関水渚“クロミ”が阿久津仁愛“千翠”に宣戦布告ゾクッとする演技対決も見応えあり<家政婦クロミは腐った家族を許さない>

クロミ(関水渚)と灰原家長男・千翠(阿久津仁愛)の“理想”がぶつかる/(C)「家政婦クロミは腐った家族を許さない」製作委員会

関水渚“クロミ”が阿久津仁愛“千翠”に宣戦布告ゾクッとする演技対決も見応えあり<家政婦クロミは腐った家族を許さない>

2月8日(土) 7:51

クロミ(関水渚)と灰原家長男・千翠(阿久津仁愛)の“理想”がぶつかる
【写真】千翠(阿久津仁愛)の同級生を演じた吉澤要人

関水渚が主演を務めるドラマ24「家政婦クロミは腐った家族を許さない」(毎週金曜夜0:12-0:42ほか、テレ東系/Lemino・TVerほかにて配信)の第5話が2月7日に放送された。クロミ(関水)が灰原家を理想の家族にするため、次に相対するのは長男・千翠(阿久津仁愛)。それぞれの“理想”がぶつかる展開となった。(以下、ネタバレを含みます)

■最恐家政婦によるファミリー・パニックホラー

同ドラマは、きづきあきら+サトウナンキの同名漫画が原作。「理想の家族」を追い求め、常識も倫理も超えた危険な手段も辞さない最恐家政婦・黒見白華(くろみきよか)=クロミが引き起こすファミリー・パニックホラー。

関水演じるクロミが従事する灰原家のキャストとして、美容機器メーカーを立ち上げた敏腕社長・翠を藤原紀香、その夫・蒼太を高橋光臣、長男・千翠を阿久津仁愛、長女・緋莉を大熊杏優が扮(ふん)する。

■表面上は好青年の千翠が同級生に悪意を向ける

表面上は好青年、しかし言葉の端々にトゲがある千翠。第5話は、彼の黒い部分があらわになった。

千翠の同級生・藍川護(吉澤要人/原因は自分にある。)の迷惑動画が大問題になる。仲間内で楽しむだけのはずが拡散されてしまったのだ。

藍川は千翠のことを「いいやつ」と信じていたが、実は、より問題になる動画を撮るように言葉巧みに仕向けたのも、動画を流出させたのも千翠だった。「世間がどう言おうと俺は味方だから」と言っていたはずの千翠が、翌日には一転して冷たい表情で無視。そして教室で他の仲間たちと「アイツがどうなろうと知ったこっちゃねぇよ」とあざ笑っているのを知った藍川はショックを受ける。

そして、仲の良さが自慢だった母親にも迷惑をかけてしまった藍川は、「俺さえいなければ…」と自ら命を絶ってしまった。

動画が拡散されたころ、千翠の仕業なのかを確認するために藍川に会いにいったクロミは、「一度つまずいたくらいで絶望する必要はありません。人生は何度でもやり直しができるものです」と助言していたが、残念ながら悲しい展開を迎えた。

■クロミが千翠に「同じ種類の人間」として宣戦布告

冒頭では、クロミと千翠の対立が描かれていた。

今の灰原家を「深い絆で結ばれた理想の家族」にすることを目標にするクロミ。一方、千翠の目標は「本当の血のつながった家族を取り戻す」こと。翠の再婚によって、千翠にとって蒼太は義理の父で、緋莉は父親違いの妹。そのため蒼太も緋莉も「俺たち家族に取りついた寄生虫」だというのだ。図らずもクロミがこれまで使ってきた灰原家を脅かす者に向けた“害虫”と同じように、虫に例えた千翠。

クロミは、藍川が亡くなって「最高のエンタメじゃん!」と高笑いしていた千翠の元にひっそりと現われて、「自分にはない、理想の親子関係に妬んで、そして…殺してやりたくなった」と指摘する。

図星だったが意にも介さない千翠は、「俺はどんな手を使ってでも、自分の力で本当の家族を手にしてやる」と告げた。クロミは「どうやら私と千翠様は同じ種類の人間のようですね」と言い、いつかぶつかる日が来るとして「どちらが砕け散るか思い知らせてあげましょう」とほほ笑んだ。

灰原家に近寄る“害虫”を亡き者にするのもいとわないクロミの怖さはこれまで存分に伝わってきていたが、そんなクロミが「同じ種類の人間」と称する千翠にも恐怖を覚える。

千翠を演じる阿久津仁愛は、本作の出演にあたり「今まで映像の作品で、千翠のようなキャラクターを演じたことがないので不安もありますが」とコメントしていた。だが、妹にチクチクと当たる様子や、藍川への冷たい表情、恐ろしいほどの高笑い、クロミに指摘されたことでの舌打ちと、嫌なところを見事に表現している。

関水と阿久津の黒い部分が浮かび上がる、“最恐”の演技対決からも目が離せない。

◆文=ザテレビジョンドラマ部



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