昨年9月に性的人身売買などの容疑で逮捕、起訴されたミュージシャンでラッパーのショーン・コムズ。この度、2022年に彼から性的暴行を受けたという男性からの新たな告発内容が明らかになった。
【写真】「ショーン・コムズ」フォトギャラリー
Peopleによると、ニューヨークにて、シカゴ出身の若手ミュージシャンが匿名で、コムズを相手取り訴訟を起こしたようだ。訴状によると、この男性は、2022年にロサンゼルスで演奏旅行をしていたところ、コムズが新しい才能を探していると、スカウトマンに声を掛けられたそう。
その後、コムズの誕生日パーティ―に招待された原告は、個人宅でコムズと対面。飲み物を提供された後で契約を約束されたが、宝石コレクションを見せると言われて付いて行った個室で、被害にあったという。
オーラルセックスを求められ、拒否したところ、従わなければ契約しないとコムズが脅迫。さらに、コムズはしびれを切らし、無理やりオーラルセックスを強要したうえ、レイプし、無力な状態の原告を残して部屋から立ち去ったそうだ。原告はコムズにドラッグを盛られたと訴えている。
訴訟をうけ、コムズの弁護士は潔白を訴える声明を出し、「真実と司法手続きの高潔さに全面的な信頼を寄せています。法廷では、コムズ氏が男性、女性、成人、未成年を問わず、いかなる者に対しても性的暴行及び人身売買を行っていないという真実が勝る事でしょう」とした。
昨年9月16日にニューヨークで逮捕され、性的人身売買など3つの罪で起訴されたコムズだが、10月10日に行われた予備審問で、2025年5月5日に裁判が始まることが明らかになった。刑事訴訟に加え、ほかにもいくつもの民事訴訟が起こされている。
■関連記事
性的人身売買で逮捕&収監中のショーン・コムズ、夜遅く病院に搬送
ジェイ・Z、レイプ告発を真っ向から否定!恐喝と名誉毀損で訴えを起こす
ショーン・コムズ元従業員、セックスパーティーの証拠隠滅をさせられていた
ウィル・スミス、ショーン・コムズ主催の「ホワイトパーティー」参加を否定
ジェイ・Zに13歳の少女に対するレイプ容疑本人は否定、裁判却下と原告の本名を求める