シンデレラ宣言![インタビュー]新メンバー・ROMAN&HINATAが語る揺るぎない決意「“昔のシン宣がいい”そう思ってもらっても大丈夫、私は前へ行くしかない」

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シンデレラ宣言![インタビュー]新メンバー・ROMAN&HINATAが語る揺るぎない決意「“昔のシン宣がいい”そう思ってもらっても大丈夫、私は前へ行くしかない」

3月2日(日) 9:00

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2025年1月26日(日)にセルリアンタワーボールルームで開催された<新体制東名阪ツアー『おねがい♡シャンメリーME!!』>にて、シンデレラ宣言!の新メンバーとしてお披露目されたROMANとHINATA。

中国・深圳出身のROMAN、そしてアイドル経験者のHINATA。それぞれ異なるバックグラウンドを持つ2人は、シンデレラ宣言!のメンバーとして何を感じ、どんな未来図を描こうとしているのか。グループへの加入をはじめ、お披露目公演、そしてアイドルとしてのスタンスについて、2人が率直な言葉で語ってくれた。

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撮影:河邉有実莉

めっちゃプレッシャーがありました。すごく大きいグループに来た!っていう(HINATA)
ーーまずは自己紹介からお願いします。

ROMAN:
ホワイト担当のROMANです。今年で18歳になります。中国の深圳(シンセン)から来ました。だから“シン宣=シンデレラ宣言!”に出会ったのは運命かなって。小学校の時からダンスを習っていて、歌はヘタだったんだけど、シン宣に入って努力してウマくなっていきたいです。普段の趣味は寝ることと食べること、あとアニメと漫画を見ることです!

ーー日本語がものすごく上手ですね。

ROMAN:
日本語を勉強したのは昨年(2024年)の4月からです。アニメから知ったり、日本人学校に通ってるので、周りはみんな日本人だから自然にしゃべれるようになりました。

ーー日本のアニメが好きだから日本に興味があったのですか?

ROMAN:
アニメと、日本の音楽、バンドやアイドルが好き。バンドは2次元なんですけど、トゲナシトゲアリ(『ガールズバンドクライ』)、Roselia(『BanG Dream!』とか好きです。

ーーアニメからバンドに興味を持ったんですね。

ROMAN:
そうです。完全にヲタクです(笑)。

ーーダンスはヒップホップ系のダンスですか?

ROMAN:
K-POPダンスですね。日本に来てから系統が変わっちゃったけど。2年くらい前まで中国のアプリで“踊ってみた”とかやってました。

ーーでは、もともとはカッコいい系のアーティストが好きだったんですか?

ROMAN:
いや、カッコいいも王道もどっちも好きでした。

ーーではHINATAさん、お願いします。

HINATA:
パステルオレンジ担当、HINATAです。引きこもりです(笑)。家でできることが好きで、ゲームしたり、絵を描いたり、猫と遊んだり、アニメも好きだし。

ーー1人でいるのが好きなんですか?

HINATA:
ええ。でも、ケータイで占いをしたんですよ。そしたら2025年は“人と遊ばないといけない”と出まして(笑)。だから地元の友達と連絡取ってみようという気になって、3年ぶりに連絡しました!

ーーちゃんと返事来ましたか?

HINATA:
返ってきました!“遊ぼう!”って。

ーーおお、よかったです。では、2025年は社交的になるわけですね。

HINATA:
シンデレラ宣言!の中でも、大人数だとあまりしゃべらないタイプなんですよ。でもメンバーみんな賑やかな子たちだから見習って、私も賑やかな人間になるのを目標にしています。

ーーおふたりにお訊きします。シンデレラ宣言!に入って今何を感じていますか?

HINATA:
私はシンデレラ宣言!のことを知っていて。前に所属していたグループで対バンイベントが同じこともあったんですけど、出演時間がまったく違う。(シンデレラ宣言!は)1番最後という感じだったので。だからめっちゃプレッシャーがありました。すごく大きいグループに来た!っていう。まだ緊張しますね。あとは、自分の系統に合ってるのか、めっちゃ不安で。自分はカッコいい系が好きだし、そっちが得意なので……可愛い系ではない。でもシンデレラ宣言!は“超王道系”だし、っていう。

ーーでも意外とシンデレラ宣言!はロック系の曲も多いし、お披露目公演<新体制東名阪ツアー『おねがい♡シャンメリーME!!』>を観て、合っていると思いましたよ。ROMANさんはオーディションに応募するまではシンデレラ宣言!を知らなかったんですよね。

ROMAN:
知らなかった。だから不安でした。昨年の11月からレッスンが始まって。あの時からずっとシン宣の曲聴いて。朝起きてメイクしてる時も学校にいる時もずっと聴いてたな。これまでとはすべて違う世界だから不安だったけど、ワクワクもしてた。

ーー日本のアイドルは、向こうの人からどう見えているんですか?

ROMAN:
みんな本当にアイドルやりたくてやってるんだなって。ダンスも歌もみんなウマい。

ーー実際、自分が日本のアイドルグループに入って、向こうで見ていたイメージとの違いは感じました?

ROMAN:
それはないかもしれない。イメージ通りです。

新メンバーだからこそ、進歩する余地(ROMAN)
ーーHINATAさんは加入前に思っていたシンデレラ宣言!のイメージと違ったりしましたか?

HINATA:
想像以上でした。アイドルを経験してきたので、前と比べるのもあれなんですけど、まず、運営さんが素敵。メンバーも仲いいし、新メンバーとして入ったことが初めてだから、 めっちゃ緊張してたんですけど、みんな話しかけてくれて。ファンの方々が“馴染んでるよ”って言ってくれるんですけど、メンバーのおかげなんです。

ーー反面で、つらかったこともあったと思います。

HINATA:
ROMANと2人でずっと11月から練習してたんですけど、ペアで踊ることが多いんですね。それに加えて“ここはみんなで合わせた時に教えるね”みたいなことが多かったんですよ。シンメ(シンメトリー)や、みんなとタイミングが違うところは、“みんな揃った時にやろうね”って言われていたんで、ベースしか頭に入ってなくて。でもスケジュール的に既存のメンバーさんも、卒業ライブ(1月19日)が終わってすぐに新体制ライブ(1月26日)というタイミングだったから、全員で合わせたのが本当に2回しかなかったんですよ。その2回もけっこうサラッと位置を教えられた感じだったので。2人ペアのところは本当に全然できなくて。動画で何度も確認したり、メンバーに訊いたりしないといけなかった。それがめっちゃ不安でした。本番でできなくて迷惑をかけたくないしね。

ROMAN:
そうだね、1週間しかなかったし。

HINATA:
その1週間のうち、合わせられたのが2回だったんです。しかも全曲を通しで合わせられたのは本番前のリハでしかなかったから、立ち位置が不安すぎて。振り付けよりも歌よりも、位置。

ーー歴があるグループだから曲数も多く、覚えなきゃいけないこともたくさんあるわけですし。

HINATA:
ダンスを習ったことがなかったので。しかもめっちゃ運動音痴っていう。前のグループが現体制終了になってから、個人でダンススクールに通ってたんです。だから覚えるのはちょっと遅いけど、昔より踊れるようになりました。だから、ダンス自体はそんなに苦じゃなかった。やっぱり位置ですね。

ーーROMANさんはどうでした?

HINATA:
ROMANは覚えるの、早いよね。

ROMAN:
ダンスは苦じゃない。歌も毎日聴いて、本当に学校に行く時、放課後もずっと聴いていて、ずっと頭ん中で残ってる状態にして。

HINATA:
私もずっと聴いてたよ、トイレに行く時も。

ROMAN:
寝る時も聴いてたね。

ーー具体的にこの曲は覚えるのが難しかった、というのはあります?

HINATA:
私とROMANが一番苦戦したのは「君の声帯を壊したい♡」だよね。

ROMAN:
そうだね。

HINATA:
歌が速くて難しかったんです。

ーー全体的におふたりの歌割り自体も多いですよね。

ROMAN:
CHINAとNUUの歌割りをそのまま受け継ぎました。

ーーそこを含めて、“前と比べられてしまう”という不安もあったのではないかと。

HINATA:
NUUちゃんがめっちゃ可愛いから、系統が違いすぎて大丈夫かなっていうのはありましたね。プロデューサーから“NUUちゃんに雰囲気が似てるから寄せてほしい、髪型もNUUちゃんみたいな感じでいてほしい”みたいに言われてたんですけど、ショート(ヘア)が好きやから切っちゃった!あはは。でも何も言われなかったから大丈夫(笑)。

ROMAN:
私はCHINAちゃんと系統が全然違うから比べられないよね。でも前と比べられてしまうのはアイドルあるあるだし、仕方ない。比べられてもいい。でも新メンバーだからこそ、進歩する余地がある。これからだから。

ーー実際にファンを含めた周りの反応から感じたことはありますか?

HINATA:
正直叩かれると思ってたんですけど、シンデレラ宣言!のファンのみなさんは優しかった。マイナスの意見を見ないようにしてることもあるかもしれないけど。でもやっぱり好きなものが変化する、変わっていくことって、抵抗あると思うんですよ。私もそうだし。でもそれは最初だけだと思うから。“この2人でよかったな”って思われるようにも努力し続けるしかない。だから 今は何を言われても大丈夫です。

ROMAN:
それもアイドルあるあるだね。卒業したメンバーのヲタクさんとか、“やっぱり昔のシン宣がいい”って言うのはしょうがない。そう思ってもらっても大丈夫です。私は前へ行くしかない。

HINATA:
“前のシン宣がいい”というのは、その人の想い出として取っておいてもらえればいいから。

どんな時も元気で明るい姿を見せていたい(HINATA)
ーー頼もしいですね。シンデレラ宣言!において、どういうポジションのメンバーになりたいと思っていますか?

HINATA:
それ、めっちゃ迷っていて。可愛いグループだから、自分も可愛いになろうとしているんですけど、実際とのギャップで今ちょっと変な感じになっているんです(笑)。メンバーみんながアドバイスをくれて、“カッコいいけど可愛い感じでやればいいんだよ”みたいな。でも私の中でのシンデレラ宣言!のイメージが本当にか可愛いだから、カッコいいはいらないって思っちゃう。でもそこにカッコいいも入れていいよって、言ってくれるからすごく救われるんですけど、自分の中ですごいそれが許せない。自分が知ってるシンデレラ宣言!じゃないから。 だから迷ってます……うん。でも、可愛すぎるのはできないですね(笑)。

ROMAN:
私はキャラを作りたいけど作れない、自分は自分でしかない。私にとってアイドルは、ステージに立つ時は必ず笑顔で、つらい気持ちとかは絶対言わない。

HINATA:
それわかる!マイナス発言は絶対嫌だ。いっぱいポストするXのサブ垢があるんですけど、そこでも明るいことしか言いたくない。ファンに心配かけたくない!マイナスなことや悲しいことがあったらROMANに相談するから。

ROMAN:
そうだね、お互い相談するよね。昔は周りに相談してくれる人がいなかったけど、今は仲間がいる。

HINATA:
RICOもRONも、NANAもRINAも、KUTSUSHIもみんなが聞いてくれる。

ーーいい仲間ですね。おふたりとも、“弱さを見せない”というアイドル像がしっかりあるんですね。

ROMAN:
弱さがある、人間味があるアイドルさんもいっぱいいるから、アイドルの理想は人によると思います。私にとってのアイドルは、やっぱ一般人とは違う存在なんです。アイドルはちゃんとアイドルをやらないといけない。そういう信念があるから、人間味がありすぎるのは自分が許さない。みんなに憧れられている存在がアイドル。

ーー雲の上の存在のようなアイドルですね。誰かに憧れている、目標にしている人はいるんですか?

ROMAN:
それはいないかな。自分だけの唯一の存在になりたい。自分は特別だと思うから、自分だけのものにならなければいけない。自分はどんな人なのかを探して、アイドルになった。だから人の真似じゃなく、自分だけのものになりたい。

ーー人の真似ではなく、オンリーワンでいたいと。

HINATA:
私は似ているようでちょっと違うんですけど、アイドルだからステージの上でキラキラしてるのは当たり前なんですけど、ステージを降りてる時でも、ファンの人に心配かけないっていうのが理想かな。本当に正直めっちゃつらいって思う時だっていっぱいあるけど、どんな時も元気で明るい姿を見せていたい。みんなを心配する側、元気を与える仕事だなって思うから。みんなから“HINATAを見てたら元気出たよ”って言ってもらえるように頑張る。“アイドルの自分”が先にあるんじゃなくて、“みんなのおかげでアイドルになれた”っていう気持ちが強いんです。だから恩返ししたい。でもほかのアイドルの考え方を否定してるわけじゃなくて、これが私には合っているだけ。ファンのみなさんの中には“もっと弱音を吐いてほしい”っていう人もいるし。それに応えられないのはゴメンって思うしね。

ROMAN:
そうだね。あと、私はアイドルに対して厳しい。恋愛は禁止だし、繋がりなんて絶対ダメ!そういうことを言うと“アイドルだって人間だし、恋愛したっていい”って言う人が出てくるけど、だったら“アイドル辞めたら?”って思う。アイドルなら、ちゃんとアイドルとして覚悟と責任を持っていたい。ファンやヲタク、みんなの想いで夢を支えてもらってるんだから。

シンデレラ宣言!「恋しちゃったのはチョコレイト」MV

<シンデレラ宣言!1st Asia Tour 2025『世界の皆様 届いてますかっ!』>
3月1日(土) aube shibuya(東京)
3月8日(土) HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-3(埼玉)
3月15日(土) 川崎セルビアンナイト(神奈川)
3月23日(日) Banana Hall(大阪)
3月29日(土) 甲府CONVICTION(山梨)
4月6日(日) 会場調整中(✈️上海)
4月12日(土) DIAMOND HALL(愛知)
4月13日(日) Club-G(岐阜)
4月19日(土) 稲毛K’S DREAM(千葉)
5月11日(日) 会場調整中(✈️広州)
5月24日(土) 会場調整中(✈️台北)
6月8日(日) 桜坂セントラル(沖縄)
6月18日(水) Spotify O-WEST(東京/ファイナル)


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