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キラキラで爽やかで、甘酸っぱく弾ける刺激物…“ハニーレモンソーダ”と青春時代の恋愛はどこか似ている。夢とトキメキが詰まった青春ラブストーリーの金字塔であり、青春時代を温かく包み込むように表現したアニメ「ハニーレモンソーダ」をご存じだろうか?
■累計発行部数1400万部突破の人気少女漫画をアニメ化
現在フジテレビ「+Ultra」ほかにて放送され、FODにて最速配信されている本作は、少女まんが雑誌「りぼん」(集英社)にて連載中で、コミックスの累計発行部数1400万部突破の村田真優による同名人気少女漫画をアニメ化した青春ラブストーリー。中学時代、「石」と呼ばれ、泣くことも笑うことも忘れていた主人公・石森羽花が、受験シーズンのある日、レモン色の髪の男の子・三浦界に偶然出会う。彼に憧れて、明るい高校生活を送るために同じ高校に入学した羽花だったが、ダメな自分からなかなか卒業できずに、うまくいかない日々を送っていた。そんな時、同じクラスだったが特に接点がなかった三浦くんと交流が生まれていく。
少女漫画とは何かと問われたとき、この「ハニーレモンソーダ」を見せれば一発…と言っても過言ではないほど理想の青春恋愛のすべてが詰まっているように思う。加えて、中学時代にいじめられていた主人公が、三浦界という運命の人に出会ったことで、人生が大きく変化していくというシンデレラストーリー。ヒリヒリする描写はほとんどなく、基本的には温かく優しい世界がそこには広がっている。
そして何よりも、「三浦くん」がカッコイイ。もちろんビジュアルもだが、人としてとにかくイケメンなのだ。言葉数が少なく塩対応がデフォルト。彼の発言や行動ひとつ一つは厳しく見えるときもあるが、その奥にはしっかりと“優しさと強さ”が隠れている。羽花を護って引っ張っていくのではなく、羽花の背中をそっと支えて成長させていく、そんなカッコよさがあるのだ。本人は意識的なのか無意識なのかは分からない、だがそこもまたミステリアスで良い。クールな彼が目立つグループの中心的存在で、人々を惹きつける…ということに説得力がある。
また主人公の羽花も三浦くんに負けず劣らず魅力的なのだ。一見か弱く清楚な女の子に見えるが、実はとても行動力がある。傷付いてきた過去と決別するために自ら新しい世界(派手な生徒が多い高校)に飛び込んで立ち向かう、その姿がカッコイイ。だから、読者も羽花に感情移入できるし、応援したくなる。同時に羽花から勇気をもらえる。純粋で素直なところも愛らしく、作中でも“尊いカップル”と表されているように、羽花と三浦くんの組み合わせは実に微笑ましく癒されるのだ。
■「ハニーレモンソーダ」をアニメで見る意義とは?
さて、そんな“ハニーレモンソーダ”100パーセントの人気少女漫画である本作をアニメで見る意義についても言及したい。それは、市ノ瀬加那、矢野奨吾らプロの声優によって吹き込まれた命ではないだろうか。漫画でも充分「ハニーレモンソーダ」の世界に没入できるが、より羽花や三浦くんをリアルに感じられるのがアニメである。
美しい原作の画を大切にしつつそこに鮮やかな色がのり、愛くるしいキャラクターたちに声と動きが加えられる。それはまるで彼女たちが実際に生きているかのよう。余談だが、個人的にはエンディングの本編とはまたタッチが違った画がオシャレでかわいらしくて好きだ。こういったアニメならではのオープニング&エンディングの画や音楽も見どころの一つと言える。
漫画の世界観をそのままにキャラクターたちが生きていく。漫画よりもリアルに実写化よりも異世界の中で。ゆえにアニメ「ハニーレモンソーダ」は、原作ファンも、実写化ファンも、そしてアニメから入る新参者もすべての視聴者が新鮮味を持って楽しめるはずだ。
アニメでしか味わえないダイレクトなトキメキがある。キラキラで爽やかで、甘酸っぱく弾ける刺激物…「ハニーレモンソーダ」みたいな青春恋愛をあなたも目一杯味わってほしい。きっと、羽花と三浦くんらと一緒にトキメキが詰まった高校生活を送っているかのような、幸福感で満たされるはずだ。
構成・文=戸塚安友奈
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