2月5日(水) 19:00
多くの場合、特急券のキャンセルをする際は、使用前かつ有効期間内であれば払い戻し手数料を支払うことでキャンセル・払い戻しが可能だといわれています。ただし、切符の種類や購入方法、購入場所などによっても手続きの方法や場所が異なる可能性があるため注意が必要です。
前述の通り、多くの場合で特急券の払い戻しは可能ですが、その際に確認しておくべきことがあります。新幹線の特急券をキャンセル・払い戻しする際の注意点をご紹介します。
特急券をキャンセルする際には、購入した場所によって払い戻しの方法が異なるようです。
まず、駅で購入した場合には「みどりの窓口」や一部の指定席券売機にて払い戻しの手続きが可能とされています。支払いにクレジットカードを使用した場合には、同じクレジットカードを持参が求められる場合もあるため、忘れないようにしましょう。
旅行会社で購入した場合には、基本的に購入した店舗で払い戻し手続きを行うようです。しかし、仕事などで店舗に行けず払い戻しの手続きができないこともあるでしょう。その場合には、出発時刻までに駅で取消証明をもらえば、後日払い戻しを申請できるとされているようです。
鉄道会社のインターネット予約サイトで購入した場合には、オンラインでキャンセル・払い戻しができるようです。なお、オンライン上で予約した特急券を駅で発券済みの場合には、オンラインで払い戻しができないようなので注意が必要です。その際には、みどりの窓口で手続きしましょう。
払い戻し手数料は、切符の種類やキャンセルするタイミングによって異なります。例えば、東日本旅客鉄道株式会社によると、乗車予定の2日前までに特急券の指定席をキャンセルした場合の払い戻し手数料は340円です。
なお、今回のケースは特急券だけですが、乗車券まで同様にキャンセルする場合には、さらに別途手数料が必要になります。キャンセルのタイミングによって払い戻し手数料は変わるため、予定の変更が確定した場合にはなるべく早めに手続きしましょう。
乗車予定の新幹線が運休した場合、全額払い戻しになるとされています。運休になった日の翌日から1年以内に駅の窓口にて手続きすれば払い戻しされるようです。
旅行会社が発行した切符などは手続きの方法が異なる可能性もあるため、購入先のホームページや窓口で事前に確認しておくと安心できる可能性があります。
多くの場合、特急券は、使用前かつ有効期間内であればキャンセル・払い戻しが可能ですが、購入場所や切符の種類などによって手続きの方法が異なるため注意しましょう。
また、払い戻し手数料はキャンセルするタイミングによって金額が変わるため、予定の変更が決まり次第、早めに手続きすることをおすすめします。
東日本旅客鉄道株式会社きっぷの払い戻し
東日本旅客鉄道株式会社乗る予定の列車が運休になった場合、払いもどしや変更はできるのですか。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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