オスカーノミネート『サブスタンス』主演、デミ・ムーアが完全体に進化!場面写真一挙解禁

映画『サブスタンス』場面写真 (C)The Match Factory

オスカーノミネート『サブスタンス』主演、デミ・ムーアが完全体に進化!場面写真一挙解禁

2月26日(水) 1:00

デミ・ムーアが主演する映画『サブスタンス』より、ハリウッドに渦巻く<闇>にとらえられた⼈々を切り取ったシーン写真11点が解禁された。

【写真】アカデミー賞有力候補!映画『サブスタンス』場面写真ギャラリー

本作は、美への執着と、成功への渇望がせめぎ合い、やがて狂気が侵食していくエンターテインメント作品。本年度賞レース主演女優賞を次々と受賞。昨日発表された第31回SAG賞でも主演女優賞を受賞し、第97回アカデミー賞でも主演女優賞を含む5部門にノミネートされた。

50歳の誕生日を迎えた元人気俳優のエリザベス(デミ・ムーア)は、容姿の衰えから仕事が減少し、ある再生医療“サブスタンス”に手を出す。だが<治療薬>を注射するやいなや、エリザベスの上位互換体“スー(マーガレット・クアリー)が、エリザベスの中から現れる。若さと美ぼうに加え、エリザベスの経験を武器に、たちまちスターダムを駆け上がっていくスー。だが、一つの心をシェアするふたりには【一週間ごとに入れ替わらなければならない】という絶対的なルールがあった。しかし、スーが次第にルールを破り始めてしまい―。

主演は、“美&若さ”への執着を圧倒的怪演で見せつけ、45年以上のキャリアを塗り替える代表作へと押し上げたデミ・ムーア。かつて「ポップコーン女優」と呼ばれていたと明かすほど悩んでいたキャリアを自らの力で乗り越え、再評価を獲得。米国では「デミッセンス」(デミ・ムーアのルネッサンス)という造語が世界中のメディアを騒がせている。

共演は、昨年話題を呼んだヨルゴス・ランティモス監督の『哀れなるものたち』にも出演、弾けるような若さと美貌でデミに相対する、時代のイット・ガール、マーガレット・クアリー。

監督と脚本を手掛けたのはコラリー・ファルジャ。本作を執筆した理由を「年齢、体重、からだの輪郭などが、その<理想の>型から外れていく時、世間は、『お前は女としてもう終わりだ』と私たちに宣言します」「これこそが女性の監獄」と断言、「本作は、『これを吹っ飛ばす時が来た』と宣言しています。2024年になってまで、こんなにくだらないことが続いていること自体が、ちゃんちゃらおかしい」と爽快に言い放つ。

解禁されたシーン写真は計11点。身体のラインを覆うファッションと視線を隠すサングラス、怪しげな箱を抱えて人目をはばかるように立ち去ろうとする<エリザベス>と、一転、自身の魅力を存分にアピールし、カラフルポップなアイメークで自信に満ちあふれた笑顔を振り撒く<スー>という対照的な2人の表情を捉えたカットのほか、スーをデビューさせて大金を稼ぐ、うさんくさいプロデューサー・ハーヴェイが、スーを口説き落とそうとする様子、あっという間にスターダムにのしあがったスーがハリウッドの成功の象徴<大看板>に見事掲出されたものの、自分の分身とはいえ、心底喜びきれないエリザベスが、スーが荒らした部屋を陰鬱(いんうつ)な雰囲気で一心不乱に片付ける姿、そしてゲスな笑顔がピッタリ張り付いた男たちの中心に陣取るハーヴェイなど、いずれも美と成功への執着が常軌を逸した行動を生むーハリウッドに渦巻く<闇>にとらえられた人々を切り取ったカットとなっている。

映画『サブスタンス』は、5月16日より全国公開。

■関連記事
【動画】かわいいが暴走して、阿鼻叫喚 『サブスタンス』特報
アリアナ・グランデ&セレーナ・ゴメスら、豪華に着飾ったセレブが登場<英国アカデミー賞>
デミ・ムーア主演『サブスタンス』、狂気の異常展開を予告する特報解禁“違和感”感じるティザーポスターも
穂志もえか&アリアナ・グランデら、美しくドレスアップしたセレブたち<放送映画批評家協会賞>
【週末なに見る?】今週公開の最新映画情報
クランクイン!

エンタメ 新着ニュース

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ