2月第3週の北米映画市場の興行成績は低調で、厳しい結果となりました。週末3日間(2月21日~23日)の興行収入ランキングでは、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の「キャプテン・アメリカブレイブ・ニュー・ワールド」(ディズニー)が、2週連続で首位をキープ。週末3日間で興収2800万ドル、累計興収は1億4100万ドルを突破しました。
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スティーブン・キングの短編小説を映画化したスラッシャーホラー「The Monkey(原題)」(Neon)は、2位に初登場。双子の兄弟、ハルとビルはある日、呪われたサルのおもちゃを発見。その後、ふたりの周囲では、父・ピーティ(コリン・オブライエン)の失踪や母・ロイス(タチアナ・マズラニー)の死など、悲劇的な出来事が連続します。
テオ・ジェームズが、長い月日を経て、再びサルのおもちゃの恐怖に脅かされるハルとビルを一人二役で演じました。「ロングレッグス」のオズグッド・パーキンス監督がメガホンをとり、「死霊館」シリーズのジェームズ・ワンが製作に参加。週末3日間で興収1400万ドルをあげ、製作費をカバーする好成績を記録しました。
ザカリー・リーバイ主演のハートフルドラマ「The Unbreakable Boy(原題)」(ライオンズゲート)は、8位にランクインしました。骨形成不全症と自閉症を抱えるオースティン(ジェイコブ・ラバル)と、そんな息子を見守る父・スコット(リーバイ)を描き、週末3日間で興収250万ドルを記録。ジョン・ガン監督(「デート・ウィズ・ドリュー」)がメガホンをとり、2020年に撮影された本作は、長い期間を経て、ようやく公開となりました。
【作品情報】
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キャプテン・アメリカブレイブ・ニュー・ワールド
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