3月5日(水) 19:10
バーの料金体系は、チャージ料、ドリンク代、フードメニューなど、複数の要素で構成されています。ただし、お店のグレードや立地によって料金は大きく異なり、適切な料金はありません。ここでは、具体的なバーの料金体系をみていきましょう。
バーは快適な空間と時間を提供するために、チャージ料(席料)を設定していることが一般的です。単なる「席代」ではなく、店の雰囲気やスタッフの接客サービスをはじめ、音楽や照明などの設備維持費用を含む総合的なサービス料と考えられています。
お店のグレードや形態によってチャージ料は大きく異なります。
・カジュアルなバーや立ち飲み店では0~300円程度
・通常の着席スタイルのバーでは500~1000円程度
・高級バーや会員制バーでは1000円以上
バーのドリンク料金は、お店のグレードや提供するお酒の種類によって大きく異なります。一般的なバーでは、基本的なカクテルやウイスキーの価格帯は1杯1000円~2000円程度です。そのため、3人で6000円の会計であれば、1人あたり2杯程度のドリンクを注文したことになります。
バーは単にお酒を楽しむだけの場所ではなく、食事やその他のサービスも提供されます。フードに関しては、お店によってメニューや価格帯が大きく異なります。おおよその価格は以下の通りです。
・軽食(ナッツ、オリーブ、チーズ盛り合わせなど):500円~1500円
・一品料理(パスタ、ピザ、カレーなど):1000円~3000円
・特別メニュー(高級食材を使用した料理など):3000円以上
バーは単なる飲食店ではなく、洗練された雰囲気の中で大人の時間を楽しむ特別な空間です。そのため独自のマナーやエチケットが存在します。これらを理解し実践することで、より快適な体験ができるでしょう。
バーでの飲酒は、自分のペースを守りながら楽しむことが基本です。しかし、店舗経営の観点からは、適度なオーダーのペースを保つことも大切であると考えられます。目安として、1時間に2杯程度のオーダーがあれば、お店側も十分な接客やサービスを提供できるでしょう。
バーのカウンター席は、お客の相性や最適な接客動線を考慮してバーテンダーが配置を決めています。空席があっても、バーテンダーの案内を待ちましょう。これは単なるマナーではなく、よりいいサービスを受けるために重要なポイントです。お店側は、お客に最適な席を提案できるよう心がけています。
バーカウンターやテーブルは、飲み物やおつまみを楽しむための大切なスペースです。荷物は基本的に足元に置き、カウンターやテーブルの上は必要最小限の物だけにとどめましょう。
特に、底にビスなどの金具がついたバッグは床に置くのがマナーです。隣の席に荷物を置く必要がある場合は、必ずバーテンダーにひと声かけるようにしましょう。
料金の仕組みと標準的な相場を考慮すると、3人でバーを2時間利用して合計6000円であれば、3人分のチャージ料は1500~3000円、残りの3000~4500円はドリンク代であると考えられます。
2時間で1人あたり1~2杯程度のドリンクを注文した計算です。1時間に2杯ほどの注文を求めるバーにとっては、やや少ない注文ペースであると捉えられる可能性もあるでしょう。
バーの会計が3人で2時間6000円であれば、やや安めといえます。メニューが標準的な価格であれば、注文数が少ないと捉えられてしまう場合もあるでしょう。
ただし、適切な時間内で適度なペースの飲酒を楽しんだ結果であり、決して少なすぎるわけではありません。バーは洗練された空間で落ち着いた時間を過ごす場所であるため、マナーを守り楽しく飲むといいでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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