STU48中村舞&信濃宙花「撮影を通して絆が生まれ、物語に入り込めた」出演映画が今夏公開

STU48の信濃宙花(写真左)と中村舞が映画「鬼ベラシ」について語った/撮影:山田健史

STU48中村舞&信濃宙花「撮影を通して絆が生まれ、物語に入り込めた」出演映画が今夏公開

3月5日(水) 22:30

STU48の信濃宙花(写真左)と中村舞が映画「鬼ベラシ」について語った
【写真】鬼耳をつけてかわいくポーズを取るSTU48の中村舞(写真右)と信濃宙花

人間と鬼の混血“鬼女(きじょ)”を根絶するために国から放たれた施策である、鬼同士のツノ狩りを描く映画「鬼ベラシ」が、2025年初夏に公開を迎える。STU48の中村舞と信濃宙花が出演する本作は、日本で唯一「鬼」という字が使われている自治体である、愛媛・北宇和郡鬼北町を舞台とする妖怪バトルエンターテインメント。中村と信濃に、本作の見どころや共演するガールズユニット・iScreamのYUNA、HINATA、俳優の杏花らとの撮影の思い出、俳優業での今後の展望などを語ってもらった。

■中村舞、秘めた熱い思いのある役に「感情を演じるのに苦労」

――本作への出演が決まった時の心境を聞かせてください。

中村:台本を読んで、物語がすごく面白いなと思いました。私が演じたのは、黙っていても表情に表れているような、心の中に秘めた熱い思いのある役なんですが、心の中の感情を演じるのには苦労しました。

信濃:一緒に行動をすることが多い3人(信濃、中村、YUNA)の間で、撮影を通して絆が徐々に生まれてきたので、ちゃんと物語に入り込むことができたなと思いました。鬼の姿はまだ映像としては見ていないので、どんな感じに映っているのかが楽しみです。

――役柄とご自身との共通点はありますか?

中村:共通点は全然ないなと思いました。私の役はリーダー的な存在で、みんなを引っ張っていくような感じでしたが、私自身は人についていきたいタイプなんです。

信濃:私が演じたマオはちょっとポンコツな感じなんですが、私自身も普段からポンコツなところがあるので、ちょっと似ているところがあるなと思いました(笑)。
中村舞(STU48)


■信濃宙花はポンコツ…?

――信濃さんはどんなふうにポンコツなんですか?

信濃:昔から日本語がちょっと弱いんです。自分的にはちゃんとしゃべっているつもりでも、理解してもらえないことがあって。

家族で話をする時も、私の言葉をお父さんが理解してくれないので、お母さんが間に入って、通訳的なことをしてくれていたんです(笑)。今ではさすがにお父さんも慣れてくれて、家族全員には分かってもらえるようになりました。

それでも、ファンの方にはお話し会で真剣に話していても通じないことがあります。

――STU48のメンバー同士では大丈夫なんですか?

信濃:それはめっちゃ頑張っています。通訳がいないので、気張って言葉選びをしています(笑)。

――杏花さんとはどんな話をしましたか?

信濃:杏花ちゃんは芋けんぴが好きで、すごく詳しいんです。おすすめの芋けんぴを聞いて、おうちに帰ってから注文して食べました。すごくおいしかったので、大事に食べています。

STU48の信濃宙花(写真左)と中村舞

■中村舞は共演者の寝顔を撮影

――中村さんは撮影の思い出はありますか?

中村:朝から夜遅くまで撮影があったので、休憩時間にみんなが寝ていることが多かったんです。だから、寝顔の写真がフォルダに溜まりました(笑)。太陽の出ていない時間からスタートすることもあったので、寒くてブルブルしながら撮影していました。

――iScreamのYUNAさん、HINATAさんとは現場でお話できましたか?

中村:HINATAちゃんがムードメーカーでした。朝はいつも早かったんですけど、朝と感じさせないくらいの元気さでした。声が大きくハキハキとしていて、パワフルな感じで、すごく現場を引っ張ってくれたなという印象があります。

――HINATAさんの寝顔はゲットできてないんですか?

中村:いや、1回ゲットしました。移動中に寝ていたので、「かわいい!」と思って撮りました(笑)。車の中はちょっとポカポカしていて暖かいから、寝がちなんですよね。

――YUNAさんはいかがでしたか?

信濃:YUNAちゃんは同い年で、出身地も近いんです。劇中で一緒に行動することも多かったので、お話をしたりしました。趣味も合っていたので、撮影が終わった後、プライベートでも会いました。

撮影期間中は、すごくかわいい元気な子というイメージだったんですけど、プライベートで遊んでいっぱい話したら、「え、何歳?」という感じで、人生を10周くらいしているんじゃないかと思うほど考えがめちゃくちゃに大人だったんです。「こんなにすてきな同い年がいるのか!」と刺激を受けて、大好きになりました。
信濃宙花(STU48)


■中村舞&信濃宙花は何の鬼?

――鬼といえば、例えば“努力の鬼”“節約の鬼”のように、その分野に熱心な人を表す表現がありますが、お二人は例えるなら“何の鬼”でしょうか?

信濃:私は“掃除の鬼”ですかね。朝に起きて、身支度が終わったら毎日絶対に掃除機をかけるんです。家の床が白いので、髪の毛が1本でも落ちているとすごく気になります。暇さえあれば、いろんなところを粘着クリーナーでコロコロしたり、スポンジで洗面台を磨いたりしています。

中村:おうちによく行くんですけど、宙花の家に遊びに行ったら片手に粘着クリーナーを持っていて、私の落ちた髪の毛を見つけてすぐコロコロするんです。

信濃:なんか気になってしまうんですよね(笑)。

――お客さんが家にいるうちから掃除したら、ちょっと感じ悪いような…(笑)。

信濃:そうなんです。それをいろんなメンバーに言われて、ちょっと気を付けるようにしています。最近はかなり成長しました(笑)。

――中村さんはどうですか?

中村:えぇ、なんだろう…。“ラーメン好きの鬼”ですかね。ラーメンは全般好きなんですけど、特に“二郎系”が好きで、結構な頻度で行くんです。

広島でも行っているし、東京に来た時にはラーメン二郎に一人で行って楽しんでいます。量は食べ切れるだけにするんですが、いっぱい食べたい気分の時は“アブラマシマシ”にしています。やっぱり食はストレス発散にもなるので。

STU48の信濃宙花(写真左)と中村舞

■信濃宙花「ヒロインの友達の感情を知りたい」

――今後の俳優業での展望について聞かせてください。

信濃:私は恋愛モノをめっちゃやってみたいんです。恋愛モノの漫画とか映画を見るのがすごく好きで、昔から時間があったら漫画を携帯で見たりしているので、「どういう感じなんだろう?」と興味があります。例えば、恋愛しているヒロインの友達の感情を知りたいんです。

――ヒロインの友達の感情ですか?

信濃:ヒロインとの取り合いでバチバチになる友達がいたりするじゃないですか。ヒロインになれたらそれはすごいことですけど、とにかく恋愛モノに携わってみたいんです。

――中村さんはいかがでしょうか?

中村:私はゾンビ映画ですね。ゾンビが大好きなので、自分もゾンビになりたいんです。人間からゾンビになりたいんですよね。でも、序盤でかまれるんじゃなく、最後の方でかまれたい。絆を生んでから、涙ありの展開でゾンビ。

信濃:そろそろ来るよ。何度も言ってるよね(笑)。
STU48の信濃宙花(写真左)と中村舞


■中村舞「真剣な姿や格好良い姿を見せられるように頑張った」

――では、最後に読者の方にメッセージをお願いします。

中村:私の演じている役は、過去にいろいろと背景があって、この「鬼ベラシ」に参加しているんです。その真剣な姿や格好良い姿を見せられるように頑張ったので、ぜひ注目してほしいです。それから、地元の愛媛県で撮影できたこともすごくうれしいので、すてきな景色にもぜひ目を向けていただきたいなと思います。

信濃:まだ言えないんですが、私の役がピックアップされる場面があるんです。そこは特に頑張ったので、「どこかな?」と頭の片隅に置いて映画を見ていただけるとうれしいです。それと、主題歌に選んでいただいたSTU48の「雨のノック」も、本当に本当にすてきな楽曲なので、いっぱい聞き込んで、歌ってください!

◆取材・文=山田健史
STU48の信濃宙花(写真左)と中村舞




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