生田斗真が主演を務め、2019年10月期に放送されたドラマ『俺の話は長い』の新作『俺の話は長い~2025・春~』が、3月30日と4月6日の22時30分より2週連続で放送されることが発表された。
【写真】生田斗真、『俺の話は長い』脚本・金子茂樹氏を祝福続編にも期待
『俺の話は長い』は2019年10月期に日本テレビ系にて放送された脚本・金子茂樹による、無職のニートで現実逃避のための言い訳とヘリクツの天才・岸辺満(生田斗真)とその家族が奏でる究極のホームドラマ。前作は、第38回向田邦子賞を受賞するなど人気を集めた。
今作『俺の話は長い~2025・春~』は連続ドラマから5年後の世界を描き、前作に引き続き満の義理の兄・秋葉光司(安田顕)、姉・秋葉綾子(小池栄子)、姪・秋葉春海(清原果耶)、母・岸辺房枝(原田美枝子)、行きつけのバー店長・駒野海星(杉野遥亮)、喫茶店の常連客・牧本求(西村まさ彦)らも出演する。
岸辺満36歳。大学卒業後、コーヒーにはまり起業したものの失敗。そして無職のニートに。自分でも何とかしたい気持ちはある。だが彼には口げんかだけは誰にも負けない…という特殊能力があり、ヘリクツを駆使し、自分のダメさを誤魔化し続けて生きてきた。
弟のヘリクツを「単なる現実逃避」と断じ、弟がこうなったのは母にも責任があると詰め寄る姉。痛いところを突かれ揺れる母。5年前、すったもんだあって県会議員の秘書となったもののすぐにクビ…満は再び喫茶店を営む母親に寄生するニート生活へ…。そんな中、ついに喫茶店&実家の売却話が…。
再び勢ぞろいした家族による屁理屈合戦! 果たして満はダメ男から脱却し、自立への道を歩み出すことができるのか…?
新作放送に生田は、「家族そろって、ごはんを食べながら、あーでもない、こーでもないと言って観られる楽しいホームドラマです。考察とかないので(笑)。ダラーとただただ楽しく観てほしいです!」とメッセージを寄せている。
そして本日より、新ストーリー放送に合わせて、2019年放送の『俺の話は長い』がHulu、TVerで配信がスタート。放送までに満のダメさを再確認できる。
『俺の話は長い~2025・春~』は、日本テレビ系にて3月30日&4月6日22時30分放送。
※生田斗真コメント、新作ストーリーは以下の通り
【生田斗真コメント全文&新作ストーリー】
●生田斗真コメント
Q:レギュラーから5年ぶりの新作ですが、感想は?
やれたらいいなと、なんとなく思っていましたけど、ようやく(脚本家の)金子先生の気持ちが動き(笑)すごく楽しい面白い脚本が出来上がってきたので5年という月日が流れましたけど、実現した感じです!
台本を見て、タウンページみたい(笑)でビックリしました。読んでみて、相変わらず満の小言が健在でした。ワンシーンがやっぱり長いんですよね! 一人ひとりのセリフの量がたくさんあるので、ちゃんと今から勉強をしないと。セリフも多いし大変ですけど楽しいドラマになると思います。
Q:前作の中で印象に残っているシーンは?
小池栄子さん演じる、姉の綾子と縁側で2人で話しているシーン。あそこはすごく印象的で、普段いがみ合って、お互い悪口ばっかり言い合っている姉弟だけど、本当に弱っている時は、ふと、満なりの優しさで、彼女を励ましてあげるみたいな、そういう絆が見えるシーンだったので、印象的に残っています。その根本の愛情がちゃんと2人には流れているから、何言っても許される感覚はありましたね。
Q:久しぶりに会う家族の皆さんと楽しみなことは?
みんな本当にマイペース…と言うと軽くなっちゃいますけど、自分の軸みたいなものをきちんと持っていて、それをブレさせない強さがある。撮影の時に、控室で5人がバラバラに座っているんですけど、一人がセリフをボソボソと言うと、次のセリフの人がボソボソと言って、だんだんセリフの練習が始まっていくみたいな…。本当に心地良い家族みたいな気持ちになれる場所なので、再会できるのが楽しみです!
Q:自分と満が似ているところは?
このドラマを観た自分の身の回りのいる方たちには「普段のまんまだよ」とよく言われましたね(笑)。こんなに俺って、口うるさいのかな? って驚きました。それと同時に「うちの息子そっくりなんですよ!」とか「うちの兄貴もこんな感じなんですよ!」という声もたくさんいただいたので、満って全国各地にたくさんいるんだなって。そういう家族の誰かとか、近所の誰かとか…あいつっぽいなみたいな感じで身近な存在として楽しんでもらえたらなと思います。
Q:前回と演じ方を、ここは変えようかなと思うところはありますか?
変わらないですよね。満の変わらない良さみたいなものを出せればなと。成長はしてないんじゃないかな(笑)してほしくないです(笑)。その強さが彼にはあるんじゃないですか? 変わらない強さが! とはいえ連ドラの時をなぞっていくのもちょっと違うと思う。5年たっている事は間違いないので、そんなに意識せずにと思っています。
Q:視聴者のみなさんへメッセージ
家族そろって、ごはんを食べながら、あーでもない、こーでもないと言って観られる楽しいホームドラマです。横になりながらでもリラックスして観られるドラマになるといいなと思います。考察とかないので(笑)。ダラーとただただ楽しく観てほしいです!
●プロデューサー 櫨山裕子コメント
連ドラの放送から5年。脚本家・金子茂樹氏の「ポラリスってコロナ禍で休業してんじゃないですかね」という言葉ですべてが始まりました。
状況は変わっても、連ドラ時と同じく「変わらない人たち」を視聴者の皆さんに感じていただくのがホームドラマである「俺の話は長い」の良さだと思います。
この家族の「喧嘩するほど仲がいい」…イチャイチャをお茶の間でニヤニヤと温かく見守っていただけますと幸いです。
◆『俺の話は長い~2025・春~』ストーリー
あの家族が帰ってくる!36歳になったニートの雄 岸辺満は無職・実家暮らしと相変わらずのニートライフ…。
今から5年前、長い長い家族との確執の末、覚悟を決めて県会議員の秘書の職についた。だがしかしこの男に定職は似合わない。2カ月でクビになったのだ。やはりこの話の主人公はどうしようもないクズである。
それ以来、得意の口八丁と居直りで、再び喫茶店「ポラリス」を営む母親に寄生しながら生活している。
満の姉、綾子一家のマイホームの建て替えが終了、岸辺家での一時同居を終えていたのも満にとってラッキーだった。
だが綾子が久々に家にやってくる。目的は綾子の早期退職の相談。綾子は会社を辞めてポラリスを継ぎたいと言い出す。それはもちろん相変わらずぐうたらな日々を送る満に対する久々の反撃でもあった。
買い言葉で「だったら家を売ればいい」と口走る満だったが、意外なことに房枝は実は前々から考えていたと言い出し売却に賛成。満は後に引けなくなる。
そして大学生になった綾子の一人娘春海も、売却話を聞きつけ岸辺家に里帰りしてくる(両親と会いたくない&売却断固反対)。
再び勢ぞろいしたこの家族の喧々囂々再び…果たして満は実家の売却をきっかけにニートを脱却し、宿無し人生を阻止することができるのか・・・?
■関連記事
【写真】生田斗真、“ド”の位置も分からないなか、半年以上の練習で吹替えなしでピアノ演奏!
生田斗真主演ドラマ『俺の話は長い』脚本・金子茂樹、向田邦子賞を受賞
『俺の話は長い』最終話、ラストシーンに感動早くも「ロスがやばい」の声続々
<※全キャラ、ほぼ死ぬ>生田斗真主演『Demon City 鬼ゴロシ』、尾上松也&東出昌大ら“奇面組”集結の相関図到着
生田斗真、中村倫也、西野七瀬ら共演劇団☆新感線の大ヒット作『バサラオ』、ゲキ×シネに!