【写真】“みやぞんの隣りにいて調子こいてたら解散して94連休になっちゃったコバンザメ先生”として「しくじり先生」に登壇したあらぽん

過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが、自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティー「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(毎月第1～3金曜夜9：30-10：00第4金曜テレビ朝日地上波放送終了後／ABEMA SPECIALチャンネル)、「足立区あるある」の歌ネタで一躍話題となった元ANZEN漫才のあらぽんが登壇した、2月14日配信回では、“みやぞんの隣りにいて調子こいてたら解散して94連休になっちゃったコバンザメ先生”として、元相方のみやぞんと同じくらい自分も売れているとかんちがいし、調子乗り行動連発したしくじりを告白した。



■授業オープニング



授業オープニング、あらぽんは「コンビ時代のMAX月収680万円、コンビ解散直後の月収430円」と明かし、月収激減の理由は、「コンビ解散直後に94連休」という事態に陥ってしまったからだと告白する。「幼なじみのみやぞんの隣りにいるだけなのに、自分もスゴいとかんちがいして調子に乗った」と自身のしくじりを明かしたあらぽんは、売れっ子の元相方のみやぞんにくっついている“コバンザメ”状態だったと語る。

そのあらぽんの授業では、2歳からの幼なじみであるみやぞんとの学生時代の関係からひも解いていく。対照的な性格だったという小学校時代から、コンビを組んでお笑いの世界を目指す転機となった中学校時代、高校卒業後、解散＆再結成を経て、ANZEN漫才として芸人デビューするまでの軌跡をたどる。

また、人気バラエティ番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」(1997年～2018年フジテレビ系)内の企画「お笑イミグレーションNEXT！」に出演し、「とんねるずのおふたりにみやぞんがイジられて大爆発」「“人生が変わるんだな”という瞬間だった」と回想したあらぽんは、「放送直後、『M-1』で優勝した直後の漫才師くらい、マネージャーの電話が鳴り止まなかった」とブレイクのきっかけをふり返る。

さらに、その2ヵ月後には、みやぞんが「世界の果てまでイッテQ！」(2007年～日本テレビ系)の準レギュラーとして初出演し、コンビの仕事も増加していく。あらぽんは相方として、「みやぞんのおもしろさをいちばん引き出せるのは俺だ」と意気込んでいたものの、実際現場では、先輩芸人たちの実力に圧倒され、「みやぞんのおもしろさを僕よりも引き出していた」と現実に直面する。

特に衝撃を受けた先輩芸人としてピースの綾部祐二を挙げ、「本当にすごかった」「綾部さんは全部見てる」と語ったあらぽんに、綾部と同期である平成ノブシコブシの吉村崇は「仕あがってましたよ。頭ひとつ先に出てた」と当時の綾部の活躍ぶりを評価しながらも、「でも、生意気なんすよね」とコメントし、笑いを誘う。

「みやぞんの代わりはいないが、自分の代わりはたくさんいる」という事実に気づいたあらぽんだったが、ANZEN漫才としてコンビで番組に呼ばれることで、「隣りで笑っているだけでお金が入る！スマイルビジネスを作り出したぞ！」としくじった考えを持つようになる。

この頃から完全に“コバンザメ芸人”と化してしまったあらぽんは、その状況に満足したまま、さらなる調子乗り行動を連発していった。





■“コバンザメ化”を加速

そして、あらぽんが「最初の大きい格差がついた瞬間」と語る2018年夏の出来事から、“コバンザメ化”を加速させる負のループに突入する。

コンビ格差が広がっていることを認められず、あらぽんのしくじった思考は、幼なじみの“絆”にすがってしまった。

あらぽんは、自分も売れていると勘違いして調子に乗ってしまった“調子乗りエピソード”や、“じゃないほう”芸人としての苦悩などを赤裸々に語った。




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