【写真】眠る薪(板垣李光人)を気遣う青木(中島裕翔)
板垣李光人とHey! Say! JUMP・中島裕翔がW主演を務めるドラマ「秘密~THE TOP SECRET~」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第3話が2月10日に放送された。自殺した少年のMRI映像にある貝沼の姿を見て失神する薪が描かれ、見ている方もショックを受けてしまった。(以下、作品のネタバレを含みます)
■記憶を映像化する「MRI捜査」を行う物語
同ドラマは、清水玲子による同名漫画を原作に、科学警察研究所の法医第九研究室、通称“第九”を舞台に、死者の生前記憶を映像で再現できる特殊なMRI技術を用いて、室長の薪剛(まきつよし)と、新米捜査員の青木一行(あおきいっこう)のバディが、解決不可能とされていた事件の真相を解き明かしていくヒューマンサスペンス。
板垣が薪剛を、中島が青木一行と、かつての第九メンバーで薪の親友以上の存在だった鈴木克洋の一人二役を演じる。そして、二人の大学時代からの友人で、亡くなった鈴木の婚約者でもある解剖医・三好雪子(みよしゆきこ)を門脇麦が演じる。
■死者の脳の「MRI捜査」を行う“第九”に所属する薪と鈴木は捜査を行う
驚異的な記憶力と鋭い洞察力を持つ薪剛は、科学警察研究所の法医第九研究室、通称“第九”の室長に任命され、大学時代からの親友で副室長の鈴木克洋と共に、新たな任務に就くことになる。第九では、凶悪・重大犯罪において被害者および犯人が死亡した際、その脳を特殊なMRIスキャナーにかけ、生前の記憶を映像化する「MRI捜査」を行う。脳科学者の貝沼清孝(國村隼)が開発したこの技術により、真相を明らかにできる可能性は高まったが、一方で倫理的な問題もあるため、第九は機密組織とされている。
貝沼が自ら命を絶ち、病気を苦にしての自殺とされ、貝沼の異変に気付けなかったことを薪は悔やむ。「脳を『第九』のために役立ててほしい」という遺言の通り、鈴木が貝沼の脳をMRIでみることを約束する。ところが数日後、MRI捜査室へ向かった薪の耳に、突然、発砲音が響きわたる。薪が駆けつけると、そこには鈴木ら捜査員たちが倒れ、モニターには貝沼の恐ろしい秘密が映し出されていた。貝沼のMRI映像を見た鈴木は薪に銃を向け、薪は正当防衛で鈴木を死なせてしまう。
鈴木が亡くなってから3年後。薪に憧れてやって来たという、死んだ鈴木によく似た新人・青木一行が第九に配属される。
そんな中、9人の少年が同じ日に異なる場所で次々と自殺する事件が発生し、“第九”でMRI捜査することになる。9人は全員が未成年で、同じ少年院にいたことが分かっていた。早速、駅ビルの屋上から飛び降りた少年の脳MRI映像を見た青木は、あまりに鮮明な映像に驚きながらも、その少年が別の少年に追いかけられてビルから飛び降りる様子を目の当たりにする。「自殺じゃないじゃないですか!」と叫ぶ青木。
青木は、岡部(高橋努)ら捜査員たちにアドバイスを受けながら残りの少年たちの脳MRI映像を見ていく。MRI映像には、幻覚や妄想までが映し出されることを知る青木。やがて、少年たち全員が、共通するある体験をしていたことが分かる。
■少年のMRI映像に貝沼の姿が写し出される
曽我(濱津隆之)が「室長!」と声をかけ、第9のメンバーで1人の少年のMRI映像を見る。少年院の集会室で少年たちが集まって椅子に座り、中央に帽子の男がいるのが映し出される。5分間少年は目をつむってしまうことが分かり、MRI映像が暗くなると薪は「催眠術…」とつぶやく。岡部が「9人同時に出して」と言い、他の少年のMRI映像が映し出される。全員が目をつむり、9人の画像が暗くなるなか、1人の少年が目を開けて再び映像が映し出される。
宇野(森田想)が帽子の男の言葉を口唇術で「そこ、そこの君、香の効果が出ないからちゃんと目を閉じて」と言う。男の顔がアップで写し出され、岡部が「貝沼!」と目を向いて驚く。見ていた薪は失神して気を失い、岡部に抱き抱えられるのだった。
自殺した少年たちに貝沼が催眠術をかけていた様子に、薪とともに見ているこちらも仰天し、失神してしまう薪の姿にショックを受けてしまった。
◆構成・文=牧島史佳
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