津田健次郎が医師役でドラマ初主演地下鉄サリン事件の救助現場を描く<1995~地下鉄サリン事件30年 救命現場の声~>

「1995~地下鉄サリン事件30年 救命現場の声~」の放送が決定/(C)フジテレビ

津田健次郎が医師役でドラマ初主演地下鉄サリン事件の救助現場を描く<1995~地下鉄サリン事件30年 救命現場の声~>

3月4日(火) 20:30

「1995~地下鉄サリン事件30年 救命現場の声~」の放送が決定
【写真】白衣姿の津田健次郎は、医師役を演じる

津田健次郎が医師役でドラマ初主演を務める「1995~地下鉄サリン事件30年 救命現場の声~」(3月21日[金]夜9:00-10:52、フジテレビ系)の放送が決定し、桜井日奈子、泉澤祐希の共演も発表された。

■「地下鉄サリン事件」を題材にしたドキュメンタリードラマ

本作は、30年前の1995年3月20日に発生した「地下鉄サリン事件」を題材にしたドキュメンタリードラマ。事件発生から30年の年月を経て、あのとき何が起こっていたのか、そして自らの命も危険にさらされる中で懸命に救助にあたった者たちの姿を救命ドラマとして描く。

「地下鉄サリン事件」とは、日本の首都・東京で発生した化学テロ事件。地下鉄丸ノ内線、日比谷線、千代田線の車内で神経ガス・サリンが散布され、死者14人、重軽傷者は約6000人におよび、化学兵器が一般市民に使われた初の事件として世界に衝撃を与えた。

ラッシュアワーの時間帯にサリンがまかれパニックに陥った東京。駅や病院では、一人でも多くの命を救うため、懸命な救命救助活動が行われていた。世紀の大事件の裏側にあった一つ一つの“決死の献身”。それが積み重なり、多くの命が救われていた。その壮絶なパニックのさなかの“命のリレー”を、30年間に渡る独自取材に基づき一部フィクションを含むドキュメンタリードラマとして放送される。

■津田健次郎が医師役に

主演の津田が演じるのは、病院の救命救急センター長である剣木達彦(つるぎ・たつひこ)。日本の窮地に、要請があった患者全員の受け入れを決断し、患者の救急救命対応に当たった実在の医師がモデルとなっている。原因がサリンだと分からないギリギリの状況で、治療薬・PAMの投与を決断した。

桜井が演じるのは、病院の看護師である星野奈緒(ほしの・なお)。当時の状況を取材する中で医師ら関係者の証言をもとに描かれたキャラクター。常に患者に寄り添い、命を救うために懸命に救助にあたった。事件発生後、剣木の指示ですぐに築地駅に向かい、その惨状を目の当たりにする。

泉澤が演じるのは、営団地下鉄(現:東京メトロ)職員で日比谷線の運転士・園田直紀(そのだ・なおき)。サリンがまかれた車両を運転していた運転士で、情報が錯綜し、サリンだと分からない中で水たまりのようなサリンを目の前に乗客を車両から運び出した。自らの命の危険がある中での救助活動は結果として多くの命を救うことになる。

■あらすじ

1995年3月20日。病院の救命救急センター長・剣木達彦(津田)が、まだ診療開始前の人気のない廊下を歩いていると、後ろから看護師の星野奈緒(桜井)がやってきて深夜の急患対応について話し出す。

同じ頃、日比谷線・北千住駅では、北千住発中目黒行きのA20S列車の運転士・園田直紀(泉澤)が運転席に乗り込み、点検などの通常業務にあたっていた。園田が運転し、走り出す列車。だが、徐々に乗客がせき込み始め、中には具合が悪くなる者も現れる。乗客の一人が非常通報ボタンを押し、列車は次の築地駅で停車・確認することに。そんな乗客の足元はなぜかぬれていた。

列車が築地駅に到着しドアが開くと、体調が悪化した乗客たちがホームに転げるように出てくる。園田は運転室から出てくると、目の前の光景に愕然とする。

■津田健次郎コメント

――本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。

このドラマのお話を聞いたとき、とても緊張感がありました。当時、事件があった際に僕も丸ノ内線沿線に住んでおりました。養成所時代だったのですが、朝稽古場に行こうと思ったら駅が閉鎖されていて、テレビを見ていなかったので何が起きたのかすぐには分かりませんでした。その後すごい事件が起こっているということを知り、とても衝撃的な事件で驚いたことを覚えています。それから30年がたった現在、この作品で主演を務めるということに緊張感が走りました。こういう機会に恵まれてとても光栄に思っております。

――視聴者へメッセージをお願いします。

これまであまり描かれてこなかった当時の医療現場について、リアルに演じられたらと思っております。この事件を知っている方はもちろんですが、この事件のことを知らない世代の方にも丁寧に伝えていけるよう頑張りたいと思います。

■桜井日奈子コメント

――本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。

私が生まれたのは地下鉄サリン事件後なので、このお話をいただくまで事件当時のことを深く知らずにいました。調べるほど、悲惨で、残酷で、とても胸が苦しくなるような事件で生半可な気持ちでは務まらない、覚悟を持って向き合うべき作品だと思いました。

――視聴者へメッセージをお願いします。

30年経った今でも苦しみ続けている方がいて、この事件がなければ亡くならずに済んだ命があった事を思うと、やるせない気持ちでいっぱいになります。何が起こっているのか分からない混乱の中、一人でも多くの人を救おうと懸命に対応した全ての方へ敬意を込めて、演じさせていただきます。よろしくお願いします。
桜井日奈子


■泉澤祐希コメント

――本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。

このお話をいただいた時に、中途半端な気持ちでは参加できないなと思いました。事件当時、私は1歳だったので記憶はありませんが、後にニュースやドラマなどで、このような悲惨な事件が起こっていた事を知りました。「1995~地下鉄サリン事件30年 救命現場の声~」では、事件が起きた車両の運転士・園田役を演じさせていただきます。事件発生時、現場で正体不明の何かに立ち向かう一人です。どのようなことが起きていたのか、緊迫感を伝えられればと思います。

――視聴者へメッセージをお願いします。

このような事件を忘れてはいけないですし、事件を知らない世代にも、この作品を通じて知っていただけるきっかけになればと思います。一人でも多くの方に見ていただきたいです。
泉澤祐希



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