結果を出している同僚の年収は「1500万円」らしいです。年収1500万円の人は日本でどれくらいいるのでしょうか?

結果を出している同僚の年収は「1500万円」らしいです。年収1500万円の人は日本でどれくらいいるのでしょうか?

2月6日(木) 0:50

ほかの人の年収がどのくらいなのか気になることもあるでしょう。また、自分の給料が平均と比べてどのくらいなのかも知りたいものです。 本記事では、男性の給与階級別の所得者割合を紹介するとともに、年収1500万円以上を目指せる職業を紹介します。

男性の給与階級別所得者数の割合

国税庁が行った「民間給与実態統計調査」を参考に、男性の給与所得金額と構成割合を表1にまとめました。
 
表1

100万円以下 3.6%
100万円超~200万円以下 6.0%
200万円超~300万円以下 9.7%
300万円超~400万円以下 14.9%
400万円超~500万円以下 17.5%
500万円超~600万円以下 14.0%
600万円超~700万円以下 10.0%
700万円超~800万円以下 7.2%
800万円超~900万円以下 4.9%
900万円超~1000万円以下 3.6%
1000万円超~1500万円以下 6.3%
1500万円超~2000万円以下 1.4%
2000万円超~2500万円以下 0.4%
2500万円超 0.5%

出典:国税庁「民間給与実態統計調査結果」より筆者作成
 
最も構成割合が多いのは400万円超~500万円以下で17.5%です。1500万円以上の人は、全体の2.3%と、かなり少ない割合であるといえます。
 

年収1500万円以上を目指せる主な職業

ここでは、年収1000万円を超える職業を紹介します。年収1500万円以上を目指すためには、高収入が期待できる職業に就くことが一つの手段です。ただし、年収は常に変動する可能性があることを頭に入れておきましょう。
 

医師

ここでは、医師の平均年収を年齢別に表2にまとめました。
 
表2

20~24歳 613万3800円
25~29歳 758万2900円
30~34歳 1021万1000円
35~39歳 1249万2300円
40~44歳 1532万7600円
45~49歳 1670万6600円
50~54歳 1876万2500円
55~59歳 1800万8800円
60~64歳 1793万7100円

出典:厚生労働省「内科医・外科医 – 職業詳細 | job tag」より筆者作成
 
医師の平均年収をみてみると、40歳から1500万円を超えることが分かります。最も年収が高いのは、50~54歳で約1876万円です。経験やスキルを積んでいくことで、年収1500万円以上を目指しやすい職業といえるでしょう。
 

パイロット

ここでは、パイロットの平均年収を年齢別に表3にまとめました。
 
表3

20~24歳 308万7100円
25~29歳 706万2600円
30~34歳 1302万5800円
35~39歳 1643万8000円
40~44歳 1760万9500円
45~49歳 2134万2500円
50~54歳 2284万7000円
55~59歳 2617万6500円
60~64歳 1259万6400円

出典:厚生労働省「パイロット – 職業詳細 | job tag」より筆者作成
 
パイロットの平均年収は、35~39歳で1500万円を超えていることが分かります。最も高い平均年収は、55~59歳の約2617万円です。パイロットは、年収1500万円を超える年齢の範囲が医師よりも広いようです。また、経験を重ねていけば年収2000万円以上を目指せることも分かります。
 

大学教授

ここでは、大学教員の平均年収を年齢別に表4にまとめました。
 
表4

20~24歳 426万3600円
25~29歳 551万1000円
30~34歳 637万8100円
35~39歳 745万1400円
40~44歳 944万400円
45~49歳 1021万円
50~54歳 1082万1900円
55~59歳 1111万8400円
60~64歳 1114万1800円

出典:厚生労働省「大学・短期大学教員 – 職業詳細 | job tag」より筆者作成
 
大学教員の平均年収をみていくと、最も高いのが60~64歳の約1114万円です。平均年収は1500万円を超えていませんが、大学教員は教授、准教授、講師、助教などの職位に分かれており、高い学位を目指せば年収1500万円を超える可能性もゼロではありません。
 

男性で年収1500万円以上は全体の2.3%ほど

男性で年収1500万円以上稼いでいる人は、全体の2.3%ほどであることが分かりました。年収1500万円以上を目指すためには、高収入が期待できる職業に就くことが重要です。医師やパイロット、大学教授などは平均的な年収が高く、1500万円以上を目指しやすい職業といえるでしょう。
 

出典

国税庁標本調査結果
厚生労働省内科医 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))
厚生労働省外科医 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))
厚生労働省大学・短期大学教員 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))
厚生労働省パイロット – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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