ある日、5歳の息子が夕方から39度の発熱。その日は午前中は幼稚園、午後もお昼ごはんをたくさん食べて、元気に遊んでいました。突然の高熱に、私は動揺しつつも解熱剤を飲ませて看病していました。熱以外の症状はなかったので、すぐによくなるだろうと軽く考えていたのですが……。
40度の高熱
翌日になっても息子の熱は下がる気配はありません。解熱剤を使っても38度台、時間がたつと40度まで上昇。かかりつけ医で検査しましたが、インフルエンザも新型コロナウイルス感染症も結果は陰性でした。
謎の発熱に、私は心配で落ち着きませんでしたが、一番苦しいのは息子です。食欲も落ちていたので、好きなアイスやプリンだけでも食べさせて少しでも元気が出るように努めました。
発熱から3日経過しても、39度台と変わらず高熱の息子。私は、いよいよ白血病や川崎病といった重篤な病気を疑い始めました。朝一番にかかりつけ医を再診し、今度は血液検査を受けました。
結果が出るまでの約10分間は不安でたまりませんでしたが、炎症反応などすべて正常の範囲内。異常なしでひと安心しましたが、高熱の原因がわからず私の不安はつきませんでした。
発熱から4日後に驚きの症状が…!
発熱から4日目の朝、突如37度台に熱が下がり、夕方には平熱に戻った息子。「あぁ〜よかった〜」と私は声を大にして喜びました。「久しぶりにお風呂に入れるね!」 と息子の洋服を脱がせていたら、体に大量の発疹があったのです!
翌日、かかりつけ医を受診すると突発性発疹の診断でした。
息子は1歳のころに発症していたのですが、思い返せば同じ症状……。まさか2回も、しかも5歳でかかってしまうとは夢にも思わなかった私にとって、とても驚きの出来事でした。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:都うめこ/30代女性・主婦。5歳男児と3歳女児のアクティブ転勤族ママ。趣味は公園巡りで、現在公園レポートを20本以上と育児に関する記事を執筆中。元銀行員でFP資格保有。
イラスト:ぽん子
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
監修者・著者:助産師 松田玲子 医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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