世界中にファンを持つ『僕のヒーローアカデミア』の公式スピンオフシリーズとして人気を博している『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-』が、待望のアニメ化。
4月7日(月)の初回放送日に先駆けて、このたびメインキャストである梅田修一朗、長谷川育美、間宮康弘のオフィシャルインタビューが到着!本作出演への喜びや、作品への印象、そして放送に向けての見どころなどを語ってくれた。
>>>非合法なヒーローたちがかっこよすぎる! ティザービジュアルなどをチェック(画像7点)
『僕のヒーローアカデミア』は、<週刊少年ジャンプ>にて連載されていた大人気のバトル漫画。超常能力である「個性」を持つ人々がありふれた超人社会を舞台に、個性を悪用する敵(ヴィラン)を取り締まるヒーローに憧れた主人公・緑谷出久が、数々の敵(ヴィラン)と対峙しながら成長していくさまを描く。連載中は<週刊少年ジャンプ>を代表する看板漫画として世界規模の人気を博し、シリーズの全世界累計発行部数が1億部を突破している。
そんな『ヒロアカ』の公式スピンオフである『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-』は、非合法なヒーローとして人助けをする「ヴィジランテ」に焦点を当てた作品で、完結から数年が経った現在も根強い人気を有している。
このたび、4月7日(月)のテレビアニメ初回放送日に先駆け、主人公の航一を演じる梅田修一朗、ポップを演じる長谷川育美、そしてナックルを演じる間宮康弘のオフィシャルインタビューが到着した。
◆梅田修一朗(航一役)、長谷川育美(ポップ役)、間宮康弘(ナックル役)オフィシャルインタビュー◆
――本作への出演が決まった時のお気持ちを聞かせてください。
梅田決まったときの「本当なのかな……?」という気持ちが、いまでも少しだけ残っています(笑)。航一と共通しているところがたくさんあるので、僕自身は親近感を持っていますが、共通点が多いから役に決まるということはもちろんありません。
オーディションには航一の魅力を引き出そうとしている方たちがたくさんいて、「僕はそれ以上のものを表現できたのか?」としばらく悶々とした日々を過ごしていました。そんななかで決定の連絡を受けたので、驚きすぎて、これは夢なんじゃないかと。現実感がなかったです。
間宮俺は『僕のヒーローアカデミア』でギガントマキア役を演じていました。ヒーローではない敵(ヴィラン)側だったので、オーディションの話をいただいた時は「ギガントマキアだったけど良いの!?」と思ったことを覚えています(笑)
ナックルのオーディションは、梅田くんと長谷川さんが航一とポップに決定した後に行われたんですよ。ヘッドホンから流れてくる2人の声や演技は、原作を読んでいる時に頭の中で流れていた航一とポップそのものでした。おそらくですが、ナックルのオーディションでは、そんな2人とのバランスを見られていたのだと思います。それに自分が選ばれて、小躍りするくらい嬉しかったです。マネージャーさんから決定の連絡をもらったのですが、そこでも「ギガントマキアだったけど良いの!?」と聞いちゃいました(笑)
長谷川私も、ポップ役に決まったと聞いた時は本当に驚きました。まずオーディションの時から、私の作っていった "ポップ像" にたくさんのご指摘が入ったんです。それですごく時間を取ってしまったので、「私の描くポップ像は全然違ったんだな……」とかなり落ち込みながら帰りました。絶対にダメだと思い込んでいた中での決定だったので、外にいたのですが、大きめの声で「えー!」と驚いてしまいました(笑)
(C)古橋秀之・別天荒人・堀越耕平/集英社・ヴィジランテ製作委員会
――本作の物語に初めて触れた際の印象は?
梅田もともと『ヒロアカ』は読んでいましたが、『ヴィジランテ』はオーディションの話を受けてから読みました。 "個性" が存在しているという基本設定は同じだけど、全く別の物語。それをわかってはいたのですが、主人公が人生に一区切りつけてしまっていたり、世間での自分の立ち位置をなんとなく決めちゃっているところが、デク(緑谷出久)と違い過ぎて驚きました。ただ、そんな航一にもヒーローに憧れる心は残っていて、人のために行動する姿が魅力的だと思いましたね。
間宮『ヒロアカ』とは違うスポットライトの当て方、キャラクターの描き方をしていますよね。その中にオールマイトやエンデヴァーなど『ヒロアカ』のキャラクターも登場するので、そこに胸が熱くなります。印象の話と反れてしまいますが、自分の演じるキャラクターと絡むと嬉しくなるんですよね(笑)
梅田わかります(笑)
間宮『ヒロアカ』が好きな方にとって、そこはテンションが上がるポイントだと思います。『ヒロアカ』の時間軸より前の物語ということで、色々なキャラクターの過去も描かれていますしね。その一方、『ヒロアカ』との違いも明確にあって、アンダーグラウンドなところから始まるのが『ヴィジランテ』の魅力。ヒーローじゃない人たちが手を取り合って悪と戦っていくところがすごく面白いと感じました。
長谷川『ヒロアカ』はヒーローを目指す同世代のキャラクターたちが主軸に物語が進んでいましたが、この『ヴィジランテ』のメインキャラクター3人は、年齢も目的も何もかもが違うんです。そのアンバランスさが面白く、『ヴィジランテ』ならではの魅力になっていると思いました。
――放送に向けて、注目ポイントや見どころを教えてください。
梅田『ヴィジランテ』の視聴者には『ヒロアカ』を知っている方が多いと思いますが、まず最初の注目ポイントは、やはり『ヒロアカ』のキャラクターが登場するところではないでしょうか。誰が登場するかは、アニメを見て確認してほしいです。第1話冒頭から、 "あのキャラクター" が登場しますよ!
間宮すでに出来上がった第1話を見たのですが、ポップちゃんの作画がすごすぎる!原作がモノクロで描かれている分、アニメで色がついたビジュアルを見ると、色気3割増しくらいに感じました(笑)。
あとは、やっぱり歌が良いよね~。第1話にポップの歌うシーンがあるのですが、ライブを見ているファンの合いの手を、当日現場にいる男性キャスト全員で録りました。おっさん20人くらいが一生懸命頑張りましたので、そこは是非注目してください(笑)
長谷川それぞれのキャラクターにも注目してほしいです。主人公の航一が軸になっている物語ではありますが、ナックルとポップも思いや目的を持って行動していて、三者三葉の物語が紡がれていきます。全員に注目して、愛してほしいですね。
――作品を楽しみにしている視聴者に、放送に向けてのメッセージをお願いします。
梅田先ほど『ヒロアカ』が好きな方に向けての注目ポイントを語ってしまいましたが、『ヒロアカ』を知らない方ももちろん楽しめる作品になっていますし、『ヴィジランテ』ならではの魅力が刺さる方もいるのではないでしょうか。登場人物たちが生きる世界が僕たちの生活の温度感に近い形で描かれていて、至るところに共感ポイントがあり、胸打たれるシーンも多いです。「アニメの中の物語」でなく、「自分の物語」として楽しんでもらえたら。航一の成長も是非見届けてください。
間宮『ヒロアカ』の世界観ではありますが、まったく違う物語が展開します。ヒーローではなく市民に焦点が当てられていて、スケール的にも自分たちと近い部分が描かれている。『ヒロアカ』ファンの方も、そうでない方も、みんなが楽しんでもらえる作品になっています。個人的には、ナックルが悪党を殴る姿にスカッとしました。視聴者の皆さんも、是非スカッとしてください!
長谷川コメントが2人と重なってしまいますが、「『ヒロアカ』を見ていないから……」など不安に思わなくて本当に大丈夫です!
『ヒロアカ』とは違った世界線が描かれていて、ヒーローが活躍する一方、憧れはあるものの、航一のように「なれない」と決めつけてなんとなく生きている人がたくさんいたんだろうな……と。『ヒロアカ』では生まれなかった視点で物語を楽しめると思うので、たくさんの方に見ていただきたいです。
(C)古橋秀之・別天荒人・堀越耕平/集英社・ヴィジランテ製作委員会
【関連記事】
・【ヒロアカ】ホークスが『キャプテン・アメリカ』新作映画とコラボ!
・【ヴィジランテ】『ヒロアカ』のプロヒーロー登場! 声優陣は続投
・【ヒロアカ】外伝『ヴィジランテ』放送日&メインキャスト&PV公開!
・【ヒロアカ】7期最新PV「デクvs死柄木」公開!
・『ヒロアカ』第7期第18話 ヒーローたちに意外な援軍が駆けつける!