30代後半から子宮筋腫の症状がひどくなり、子宮全摘出手術を受けた宮島もっちーさんが当時を振り返りながら、今、同じように悩んでいる女性にエールを贈るマンガ。子宮を摘出するまで月経時の大量出血や重い貧血に悩まされていた主人公。つらい症状を周囲に理解してもらうのも難しく、「筋腫ができたのは自業自得」と自分を責めてしまうことも。PMSや天気痛による体調不良に悩まされていた20代。母からは「アンタは体がボロ!」と言われ、より落ち込んでしまうのでした。
20代はPMS(月経前症候群)に悩まされたものの、30代で1人暮らしをしてからは生理が軽くなり、元気に毎日を過ごすことができた主人公。ところが40代になると過多月経の症状に悩まされます。
婦人科を受診すると子宮筋腫があることがわかりました。
子宮筋腫は努力次第で改善できる!?
婦人科健診で判明した子宮筋腫。これまで生理がつらかったのもこのせいだったのか、とふに落ちました。
このときはまだ貧血の症状はなかったためひとまず「経過観察」をすることに。子宮筋腫の原因はわからないのですが、インターネットで調べると食事も一因になるとありました。甘いものや乳製品は控えたほうがよいとの情報も。
自分にも思い当たる節があり、ここまでの体調不良は食事が影響しているように感じられました。子宮筋腫ができたのは「自業自得」だと認識したのです。
―――――
子宮筋腫にかかわらず、何かとやり玉に挙げられる「甘いもの」「脂っこいもの」「乳製品」ですが、これらをよく食べるかどうか問われると、ほとんどの人が当てはまりそうです。気持ちが伏せっているときにこういうものが「病気に影響する」と言われると、因果関係が明確にあるような気がしてしまうかもしれませんね。
※記事内容は実体験をもとに作成していますが、主人公は宮島もっちーさんを投影した架空の人物として表現しています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!
監修者:医師 女性医療クリニック院長 沢岻美奈子先生 2013年1月に女性スタッフだけで乳がん検診をおこなう沢岻美奈子 女性医療クリニック開院。2022年の1年間で神戸市乳がん検診を約2500件、地元企業様の会社検診や自己検診も含めると約3100件の乳がん検診を実施する。患者さんとのやりとりと通じて日常の診察で感じ考えることを、専門医目線で正しい医療情報としてInstagramに毎週投稿している。
著者:マンガ家・イラストレーター 宮島もっちー
【関連記事】
生理が怖い!大量出血でよみがえる母の「自業自得」という言葉 <子宮筋腫>
「どろっと塊が」「血液が染みている!」生理の量が多すぎて蒼白<子宮筋腫>