【写真】応援コメントを寄せている上杉柊平
毎週木曜夜11:00からABEMA SPECIALチャンネルにて放送中の、オリジナルドラマ「警視庁麻薬取締課 MOGURA」(毎週木曜夜11:00~11:38ABEMA SPECIALチャンネル)の現在、放送された第4話までに対する反響が続々と集まっている。
「警視庁麻薬取締課 MOGURA」は、鈴木おさむが放送作家、脚本家の引退前に企画・プロデュースした作品となり、ラッパーの漢 a.k.a.GAMIから3年前に聞いた衝撃の実話をもとに、ラップスキルのある警察官が、覚醒剤や麻薬などの違法薬物を摘発するためにラッパー集団に潜入捜査を行ったという実話を描く、ABEMAオリジナルのHIPHOPエンタメドラマとなっている。
1月30日に放送された第4話では、市内に違法薬物を流通させ、ラッパーたちの抗争をあおっていた黒幕の存在がついに明らかになる。残すところ2話となり、物語は国家権力に立ち向かうラッパーたちという構図の最終局面へと向かっていく。
最終章に突入した本作に向けて、ヒップホップにも、ドラマにも精通する俳優、芸人ら著名人から、応援コメントが到着している。以下のように、心の叫びを音と言葉で体現するラッパーたちの姿に感嘆のコメントが届いているのに加え、本作に出演するラッパーたちの個性やアイデンティティを活かした演技にも注目が集まっている。
■上杉柊平<俳優>コメント
ふだんから孤独と向きあい続けているアーティスト達の姿は、ほかには無い異質な魅力を放っていて目が離せない。
■笠松将<俳優>コメント
メチャクチャな企画かと思いきや、「物語」がしっかりしていて憎い。主演の般若には、主人公として目を惹く迫力、不器用で本気だからこその説得力がある。全員が心の底から演じているのが伝わり、目が離せない青春ドラマ。納得のいかないモヤモヤした夜に見たい作品だと思う。
■石田明<NON STYLE>コメント
新しさ満載のドラマでした。最近ではタバコを吸うシーンすら減っているなかで、タバコどころではないものをブカブカとやっているではないですか。さらに、モノローグをラップでするのも斬新でした。「この人、いったい何者なん!?」から心つかまれました。ラップバトルもかっこよかった。そして、なによりも展開の速さ。そして衝撃の連続。最後の爽快感には、さすがの僕もキマッてしまいましたね。
■渡辺志保<音楽ライター>コメント
ラッパーたちにインタビューをし、それを記事や動画にしてリスナーに届けるということを生業にしている。15年近く、そして100名を優に超すラッパーたちの話を聞き続けて感じることは、それぞれの背景にはドラマがあること。彼/彼女たちはもがきながらも、自分の信念を持ってラップという手段を選んでいること。そして、その多くがヒップホップに救いや希望を求めていることだ。一般的な刑事ドラマとは大きく異なる本作では、ステージの上やスマホの画面からは伝わらない、ラッパーたちがもがき輝く姿までをも映している。少しぎこちなさが残るラッパーたちの演技までもが「MOGURA」らしさを形成しており、その姿には彼らの実生活と創作の境目もあいまいになるほど、惹きつけられる。
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