2月16日(日) 20:00
「砂糖不使用」と表示されている100パーセントの野菜ジュースには、文字通り砂糖は加えられていません。しかし、原材料表示に「ショ糖」や「糖質」といった表記があるものもあります。
砂糖は正式には「ショ糖」と呼ばれるため、これらは同じ成分を指します。さらに、野菜自体にもショ糖や糖質が含まれているため、添加されていなくても糖分を摂取することになるのです。そのため、過剰に摂るとカロリーが増え、太る原因につながる可能性もあるため、注意が必要です。
大手食品メーカーの砂糖不使用にんじんジュースをECサイトで調べたところ、200ml×24本入りが2133円で販売されており、1本あたりの価格は約89円でした。
手軽に購入でき、価格も比較的リーズナブルなため、毎日続けやすいと考えられます。
砂糖不使用の手作りにんじんジュースの作り方をご紹介します。
・にんじん 4本(340g)
・レモン 1/4個
冷蔵庫から必要な分のにんじんを取り出し、水でしっかり洗います。土やほこりが付いている場合は、たわしやブラシを使って丁寧に落としてください。
ジューサーに入れやすいサイズにカットします。ひび割れの部分や、葉の付け根に残った泥やカビは、しっかり取り除きましょう。
絞りやすい形に切っておきます。にんじん4本に対して、レモン1/4個がよいでしょう。
カットしたにんじんをジューサーで搾ります。340gのにんじんから、およそ150mlのジュースが作ることが可能なようです。ジュースと搾りかすを分けられる低速回転式ジューサーを使うと、よりなめらかな仕上がりになるとされています。
コップにジュースを注ぎ、レモンを搾れば完成です。できたてをすぐに飲むのがおすすめです。
にんじんジュースを200ml作るには、約400gのにんじんが必要とされているようです。風味を整えるために、レモンは1/4個加えるのがちょうどよいバランスです。程よい酸味が加わり、飲みやすくなる可能性があります。
200mlのにんじんジュースを作る際にかかる費用をみていきましょう。
【にんじんのコスト】
にんじん1本の重さは約150gとされています。そのため、サイズなどによって異なる可能性はありますが、400gには 約2.67本 必要になる計算です。1本85円と仮定すると、85円×2.67本で、約227円となります。
【レモンのコスト】
レモンは 1個90円と仮定し、それを1/4個使用します。そのため、90円÷4で約23円かかる計算です。
以上を踏まえると、合計費用は227円+23円で、約250円になります。
市販の野菜ジュースには「砂糖不使用」と記載されていても、野菜や果物に含まれるショ糖(砂糖の一種)や糖質が自然に含まれています。そのため、完全に無糖とはいえません。
砂糖不使用の野菜ジュースを手作りする場合の費用は、材料によって異なります。例えば、200mlのにんじんジュースを作る場合、にんじん約400gとレモン1/4個が必要です。今回の試算では、これにかかる費用は約250円だと分かりました。
一方、市販の大手メーカー製品では、1本あたり約89円で販売されているものもあるようです。
したがって、手作りの野菜ジュースの方がコストは高くなる傾向にあるようですが、新鮮で添加物のないジュースが楽しめるというメリットを得られる可能性もあります。どちらを選ぶかは、コストと品質のバランス次第だと考えられます。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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