【写真】スタイリッシュなコート姿で我が子と公園で遊ぶディーン・フジオカ“中谷”
多部未華子が主演を務める4月期火曜ドラマ「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」(4月スタート、毎週火曜夜10:00~10:57、TBS系)の新キャストが発表され、仕事と育児の両立に悩む働くママ役で江口のりこ、育休中のエリート官僚パパ役でディーン・フジオカの出演が明らかになった。
■家事という“終わりなき仕事”がテーマの新たなお仕事ドラマ
本作は、2019年にドラマ化もされた「わたし、定時で帰ります。」(新潮文庫)で知られる朱野帰子の新たなお仕事小説をドラマ化。専業主婦になることを選んだ女性・村上詩穂(多部)が、ひょんなことから働くママや育休中のエリート官僚パパなど“対岸にいる人たち”と出会い、交流していく姿を描く。
詩穂は働くママが主流となった昼間の街でなかなか自分と同じような主婦仲間を見つけられず、「…あれ、今日もまた誰ともしゃべってない!?」とちょっぴり焦りを感じる日々を送っていた。そんな中、詩穂は立場は違えど同じように“家事”にまつわるさまざまな問題を抱える人たちと出会い、関わっていくことに。
今やどんな立場であっても生きていく以上は誰かがやらなければいけない“家事”という仕事。「実はみんな同じように毎日の家事に泣いたり悩んだりしているんだ」とホッとしてクスッと笑える、“家事”という終わりなき仕事をテーマにした新たなお仕事ドラマとなっている。
■江口のりこが仕事と育児の両立で限界寸前な“働くママ”に
江口が演じるのは、仕事と育児を両立しながら働くママ・長野礼子(ながの・れいこ)。礼子は営業部でバリバリ働いていたが、育休明けのタイミングで総務部へと異動した。
夫も忙しく夜遅くまで働いているため、育児はほぼワンオペ状態。「自分で選んだ道、仕事も家事も諦めたくない」という思いからなんとか踏ん張っているが、どちらも中途半端になっているのではないかと悩み、今の生活に限界を感じていた。
ある日礼子は、育休中に訪れた子育て支援センターで詩穂と出会う。ママ友たちとの会話の中で「今どき専業主婦って絶滅危惧種だよね」とつい漏らしたのを詩穂に聞かれてしまう。そんな礼子だが、実は詩穂が暮らすマンションの隣の部屋に引っ越してきたばかりで、隣人として再会することに…。
江口がTBS連続ドラマにレギュラー出演するのは、「ドラゴン桜」(2021年)以来約4年ぶり。仕事と育児の両立に悩みながら日々懸命に生きる現代女性の姿を江口どう体現するのか。また、気まずい再会を果たした詩穂との関係がどうなっていくのかも楽しみだ。
■ディーン・フジオカが育休中の“エリート官僚パパ”に
一方、フジオカは厚生労働省に勤務するエリート官僚で、2年間の育休を取得した中谷達也(なかたに・たつや)役を演じる。フジオカのTBS連続ドラマへのレギュラー出演は、「危険なビーナス」(2020年)以来約5年ぶりとなる。
本作で演じる中谷は、完璧主義でプライドが高く、人付き合いが苦手な性格。「仕事と同じように育児も完璧にできるはず!」と徹底した育児計画を立てるが、思い通りには進まない育児と家事に困惑する日々を送っていた。
そんな中、近所の公園で詩穂と出会い“パパ友”になろうとするが、霞が関で働いている時には出会うことのなかった詩穂の「専業主婦」という生き方に対し、価値観の違いからぶつかっていく。エリート官僚というまじめな姿に加え、育児と家事に奮闘するパパという姿は、フジオカの新境地となりそうだ。
■江口のりこ(長野礼子役)コメント
原作を読んで、しみじみと面白さを感じました。私が普段道ですれ違う、自転車に子どもを乗せて走るお母さん。そのお母さんたちのことを、今回のドラマ撮影を通してもっと知りたい、知らなきゃ、と思いました。日々お疲れの方々に寝転んで視聴していだだけると嬉しいです。よろしくお願いします。
■ディーン・フジオカ(中谷達也役)コメント
現代社会には様々な形の家族がいて、どう働き、どう子どもを育てていくのか。家族の数だけ選択肢があると思います。私が演じる中谷は、厚生労働省の官僚であり、育休中のお父さん。完璧主義で何事も緻密な計画を立てますが、子育てにおいては全然予定通りいかず・・・。
砂場でお城作りに全力投球したり、ママ友の輪の中で浮いてしまったり、日々ドタバタ!育児に奮闘する全ての方に共感してもらえるストーリーだと思います。果たして中谷は、真のパパ友になれるのか?放送をお楽しみに!
【関連記事】
・
多部未華子が2歳の娘の育児と家事に奮闘する専業主婦に「全ての子どもを持つ母や父、家族に共感していただけるドラマ」
・
松たか子、多部未華子・松坂桃李・星野源らとの共演を振り返る「“ただいることのできる”俳優さんたち」<スロウトレイン>
・
松たか子、当て書き脚本に本音吐露「祈るような気持ち」多部未華子と松坂桃李は歴代最も“しっくり”な間柄に<スロウトレイン>
・
映画「ラストマイル」チームが作品の裏側を語るプレミアムトークが公開
・
ある日、1通の誤爆LINEからはじまった…専業主婦vs独身女性の戦いに「すごくリアル」「皆読んで欲しい」の声【作者インタビュー】