奥平大兼と出口夏希が主演し、「君の膵臓をたべたい」の住野よる氏による著作を映画化する『か「」く「」し「」ご「」と「』が、5月30日に公開されることがわかった。佐野晶哉(「Aぇ! group」)、菊池日菜子、早瀬憩が共演し、中川駿監督(「カランコエの花」「少女は卒業しない」)がメガホンをとる。あわせて、特報(https://youtu.be/0OguXWzkM5o)とティザービジュアル6種がお披露目された。
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【フォトギャラリー】奥平大兼、出口夏希、「Aぇ! group」佐野晶哉、菊池日菜子、早瀬憩らのティザービジュアル
本作は、“少しだけ人の気持ちが見えてしまう”男女5人の、純度100%の尊い日々を描く青春ラブストーリー。「MOTHER マザー」でスクリーンデビューを果たし、日曜劇場「御上先生」が放送中の奥平が、引っ込み思案で自分に自信の持てない京を演じる。底抜けに明るい性格で、ヒロインよりもヒーローになりたいと願う三木直子(通称ミッキー)役には、「余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話」「赤羽骨子のボディガード」などで知られ、第46回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞した出口を配した。
ドラマ「離婚後夜」で初主演を果たした佐野は、体育会系で、いつも明るく笑顔な人気者・高崎博文(通称ヅカ)役を務める。「月の満ち欠け」で第46回日本アカデミー賞新人賞を受賞した菊池は、予測不能な言動を繰り出し、いつもマイペースな黒田文(通称パラ)役。「違国日記」「あのコはだぁれ?」で第16回TAMA映画賞最優秀新進女優賞を獲得した早瀬は、内気で控えめな性格で、ある日突然学校に来なくなる宮里望愛(通称エル)に扮した。
原作は2017年に発売され、累計発行部数64万部を突破。映画化に対し、住野氏は「この企画はコロナ禍も経て約六年をかけここまでたどり着きました。時間はかかってしまいましたが、時間をかけなければ出会えなかった監督さん、出演者の皆さん、スタッフさん達がおられます。今が最高の時になるよう、僕も出来るだけの尽力をさせてもらいました」と、並々ならぬ思いを語った。
特報では、内気な高校生・京が、ミッキーのことを思い続けているが、「気持ちが見えてしまう」ことで、言葉にできない思いを抱えるもどかしさを表現。大声で何かを訴えかけるエル、マイペースなパラの涙、そしてクラスの人気者・ヅカの笑顔も印象的に映し出され、5人の思いが絡み合う展開、そしてミッキーが抱える秘密に期待が高まる。
ティザービジュアルは、「もしも、好きな人の気持ちが見えてしまったら――」「このかくしごとを知ったとき、純度100%の涙が溢れ出す」などのコピーが並び、さまざまな記号が舞う印象的なデザイン。ティザーソロビジュアルは、それぞれ異なる記号と、思いの一部が切り取られたコピーが気になる内容となっている。
『か「」く「」し「」ご「」と「』は、5月30日に全国公開。中川監督、原作者・住野氏のコメント(全文)は、以下の通り。
■中川駿監督
はじめて原作を読んだとき、今の時代を生きていく上でとても大切なことに気づかせてくれる作品だなと感じました。その大切なメッセージを映画でも表現すべく、そして住野先生の世界を損ねてしまわぬよう、キャスト・スタッフと共に丁寧に作り上げました。若い世代の皆様に、この映画を楽しんで貰えたら嬉しいです。
■住野よる(原作)
はじめましての方ははじめまして、知ってくださっていたらありがとうございます。原作者の住野よるです。まだ完成した映画は見ていないのですが、実はめっちゃ期待しています。この企画はコロナ禍も経て約六年をかけここまでたどり着きました。時間はかかってしまいましたが、時間をかけなければ出会えなかった監督さん、出演者の皆さん、スタッフさん達がおられます。今が最高の時になるよう、僕も出来るだけの尽力をさせてもらいました。何卒よろしくお願いします。
【作品情報】
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か「」く「」し「」ご「」と「
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