【写真】ドキッ…森愁斗の肩を抱く山下永玖
“ワンエン”の愛称で親しまれるONE Nʼ ONLYが主演を務める『BATTLE KING!! Map of The Mind -序奏-』が2月14日(金)に、『BATTLE KING!! Map of The Mind -終奏-』が3月14日(金)に公開される。本作は山下永玖、高尾颯斗、草川直弥、上村謙信、関哲汰、沢村玲からなるONE Nʼ ONLYが初主演を飾った『バトルキング!!-Weʼll rise again-』の続編。行き場のないエネルギーを喧嘩で発散していたヤンキーが、ダンスと仲間と出会い、新たな目標に向かって突き進んでいく姿を描いている。WEBザテレビジョンでは高坂源二郎役の山下永玖、直江愛之助役の高尾颯斗、山縣虎太郎役の森愁斗(BUDDiiS)、愛之助の弟・直江龍之介役であり高尾颯斗の実弟である高尾楓弥(BUDDiiS)にインタビューを実施。作品への思いや演じることの難しさ、撮影秘話などを語ってもらった。
■山下永玖「ワンエン主演の映画がまたできるのが嬉しくて」
--本作への出演の話を聞いた感想から教えてください。
山下:続編が決まった時はとても嬉しかったです。前作が終わった直後にもう1回やりたいって思いましたし、ワンエン主演の映画がまたできるのが嬉しくて。今回はさらに1人1人をフォーカスしてるシーンが多く、友情や絆を感じられるところも注目して欲しいです。
森:時間を経て同じ役を演じる機会はなかったので、また同じ現場に戻って同じ役を演じることができることをすごく嬉しく思いました。
高尾颯斗:監督やメンバーと続編をやりたいねと話していたので本当に嬉しいですし、体感としては続編が決まるのが早く感じられたのでそこも嬉しいです。
高尾楓弥:僕は続編が決まって嬉しかったですけど、僕が演じた龍之介は前作で少年院に入ったので、出番があるのかな?って思いました(笑)。本作での龍之介は少年院から出てくるところから始まるのでびっくりしました。
--2年ぶりの続編に出演して改めて俳優業の難しさなど感じましたか?
山下:芝居はその役の人生やバックボーンを自分でしっかり理解してやるようにしてますが、今回は顔で見せるカットも多くて、セリフなしで顔だけで表現するのはとても難しいなって思いました。
森:僕は前作のときほとんど未経験の状態でお芝居に挑んだんですが、今回はカメラの位置を意識したり、カットの流れからここはこう繋げようと考えたりしました。まだ演技の経験は浅いんですけど、少し成長できたかなと思えて嬉しかったです。
高尾颯斗:今回は前作で描かれなかったバックボーンや幼少期が描かれていて、自分で考えていた愛之助の生い立ちとイメージがかなり近くて。監督と共通認識を持つことができていたのかなと、台本を頂いた時に嬉しくなりました。弟(楓弥)と直江兄弟の家庭環境はきっとこうだよねなどいろいろ話してたのですが、思っていたことがセリフに落とし込まれていたりして、正解だったんだなと自信になりました。
高尾楓弥:僕は前作ではお兄ちゃんたちへの愛だけで行動してる、かわいい弟って感じだったんですけど、今回はしっかりと龍之介の人生が描かれていて、その分、感情的になるシーンがとても多くて。お芝居として1発で見せるべき場面もあって、舞台ではないけど映像のお芝居も生物なんだなって学ばせてもらいました。
■森愁斗「一緒に演技してみてすごくシンプルに上手だなって思います」
--みなさんは同じグループや同じEBiDANメンバーとして活動されてますが、映画に出演することで知ったお互いの意外な一面や発見はありますか?
森:確かにアーティストとして一緒になることは多くても演技で他のメンバーと絡むっていうのは少ないですね。一緒に演技してみてすごくシンプルに上手だなって思います。感情がストレートに伝わってくる素敵な演技だなって。
山下:それは僕も感じましたね。とくに、メンバーとは普段から接してきてだいたいわかってるんですけど、BUDDiiSは前作よりも絡みのシーンがたくさんあって、一緒に演じていて気持ちよかったです。
高尾颯斗:僕は楓弥とは普段一緒にいすぎて知らないことがないくらいなので、意外な一面の発見とかはなかったのですが、やっぱり素の自分たち兄弟とは違いました。ちゃんと愛之助と龍之介の兄弟としてお芝居したいねと話していて、いつもの自分たちとは違う空気感にできていたんじゃないかと思います。
高尾楓弥:愛之助が「返してください。大事な弟なんです」というセリフを言うシーンがあるんですけど、普段はやちん(颯斗)は人に対して感情的なことを言うタイプじゃないので、なんかワッて来ちゃって。現場で監督とは試行錯誤して苦戦してたみたいなんですけど、いい演技ができてOKが出たときは、心がギュッとなりました。
■高尾颯斗「弟と共演したときに作品のなかに溶け込んでいて、すごいなって」
--では、印象的なエピソードがあれば教えてください。
山下:印象的なエピソードっていうと、僕、西山潤くんがツボに入っちゃったことがあって。
高尾颯斗:あ!そうだそうだ(笑)。
山下:すごく大事なシーンで小南(光司)くんと潤くんと見合う長回しのシーンがあったんですけど、潤くんが怖い役どころで目力がすごくて。潤くんはもともと目が大きいからすごい迫力で、潤くんも笑わせに来たりして、もうツボにハマっちゃって。それが印象に残ってます。
森:僕は永玖くんたちと戦ってるシーンなんですけど、脱いでるシーンで自分たちで体を汚しに行きました。土足でリングの中に入ってて砂埃で汚れてるんですけど、まだ汚れが足りないなって思って。作品のリアリティがもっと上がるようにと思って考えました。
高尾颯斗:そんな工夫をしてたんだ、自分でつけてるんだ、あれ。
山下:綺麗過ぎてこれだと戦ってる感じが伝わらないかなと思って、寝転がってみたんだよね。
森:鼻の穴の中、黒くなっちゃいました。
高尾颯斗:えー!(笑)魂だね、いいね。
山下:楽しかった。
高尾颯斗:僕は弟と共演したときに作品のなかに溶け込んでいて、役作りが出来上がっているのがすごいなと思いました。龍之介は今回のキーパーソンになっていて、愛之助と離れている間に龍之介は闇落ちしてしまったのですが、その状態になって共演したときの空気感は驚きがありましたね。
高尾楓弥:撮影が砂埃ですごいところだったり、結構ハードだったんですけど、お昼のケータリングでうどんを食べて。
高尾颯斗:あー、食べたね。息抜きになったよねぇ。
高尾楓弥:キッチンカーが来てくれていてみんなで列になって待っている時間は、大変な撮影のなかでホッとできて楽しかったです。
◆取材・文=入江奈々
撮影=梁瀬玉実
スタイリスト=曽我一平(山下永玖・高尾颯斗)、井上亮(PUNCH)(高尾楓弥、森愁斗)
ヘアメイク=KABUKI RYOTA(山下永玖・高尾颯斗)、KUMA(PUNCH)(高尾楓弥、森愁斗)
衣装協力=ALUDE TOKYO(山下永玖・高尾颯斗)、HARE(森愁斗)、BAYFLOW(高尾楓弥、森愁斗)
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