【写真】コンビ解散にいたるまでの思いを明かすあらぽん
過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが、自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティー「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(毎月第1~3金曜夜9:30-10:00第4金曜テレビ朝日地上波放送終了後/ABEMA SPECIALチャンネル)、元ANZEN漫才のあらぽんが登壇した、2月21日配信回では、元相方のみやぞんと同じくらい自分も売れているとかんちがいし、調子に乗った過去を告白した前編に続き、後編の授業では、みやぞんとのコンビ格差が広がり続けた結果に待ち受けていた地獄や、当時のみやぞんとの関係のふり返りに加えて、解散までの経緯を赤裸々に打ち明けた。
■番組後半では
番組後半では、コンビ解散を決断するまでの経緯や解散後の変化についての授業で、コンビ格差が広がり、YouTubeやゲーム配信で食いつなぐ生活を送っていたあらぽんに、突然、みやぞんから「独立しようかなと思ってる」と電話があり、話しあいの結果、「自分の力でいろんなことにチャレンジしていきたい」というみやぞんの意思を尊重し、解散はせずに、みやぞんさんのみが独立することになる。
しかし、独立発表の1ヵ月前になって、あらぽんは「独立しても、今と同じでみやぞんだけ忙しい。個人個人の活動になる」「もっと格差ができて仕事もなくなる」と“コバンザメを脱却したい”というかっ藤が生まれ、解散を決意する。「宙ぶらりんな状態がいちばんつらい。だったら解散を決意したほうがいいのかな」「もともと僕がお笑いに誘ってるので、僕から解散は切り出したくなかったけど、僕が彼の人生を変えてしまったので、彼の意見を尊重したいと思った」と解散にいたるまでの思いを明かす。
そして、コンビ解散後、「94連休、月給430円」のどん底生活に突入したあらぽんだが、“自分に何があるのか”と本気で向きあった末、ひょうたんアーティストとしての活動を開始する。解散後、迷わずに新たな道を進むことができた理由を「“コバンザメな僕なんて誰も見てくれない”と思っていたが、まわりの先輩が見てくれてアドバイスをもらえた」とビビる大木、キャイ〜ンの天野ひろゆき、元放送作家の鈴木おさむからかけられた言葉や気づかいをふり返り、感謝をこめた。
■声をふるわせるあらぽん
そんななか、レギュラー番組で共演し、プライベートでも親交のあるビビる大木は、最後まであらぽんに「解散するな、ぜったいつらい」「俺は解散してるからわかる、だからふんばれ」と引き止めてくれていたものの、解散が決まった際には「荒木(あらぽん)が決めたなら、それでいいんじゃないか」とあらぽんの背中を押してくれたと回想し、声を震わせる。
さらに、ひょうたんアートの個展が決まった時には、「やったな荒木!ひとりになっていちばんキツいのは、自分が今から何をするのか、1本の道を決めるのが、本当に大変なんだよ」「俺はそこにいちばん苦労した。お前はこんなに最短で見つかってる。よかったな」と言葉をかけてくれたビビる大木に、あらぽんは「こんなに応援してくれる人がいるのに、今までなんで見えてなかったんだろう。自分が情けなくなった」と当時の心境を明かす。
加えて、レギュラー番組終了後にやらかしたまさかのしくじりや、“収益1円”だったというYouTubeでの活動、ANZEN漫才としての最後の仕事とみやぞんとの別れの場面などあらぽんは赤裸々に語った。
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