって一番難しいことだと思うので、それをやり続けてキャラクターが生まれると思うので」と明かした。

そんな中、スペシャルゲストとして5匹の犬が登場し、福本がジェシーを含めた1人と5匹の中から「守られたい番犬」を選ぶことに。

シェパード、柴犬、グレートピレニーズ、ビーグル、ジャックラッセルテリアに混ざって、決め顔で福本の指名を待つジェシーだったが、福本は「この場でもリラックスできる度量の大きさに感銘を受けました」とシェパードを選択。

がっくりと肩を落とすジェシーはコメントを求められると、「しつけの悪い犬なので…」と劇中の啓弥のせりふで敗戦の弁を口にして会場を沸かせた。

◆取材・文＝原田健



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