元レーシングドライバーで"ドリフトキング"の異名を持つ土屋圭市がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「土屋圭市のくるまの話 supported by Castalk」(毎週金曜 20:00~20:30)。今回の放送は、ゲストにKinKi Kids・堂本光一(どうもと・こういち)さんとアニメ音響監督・三間雅文さんが登場! 今後の自動車業界について土屋と語り合いました。
(左から)土屋圭市、堂本光一さん、三間雅文さん
◆堂本&土屋が考える“自動車”の未来
堂本:土屋さんにお聞きしたかったのは、それこそもうハイブリッドカーの時代、電気自動車の時代になっていくじゃないですか。自分的には、もちろん時代とともに車も歩んでいく必要性があると思うんですけど、車が電化製品になっちゃうのが嫌だなって思っちゃうんです。どう思いますか?
土屋:俺も10年くらい前に言ったことがある。どこのメーカーとは言わないけど、「今後、電気(自動車)しか作らない自動車メーカーが増えていくでしょうね。だけど、それは自動車メーカーって言えるのかな? ○○電器じゃないの? だから(電気自動車しか作らないメーカーは)“自動車メーカー”という言葉を使って欲しくないな」って言ったことがある。
光一くんもそう思っていると思うんだけど、俺的には(車には)エンジンがないと……特に雪国なんかは(天候によって)高速道路とかも止まっちゃうわけだから。
堂本:いろんな問題がまだあるんですね。
土屋:あると思う。今の現状だったら、ガソリンエンジン(の車)を持っていて、2、3台目として、雪が降らない地域なら、近所を走るために電気(自動車)を持つのはアリ。
堂本:そうですね。だから、ぜひサーキットという研究所で走って(車の性能データをさらに分析して)、車好きの人もそうでない人もどっちも楽しめる形にしてくれたらいいなって思いますね。
土屋:そうだね。でも、ヨーロッパなんてもう“ガソリンエンジンの復活”に舵を切っているからね。
堂本:。あれは、(環境にやさしい)カーボンニュートラル燃料でやっていくっていうことですもんね。
土屋:そう。メルセデス(ベンツ)もBMWもアウディもそうだけど、電気(自動車)だけには絶対にならない。ヨーロッパもそうだし、日本もそうだし、やっぱり車好きが作ってる自動車メーカーって(エンジン搭載車は)絶対になくならないと思う。
堂本:そうであってほしいですね。
<番組概要>
番組名:土屋圭市のくるまの話 supported by Castalk
パーソナリティ:土屋圭市
放送日時:毎週金曜 20:00~20:30
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/kurumanohanashi/