DCスタジオは、バットマン作品に登場する悪役のクレイフェイスを主役とした映画の監督に、「スピーク・ノー・イーブル異常な家族」「ウーマン・イン・ブラック亡霊の館」のジェームズ・ワトキンスを起用することを発表した。米ハリウッド・レポーターが報じた。
クレイフェイスは1940年に初登場したキャラクターで、形状を変化させる能力を持つ。「ドクター・スリープ」「真夜中のミサ」のマイク・フラナガンが脚本を手掛ける本作では、B級映画の俳優が自身の人気を維持するためにある物質を注射し、顔や体の形状を自由に変えられるようになるが、その結果として粘土のような存在になってしまうというハリウッドを舞台にしたホラー作品となる予定だ。
出演者は未定。DCスタジオは、アニメーション作品で声を担当した俳優を実写版にキャスティングすることがあり、アニメシリーズ「ハーレイ・クイン」や「クリーチャー・コマンドーズ」では、アラン・テュディックがクレイフェイスの声を担当している。
製作陣には、「THE BATMAN ザ・バットマン」の監督であるマット・リーブスがプロデューサーとして参加し、リン・ハリス、DCスタジオのジェームス・ガンとピーター・サフランもプロデュースを担当する。撮影は今年後半に開始される予定。DCユニバースにおける多様な作品群としては、中規模予算の作品となる。2026年9月11日全米公開予定。
【作品情報】
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スピーク・ノー・イーブル異常な家族
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Photo by Vivien Killilea/Getty Images for IMDb